新刊『自由の哲学者カント カント哲学入門「連続講義」』(中山 元/著)、12月13日発売です - 光文社古典新訳文庫


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新刊『自由の哲学者カント カント哲学入門「連続講義」』(中山 元/著)、12月13日発売です

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自由の哲学者カント
カント哲学入門「連続講義」

  • 中山 元/著
  • 定価(本体2,000円+税)
  • ISBN:97758-0
  • 発売日:2013.12.13

2011年1月~8月にかけて、東京ドイツ文化センターで行われた中山元さんの連続講義が本になりました!

中山元さん連続講演「自由の哲学者、カント」

「この講義では、カントのテクストをいろいろと読みながら、カントが啓蒙の時代にあって、いかに自由の概念を重視し、自由に思考することを大切に考えていたかを探ってみたいと思います。カントというと、道徳的な命令に服従すべきであるという義務論でよく知られていて、自由の概念がカントにとってきわめて重要な役割をはたしていたことは、あまり語られていないかもしれません。」(序より)

人間はどこまで、どのようにして自由でありうるのか。今を生きる私たちにとってもっとも重要である「自由」とはどういうことか。カントの哲学を通して考察していくのが、本書の大きな狙いです。講義録という形式をとっているので、平易な言葉で語られています。カントの各著作をこれから読んでみようと考えている方にも、ぜひ手に取っていただきたい1冊です。

《目次》
  • 第一章/自由の三つの概念
  • 第一節 公的な自由
  • 第二節 私的な自由
  • 第三節 道徳的な自由
  • 第二章/批判と自由
  • 序   三つの批判
  • 第一節 第一の批判
  • 第二節 第二の批判
  • 第三節 第三の批判──啓蒙
  • 第三章/感性における自由
  • 第一節 感性における自発性
  • 第二節 自己統合の意識の自発性
  • 第四章/知性における自由
  • 第一節 カテゴリーの自発性と知性の自発性
  • 第二節 超越論的な自己統合の意識の自発性
  • 第五章/理性の自由
  • 第一節 誤謬推論
  • 第二節 アンチノミー
  • 第六章/幸福と自由
  • 第一節 幸福と最高善
  • 第二節 『道徳形而上学の基礎づけ』における自律
  • 第三節 自律と他律
  • 第七章/人間の道徳と自由
  • 第一節 道徳哲学におけるコペルニクス的転回
  • 第二節 理性の事実
  • 第三節 ヌーメノンとフェノメノン
  • 第四節 最高善
  • 第八章/人間の判断力と自由
  • 第一節 『判断力批判』の構成
  • 第二節 美学的な判断力
  • 第三節 崇高なもの
  • 第四節 自然の内的な合目的性
  • 第五節 自然の外的な合目的性
  • 第九章/カントの宗教哲学──悪と自由──
  • 第一節 オプティミズム
  • 第二節 悪の歴史哲学
  • 第三節 悪の道徳哲学
  • 第四節 心構えの革命
  • 第五節 人倫の公共体
  • 第10章/カントの政治哲学
  • 第一節 悪魔の国の政治学
  • 第二節 市民的体制の樹立
  • 第三節 世界市民の体制
  • 終わりに
  • あとがき
[プロフィール]
中山 元(なかやま げん)
思想家・翻訳家。1949年生まれ。主著に『フーコー 生権力と統治性』『フーコー 思想の考古学』『思考の用語辞典』『正義論の名著』ほか。訳書にカント『純粋理性批判』『実践理性批判』『道徳形而上学の基礎づけ』『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編』、ルソー『人間不平等起源論』『社会契約論/ジュネーヴ草稿』、ニーチェ『善悪の彼岸』『道徳の系譜学』、フロイト『人はなぜ戦争をするのか』、マルクス『資本論第1巻』ほか多数。
《関連刊行本》
『永遠平和のために/啓蒙とは何か』(カント/中山 元 訳)
『実践理性批判2』(カント/中山 元 訳)
『実践理性批判1』(カント/中山 元 訳)
『道徳形而上学の基礎づけ』(カント/中山 元 訳)
『純粋理性批判7』(カント/中山 元 訳)
『純粋理性批判6』(カント/中山 元 訳)
『純粋理性批判5』(カント/中山 元 訳)
『純粋理性批判4』(カント/中山 元 訳)
『純粋理性批判3』(カント/中山 元 訳)
『純粋理性批判2』(カント/中山 元 訳)
『純粋理性批判1』(カント/中山 元 訳)

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2013年12月13日 光文社古典新訳文庫編集部 |


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