原題はブルトン『狂気の愛』から 映画『めぐりあう日』(ウニー・ルコント監督)、7月30日から岩波ホール他で全国順次公開 - 光文社古典新訳文庫


ホーム > 編集部便りアーカイブ > 原題はブルトン『狂気の愛』から 映画『めぐりあう日』(ウニー・ルコント監督)、7月30日から岩波ホール他で全国順次公開

原題はブルトン『狂気の愛』から 映画『めぐりあう日』(ウニー・ルコント監督)、7月30日から岩波ホール他で全国順次公開

img_meguriauhi01.jpg 「あなたが狂おしいほどに愛されることを、わたしは願っている」

アンドレ・ブルトンの『狂気の愛』の最終章、16歳に成長している未来の娘に宛てて書いた手紙の最後の一行が本作の原題です。

ウニー・ルコント監督は、「この映画を作ることに力を与えてくれた、支える力になってくれた大事な言葉です」とインタビューで答えています。

「長いあいだわたしは、子供を生むのは最悪の狂気だと考えていた。いずれにせよ、わたしを生んだ人々を恨みに思っていた」というブルトンが、誕生して8ヶ月の娘への尽きることのない愛を手紙に書き綴ります。

9歳のときに養子として韓国からフランスへ渡った自身の体験をもとにした『冬の小鳥』でデビューしたウニー・ルコント監督。第二作にあたる『めぐりあう日』も、自身の体験をもとに作られ、30年の歳月を経て偶然の出来事をきっかけに再会した母と娘が繊細に描かれています。そして、ラストシーンにはこの最後の一行が...

映画のパンフレットには、訳者の海老坂武さん、野崎歓さんのテキストも掲載されています。ぜひ、劇場へ足をお運びください。

映画『めぐりあう日』7月30日(土)より、岩波ホールほか全国順次ロードショー

《story》パリで夫と8歳になる息子と一緒に住むエリザは 身体の機能回復をサポートする理学療法士をしている。産みの親を知らずに育ったエリザは養父母の了解のもと、実母の調査を専門機関に依頼しているが、匿名で出産した女性を守る法律に阻まれ、実母にたどりつくことができない。

6か月後、ついにエリザは自ら調査をするために自分の出生地である港街ダンケルクに、息子ノエと共に引っ越して来る。

映画『めぐりあう日』公式ウェブサイト
狂気の愛

狂気の愛

  • ブルトン/海老坂 武 訳
  • 定価(本体740円+税)
  • ISBN:75151-7
  • 発売日:2008.3.12

  • Clip to Evernote
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年7月15日 光文社古典新訳文庫編集部 |


【創刊11周年! 秋の古典新訳文庫フェア】ボイメン直筆サイン入り色紙プレゼント! 光文社古典新訳文庫創刊10周年記念特設サイト ナルニア国 光文社古典新訳文庫読書エッセイコンクール2016 光文社ウェブサイト 光文社電子書籍

電子書店により、スケジュール・フェア価格等が異なる場合があります。詳細は各電子書店にお問い合せください。

メールマガジン登録 光文社古典新訳文庫著者別刊行本リスト