004書店: 2009年10月アーカイブ
光文社古典新訳文庫の翻訳者の方々にとっておきのお話を語っていただく「カフェ光文社古典新訳文庫」。第6回は東京外国語大学長の亀山郁夫さんを迎え、全3巻の画期的な新訳を完結した『罪と罰』について語っていただきます。
「偶然」によって殺人へと導かれる主人公ラスコーリニコフ。神が仕組んだ「運命」と対峙しようとする彼の「意志」。神に見捨てられた孤独な人間はいかに救われるのか。ドストエフスキーがこだわり続けたこの作品の隠れた主題を探り、『罪と罰』が問うもの、その現代性を考えます。
トークイベント終了後、亀山さんのサイン会を行います。
日 時:10月30日(金) 19時~21時
会 場:ブックファースト新宿店 1F ブルースクエアカフェ内イベントスペース
問い合わせ:ブックファースト新宿店 TEL:03-5339-7611(代表)
東京都新宿区西新宿1-7-3
モード学園コクーンタワー 地下1階・地下2階
(営業時間10:00~22:00)
■参加ご希望のお客様は、ブックファースト新宿店・地下1階Dゾーンレジカウンターにて整理券(無料)をお受け取り下さい。先着40名様にお配りしています。
■講演会終了後、サイン会を行います。亀山郁夫さんの著作、または翻訳本であればどの書籍でもご参加頂けます。
![]() | 罪と罰 3<全3巻 最終巻> ドストエフスキー/亀山郁夫 訳 定価 920円(税込み) |
光文社古典新訳文庫『ちいさな王子』『赤と黒』の翻訳者・野崎 歓さんのトークイベント「フランス文学夜話」が青山ブックセンター六本木店で開催されます。
野崎 歓さんによる「フランス文学夜話」は、青山ブックセンター六本木店でシリーズ開催されていて、今回待望のVOL・3は、春秋社より発売される『こどもたちは知っている 永遠の少年少女のための文学案内』刊行を記念して行われます。
文学者、そして幼児のパパである野崎 歓さん。この境遇にして、こどもが登場する名作文学を素通りすることなど、できはしない!
『レ・ミゼラブル』、『カラマーゾフの兄弟』、『銀の匙』。
物語の少年少女が教えてくれる、文学にとって、おとなにとって、一番大切なものは。無垢な魂を取り戻すための古典読本です。
『カラマーゾフの兄弟』『秘密の花園』『鹿と少年』など、光文社古典新訳文庫収録作品も登場します!
『こどもたちは知っている 永遠の少年少女のための文学案内』(春秋社)刊行記念 野崎 歓さん「フランス文学夜話」 VOL・3
日 時:2009年10月29日(木) 19:00〜
会 場:青山ブックセンター六本木店
《予約&お問合せ》青山ブックセンター六本木店 TEL:03-3479-0479
受付時間: 月曜〜土曜・祝日10:00 〜 翌朝5:00 /日曜 10:00 〜 22:00
受付開始日:2009年10月14日(水)10:00〜
※参加は無料ですが、ご予約を六本木店の店頭もしくはお電話で承ります。
※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。ご注意下さい。
※店内でのイベントのため、ほとんどの方は40〜50分のトークをお立ち見となります。ご了承ください。
■トーク終了後にサイン会があります。
※サイン会の整理券は10月14日(水)10:00から六本木店にて、『こどもたちは知っている 永遠の少年少女のための文学案内』(春秋社 1785円税込)をお買い上げの方に配布します。
《野崎 歓さんプロフィール》
1959年生まれ。東京大学文学部准教授。フランス文学研究のほか、映画評論、文芸評論、エッセイなど幅広く手がけている。著書に『フランス小説の扉』『われわれはみな外国人である―翻訳文学という日本文学』ほか。訳書に『逃げる』(トゥーサン)、『ある秘密』(グランベール)、『幻滅』(バルザック、共訳)、『ちいさな王子』(サン=テグジュペリ)、『赤と黒』(スタンダール)など多数。

ちいさな王子
サン=テグジュペリ 作/野崎 歓 訳
定価580円(税込み)

赤と黒(上)
スタンダール 作/野崎 歓 訳
定価800円(税込み)

赤と黒(下)
スタンダール 作/野崎 歓 訳
定価1020円(税込み)
9月に刊行された『闇の奥』(コンラッド)の翻訳者・黒原敏行さんのミニトークが、9月30日(水)19:00から青山ブックセンター六本木店で行われ、『闇の奥』と同時期に刊行されたマッカーシーの『越境』(ハヤカワepi文庫)の2作を中心に、"翻訳家 黒原敏行"の日常も垣間みられるトークとなりました。
司会進行役の間室道子さん(青山ブックセンター六本木店)から、本よみうり堂の書評欄に寄せた「この訳を経た黒原敏行は、クルツ探しの一行のように、決定的なものをその翻訳人生に被っただろうという、うれしいような恐ろしいような予感がする。」という書評文の紹介とともに、読みやすく、すばらしい訳との激賞が。
黒原さんは、読みやすくできたかどうか、と恐縮気味にその言葉を受けながらも、「原文が難解だからと言って、翻訳が難解であることはないし、読みながら、いいところで読者がひっかかる訳にはしたくなかった。コンラッドは研究している方も多いので、意訳しすぎと言われるかもしれないが、翻訳はいろんな訳があっていいと思う。原文とぴったり同じということはありえない。日本語として読みやすいことが大切だと思う。」と。
ご自身の読書体験としては、「高校時代にドストエフスキーにはまりました。その経験は、現在訳している作品の傾向に繋がっているかもしれません。」
また、極限的な状況で展開する作品を訳されることの多い黒原さんですが、「夏は冷房を使わず、冬も暖房は入れないでひざかけのみ」というご自分の肉体も追い込んでの翻訳!
訳しあぐねている時は、「映画『セブン』のように、刑事がボードに貼った事件現場写真や証拠を見ながらあれこれ考えるシーンがありますが、あれみたいなこともします(笑)。」
現在は、マッカーシーの代表作『ブラッド・メリディアン』の翻訳を進行中とのこと。こちらの刊行も期待して待ちたいところです。
■ほぼ日刊イトイ新聞の「翻訳人。つなげる仕事はおもしろい!」(2003年1月)に黒原さんのインタビューが掲載されています。

闇の奥
コンラッド 作/黒原敏行 訳
定価620円(税込み)
■ハヤカワepi文庫『越境』(マッカーシー)>>







