毎日新聞・今週の本棚(2011年8月14日)に、『人口論』の翻訳者・斉藤悦則さんのインタビュー記事が掲載されています。
毎日jpでもお読みいただけます。ぜひご一読を!
(前略)
いわば「貧困の存在は必然」と説いたようなマルサスのイメージは悪い。仏社会主義思想を研究し、やはり「マルサス=悪者」との先入観を抱いてきた。『人口論』を初めて手に取ったのは学生時代。「有名な一節を確認することだけが目的でした。『確かに書いてある』と安心して、残りはほとんど飛ばしてしまった」
(中略)
「そのつどの頑張りで世の中をよくしよう、という立場なんです。生きるのが楽しい世界とは何かと考えると、ある程度負荷がかからなければダメという主張もうなずける」。意外にも、貧乏人を切り捨てる冷酷な学者ではなく、明るく「元気に行こうぜ」と励ます若者の姿が見えてきたという。
現代の人口問題にもつながる色あせることのない古典。「アダム・スミスの『国富論』は読んでいなくてもみな褒めるのに、マルサスは読まずに貶(けな)される。固まったイメージはこわいですね」と笑った。
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毎日jp 今週の本棚 「マルサス 人口論/訳者 斉藤悦則さん」>>

人口論
マルサス/斉藤悦則 訳
定価(本体895円+税)




