2010年12月アーカイブ

「世界遺産」を独自の視点で切り取り紹介するシリーズ「わたしの世界遺産」が、NHK BSハイビジョンで、元旦1月1日から6日連続で放送されます。

1月4日(火)は、書評家の豊崎由美さんが「小説に登場する世界遺産」をテーマに、サンクトペテルブルグを紹介されます。番組内では、亀山郁夫訳の『罪と罰』が登場します。お楽しみに!

《「わたしの世界遺産」放送予定》
● 1月1日(土)23:30〜24:30 「建築・藤森照信(建築史家)」
● 1月2日(日)23:30〜24:30 「動物・小宮輝之(上野動物園園長)」
● 1月3日(月)23:30〜24:30 「旅・ツアコン対決(とまこvs喜多川リュウ)」
● 1月4日(火)24:00〜25:00 「文学・豊崎由美(書評家)」
● 1月5日(水)24:00〜25:00 「光・佐藤時啓(美術家・写真家)」
● 1月6日(木)24:00〜25:00 「怪物と妖精・荒俣宏(博物学者)」

■ NHK BSオンライン BShi>>



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罪と罰 3<全3巻>
ドストエフスキー/亀山郁夫 訳
定価(本体876円+税)

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ミュージカル『アンナ・カレーニナ』が12月25日からシアタークリエで上演されます。
一路真輝さんのアンナ役で2006年に初演された舞台の再演で、今回のアンナ役は一路真輝さん、瀬奈じゅんさんのWキャスト。修辞・訳詞は小池修一郎さん、演出は鈴木裕美さんです。

東京公演は、2010年12月25日(土)~2011年2月6日(日)まで日比谷のシアタークリエで。その後、新潟、兵庫、名古屋、大阪公演と続きます。

詳細は、ミュージカル『アンナ・カレーニナ』オフィシャルサイトをご覧ください!

● 4年半ぶりに本格的な舞台復帰を果たす一路真輝さんインタビュー(毎日新聞12月22日東京夕刊)>>


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アンナ・カレーニナ 1<全4巻>
トルストイ/望月哲男 訳 
定価(本体971円+税)

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光文社古典新訳文庫の新しい企画--「ドイツの古典図書を古典新訳文庫で読む」を1月28日(金)から開催します。
これは光文社と東京ドイツ文化センターが共同で開催するシリーズ企画で、ドイツの文化を理解する上で重要な作品を翻訳者の解説を受けながら徹底的に読んでいく、というもの。翻訳者との質疑応答の時間も設けられていますので、ドイツ文化を深く理解する絶好の機会になると思います。

第1回シリーズは、中山元さん(『純粋理性批判』などの翻訳者)を講師にお迎えし、ドイツの最も重要な哲学者の一人イマヌエル・カントを取り上げます。
『純粋理性批判』の新訳を軸としながら、それをさらに展開し、「自由」の概念に着目してカント哲学全体の核の部分を探る「自由の哲学者、カント」というテーマで、6回に分けてお話いただきます。

中山元さんによる新訳『純粋理性批判』の第4巻は、光文社古典新訳文庫2011年最初の刊行になります。2011年はカントで始めてみませんか。

「ドイツの古典図書を古典新訳文庫で読む 『自由の哲学者、カント』

日時:第1回 2011年1月28日(金)18時〜
第2回以降 毎月最終金曜日の夜に開催 全6回

会場:東京ドイツ文化センター図書館(東京都港区赤坂7-5-56)
アクセス:東京メトロ青山一丁目駅 A4出口から赤坂郵便局方面へ徒歩5分

東京ドイツ文化センターWebサイト イベント詳細ページ>>

お申込み/お問い合わせ:
参加ご希望の方は、事前の参加登録を下記宛にお願いします。
●東京ドイツ文化センター図書館 担当:吉次基宣
●E-mail: yoshitsugu@tokyo.goethe.org TEL: 03-3584-3201

※参加は無料です。
※この講座は日本語で行われます。

協力:財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)

《※東日本大震災の影響を受け、日程を変更しております》
《プログラム》

■第一章 イントロダクション(導入)

日時:2011年1月28日(金)

哲学とは自分で考えることである。そのためにはドグマではなく、批判が必要であること。それが啓蒙という姿勢につながること。この批判のためにカントが採用したのが超越論的なまなざしであること。 基本図書:『純粋理性批判』

■第二章 『純粋理性批判』における自由の概念

日時:2011年2月25日(金)

超越論的なまなざしと自由。超越論的な統覚における自我と自由。第三アンチノミーにおける自由の概念。超越論的な自由。
基本図書:『純粋理性批判』と『実践理性批判』

■第三章 『実践理性批判』における自由の概念

日時:2011年3月25日(金) ※延期いたしました

カントの道徳理論の根幹にある自由と自立の概念。『純粋理性批判』との関連性。正義と自由。
基本図書:『純粋理性批判』と『実践理性批判』

■第四章 『判断力批判』における自由の概念

日時:2011年4月29日(金) 4月28日(木) ※延期いたしました

趣味の概念と自由。自由であることの共同性。自然のうちでの自由。公民的な社会の建設、社会契約における自由。
基本図書:『判断力批判』

■第五章 『啓蒙とは何か/永遠平和のために』における自由の概念

日時:<日時変更して開催いたします>2011年5月26日(木)

社会契約に基づいた国家と政治体制論。共和制とルソー。社会における自由の概念。他者との共同性における自由。歴史と自然の狡智について。
基本図書:『啓蒙とは何か/永遠平和のために』

■第六章『理性の限界内における宗教』と自由

日時:2011年6月24日(金)

宗教の否定的な意味と肯定的な意味。 西洋社会における宗教と自由。
基本図書:『理性の限界内における宗教』


cover112.jpg 純粋理性批判 3 カント/中山 元 訳 定価(本体1,048円+税)

音楽ジャーナリストの林田直樹さんのブログ「OTTAVA amoroso for weekend」で、早速12月の新刊『プロタゴラス――あるソフィストとの対話』(プラトン/中澤務 訳)を取り上げていただきました! ありがとうございます。

「OTTAVA amoroso for weekend」 林田直樹さんのブログより
2010年12月11日

帯に「36歳のソクラテスが論敵プロタゴラスに挑む!」とあるように、本書の新訳では、ソクラテスは哲人というよりは、いかにも30代の若者らしく描かれており、古代ギリシャという過去を感じさせない、大変親しみやすい身近なものになっています。

プロタゴラスは、当時のギリシャでは名の通ったソフィスト、要するにインテリで、"私の言うことを聞けば賢くなるぞヨ"といかにも立派な風体です。それに若いソクラテスが論戦を挑むわけですが、これがなかなか詭弁というか、短いスピーディな理詰めの問答で、相手を困らせていくというものです。

その白熱する論戦が面白い。ちょっと水掛け論みたいにも見えるのですが、ボクサーどうしが本気で殴りあうかのような真剣勝負。それでいて、相手に対する敬意を忘れていない。ヨーロッパ文化における議論の原点を見るような印象があります。

本書でテーマになっているのは、人間の「徳」とは何か、それを本当に人は人に教えることが果たしてできるのか、という問題です。結論は出ません。が、その議論のプロセスはスリリングで、啓示に満ちています。この議論のプロセスから、私たちは、自分の思考を育てることができるような気がします。そんな豊かな土壌が本書にはあると思いました。


プラトン作品の最大の特徴は、「対話篇」と呼ばれる独特のスタイルにあります。ソクラテスを中心とする登場人物たちが、さまざまなテーマについて対話をし、その様子の描写をとおして筋が展開していきます。そして、正解を求めて試行錯誤する思考の過程が描かれます。
林田さんのブログにも書かれているように、「議論のプロセスから、私たちは、自分の思考を育てることができる」のではないでしょうか。

本書の巻頭部分、「訳者まえがき/プロローグ/第1章 ヒポクラテスとの対話」を試し読みできるPDFファイルをご用意しました。こちらからダウンロードできますので、ぜひお試しください!

第1章では「プロタゴラスが来ている、話をしに行こう」と、興奮して夜明け前に訪ねてきたヒポクラテスに対して、ソクラテスが「その本気度」を試す問いかけをします。それから二人は老獪なソフィスト・プロタゴラスが滞在するカリアス邸へと向かうことに。


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プロタゴラス
――あるソフィストとの対話

プラトン/中澤 務 訳
定価(本体686円+税)

img_honnozasshi_201101.jpg本の雑誌 2011年1月号の特集は、「2010年度ベスト10」。"作家、評論家、翻訳家など総勢31名が選ぶ「私のベスト3」"では、津野海太郎さんに『夜間飛行』(サン=テグジュペリ/二木麻里 訳)を選んでいただきました! ありがとうございます。

『星の王子さま』を読んだことがない。なのに『夜間飛行』を読んでいるわけがない。その薄さにひかれて、なんの気なしに「古典新訳文庫」版を手にとり、おどろいた。すばらしい作品ではないか。...続く

■ WEB本の雑誌>>

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夜間飛行

サン=テグジュペリ/二木麻里 訳
定価(本体533円+税)

光文社古典新訳文庫感想文コンクール2010の入賞者が決定しました。
今年も1300通を上回るご応募をいただきました。ありがとうございました。
学校単位でたくさんの感想文をお送りくださった中学生・高校生のみなさまから、個人で感想文を寄せられた年配の方まで、さまざまな世代の感性が個性ある文章の中で輝いていました。
中学生部門、高校生部門、大学生・一般部門の各部門で「最優秀賞」「優秀賞」「審査員特別賞」が選出され、入賞作品はすべてサイト上に掲載しています。
9名のみなさんの力作をご覧下さい!
● 入賞者、入賞作品と選評はこちらから>>

朝日カルチャーセンター横浜教室で、中山 元さん(『純粋理性批判』(カント)、『道徳の系譜学』(ニーチェ)などの翻訳者)の講座--「ウィトゲンシュタインの「哲学探究」を英語で読む」が開催されます。

[朝日カルチャーセンター講座内容より]
"ウィトゲンシュタインの『哲学探求』(草稿)を原語の英語で読みましょう。言語ゲームについて、家族的類似性について、表情についてなど、後期のウィトゲンシュタインの哲学的な概念を掘り下げてみたいと思います。(講師 記)......"  詳細・続きはこちら>>

《日時》
2011年 1月26日、 2月23日、 3月23日 19:40〜21:00
全3回 いずれも水曜日
 
《会場》朝日カルチャーセンター横浜教室

● 講座の詳細と申し込みは朝日カルチャーセンター横浜教室Webサイト>>

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純粋理性批判 3
カント/中山 元 訳
定価(本体1,048円+税)

朝日カルチャーセンター新宿教室で、浦 雅春さん(『ワーニャ伯父さん/三人姉妹』(チェーホフ)の翻訳者)の講座、「チェーホフの四大戯曲を読む」が開催されます。
今年、生誕150年を迎えたチェーホフの四大戯曲『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『三人姉妹』『桜の園』の魅力を多角的に解きほぐす全4回の講座です。

《日時》
2011年 1月28日、 2月25日、 3月11日、 3月25日 15:30〜17:00
全4回 いずれも金曜日

《会場》
朝日カルチャーセンター新宿教室

● 講座詳細と申し込みは、朝日カルチャーセンター新宿教室Webサイトへ>>


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ワーニャ伯父さん/三人姉妹
チェーホフ/浦 雅春 訳
定価(本体724円+税)

12月の新刊、本日発売です

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光文社古典新訳文庫12月の新刊『プロタゴラス----あるソフィストとの対話(プラトン/中澤 務 訳 定価(本体686円+税) )、本日発売です!

36歳の若きソクラテスが、百戦錬磨の老獪なソフィストを相手に、悪戦苦闘しながら、大胆に議論を戦わせる。ここには老人のソクラテスはいない。
躍動感あふれる新訳で甦る、ギリシャ哲学の傑作!

ウェブページ

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