読売新聞 本よみうり堂(6月19日朝刊)の「ポケットに1冊」欄で、早速『梁塵秘抄』を取り上げていただきました!
「梁塵秘抄」というと、学生時代、授業でやった、ぐらいの印象の方も多いだろう。平安末期、貴族間に流行した今様など雑芸の歌を集成した、と説明されてもピンと来ない。それで卒業すると忘れてしまう。
しかし、今様とは〈当世風にいえば、浪花節から歌謡曲、民謡からジャズ、ロック、ポップスまでのさまざまなジャンルを含んだ歌謡群だった〉と説明されるとグッと身近になる。そう、〈遊びをせんとや生まれけん〉で有名な「梁塵秘抄」は歌謡曲のルーツだったのだ!
しかし、今様とは〈当世風にいえば、浪花節から歌謡曲、民謡からジャズ、ロック、ポップスまでのさまざまなジャンルを含んだ歌謡群だった〉と説明されるとグッと身近になる。そう、〈遊びをせんとや生まれけん〉で有名な「梁塵秘抄」は歌謡曲のルーツだったのだ!
記事の中では "美女にからみつきたい一本葛" の歌が紹介されていますが、
そのほかの歌では、
例えば...
【原歌】
雨は降る去ねとは宣ぶ笠は無し 蓑とても持たらぬ身に 忌々しかりける里の人かな 宿貸さず
これが川村湊訳では...
- 〈雨の降る夜に 別れたの〉
- 雨の降る夜に 別れたの
- 帰る道には 傘もなし
- コートもなしに 濡れるまま
- 無情の人は 通り過ぐ
- ホテルの 灯りも 消えたまま
なんだかカラオケで歌いたくなりませんか?
川村湊さん、実はそれを目論んでいらっしゃいます。
収録されている歌は全部で100。ぜひ、お手に取ってご覧ください!
梁塵秘抄
後白河法皇/川村湊 訳
定価(本体781円+税)

