『失われた時を求めて2 第一篇「スワン家のほうへII」』(プルースト/高遠弘美 訳) - 光文社古典新訳文庫


ホーム > 失われた時を求めて2 第一篇「スワン家のほうへII」

失われた時を求めて2 第一篇「スワン家のほうへII」

失われた時を求めて2 第一篇「スワン家のほうへII」

  • プルースト/高遠弘美 訳
  • 定価(本体1,105円+税)
  • ISBN:75242-2
  • 発売日:2011.12.8
  • 電子書籍あり

新しいプルースト世界を切り拓く官能的な新訳で「スワンの恋」に酔う

作品

「プルーストの言葉の世界に浸ること。それが肝要である」(訳者)----芸術と人間への深い洞察と、五感を震わせる豊かな自然描写、そして社会風俗の緻密な分析。20世紀最高の文学を流麗な訳文で味わう。


物語

パリ上流社交界の寵児スワンは、高級娼婦オデットを恋人にする。ところが強力な恋敵が現れ、スワンの心は嫉妬に引き裂かれていく。苦悶の果てにスワンが見出したものは......。恋愛心理を鋭く描いた第二部「スワンの恋」。第三部「土地の名・名」も収録。〈全14巻〉


読書ガイドより

『......それが『失われた時を求めて』という小説の、あえて言うなら、大きな魅力なのである。私たちが読んでいるのは、作者が机の前の壁に張り出した登場人物たちの年代記を絶えず見ながら書いた作品ではないし、ましてや、歴史小説でもない。『失われた時を求めて』はあくまで虚構であり、必要以上に現実世界の出来事や「年代記」と照らし合わせることはないので、どうか一つ一つの挿話を読み進めることで確乎たる小説的現実が時のゆらぎを伴って私たちの脳裡に形作られる経験を大事にして頂きたいと思う。......


img_20120307_pr.jpg
プルースト「失われた時を求めて」の魅力
高遠弘美さん×古屋美登里さん
2012年3月7日(水)収録
YouTube[古典新訳文庫チャンネル]>>
マルセル・プルースト
[1871−1922]フランスの作家。パリ郊外オートゥイユで生まれる。9歳のとき喘息の発作を起こし、以来、生涯を通じて宿痾となる。十代は母親の愛情を一身に受けて育ち、パリ大学進学後は社交界に出入りするかたわら文学に励む。三〇代の初めに両親と死別、このころから本格的にエッセイやラスキンの翻訳を手がけるようになる。1912年、『失われた時を求めて』の原型ができあがり、1913年第一篇「スワン家のほうへ」を自費出版。その後もシリーズは続き、1922年第四篇「ソドムとゴモラII」が刊行されるが、気管支炎が悪化し、全七篇の刊行を見ることなく死去。最終巻は1927年になって刊行された。
[訳者]高遠弘美
1952年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。明治大学教授、フランス文学者。著書に『プルースト研究』『乳いろの花の庭から』。訳書に『消え去ったアルベルチーヌ』(プルースト)、『完全版突飛なるものの歴史』『悪食大全』『乳房の神話学』(以上ロミ)、『珍説愚説辞典』(カリエール&ベシュテル)、『完訳Oの物語』(P・レアージュ)など多数。編著に『矢野峰人選集』。共著多数。
《関連刊行本》
『失われた時を求めて5 第三篇「ゲルマントのほうⅠ」』(プルースト/高遠弘美 訳)
『失われた時を求めて4 第二篇「花咲く乙女たちのかげにⅡ」』(プルースト/高遠弘美 訳)
『失われた時を求めて3 第二篇「花咲く乙女たちのかげにI」』(プルースト/高遠弘美 訳)
『失われた時を求めて2 第一篇「スワン家のほうへII」』(プルースト/高遠弘美 訳)
『失われた時を求めて1 第一篇「スワン家のほうへI」』(プルースト/高遠弘美 訳)
『消え去ったアルベルチーヌ』(プルースト/高遠弘美 訳)
  • Clip to Evernote
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


【創刊11周年! 秋の古典新訳文庫フェア】ボイメン直筆サイン入り色紙プレゼント! 光文社古典新訳文庫創刊10周年記念特設サイト ナルニア国 光文社古典新訳文庫読書エッセイコンクール2016 光文社ウェブサイト 光文社電子書籍

電子書店により、スケジュール・フェア価格等が異なる場合があります。詳細は各電子書店にお問い合せください。

メールマガジン登録 光文社古典新訳文庫著者別刊行本リスト