『ヘンリー・ライクロフトの私記』(ギッシング 池 央耿/訳) - 光文社古典新訳文庫


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ヘンリー・ライクロフトの私記

ヘンリー・ライクロフトの私記

  • ジョージ・ギッシング/池 央耿 訳
  • 定価(本体1,048円+税)
  • ISBN:75278-1
  • 発売日:2013.9.10
  • 電子書籍あり

美しい自然描写と古典への傾斜。エッセイ風小説の最高峰! 英国流知的隠遁生活の至福

内容

どん底の境遇のなかで謹厳実直に物を書き続けて三十余年。不意に多少の財産を手にしたライクロフトは、都会を離れて閑居する。四季折々の自然の美しさに息を吞み、好きな古典文学を読み耽りながら、自らの来し方を振り返る日々――味わい深い随想の世界を心に染みる新訳で。


作品

恋した女を貧困生活から救うために盗みを働き、大学を追放されたギッシング。 以後、社会の底辺にいる人々を書き続け、ようやく晩年に良き伴侶を得た彼が、 フランスで祖国を想い綴った自伝的小説。


ジョージ・ギッシング
[1857-1903]英国の小説家。成績優秀の少年時代を送るも、18歳のときに女に金を工面してやろうとして学友から金を盗み、逮捕されて学者としての将来を棒に振る。1カ月収監された後に渡米し、新聞に短編小説を寄稿するなどして糊口をしのぐ。帰国後は、貧困に喘ぐ労働者階級の人々の生活をジャーナリスティックに描いた小説を次々と発表。1890年には自分の分身のような人物を主人公とした『三文文士』が好評を博して文壇での地位を確立した。キャリアが波に乗る一方、私生活では無知で情緒不安定な下層階級の女性と2度結婚して失敗。1899年にフランス人女性と渡仏して結婚、ようやく幸福な生活を手に入れる。本書はそんな中で1901年から翌年にかけて、自らの来し方を振り返りつつ書かれた小説で、生前刊行された最後の作品となった。
[訳者]池 央耿
1940年生まれ。翻訳家。訳書に『クリスマス・キャロル』(ディケンズ)、『南仏プロヴァンスの12か月』(メイル)、『新・人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』(フルガム)、『アバラット』(バーカー)、『パイド・パイパー』(シュート)、『キーパー』(ピート)、『失われた地平線』(ヒルトン)、『ガーネット傑作集』、『タイムマシン』(ウェルズ)ほか多数。
《関連刊行本》
『二都物語(下)』(ディケンズ/池 央耿 訳)
『二都物語(上)』(ディケンズ/池 央耿 訳)
『ヘンリー・ライクロフトの私記』(ギッシング 池 央耿/訳)
『タイムマシン』(ウェルズ/池 央耿 訳)
『クリスマス・キャロル』(ディケンズ/池 央耿 訳)
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