『ポールとヴィルジニー』(ベルナルダン・ド・サン=ピエール/鈴木雅生 訳) - 光文社古典新訳文庫


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ポールとヴィルジニー

ポールとヴィルジニー

  • ベルナルダン・ド・サン=ピエール/鈴木雅生 訳
  • 定価(本体900円+税)
  • ISBN:75294-1
  • 発売日:2014.7.10
  • 電子書籍あり

フランス人が熱狂した比類なき「純愛物語」!
あのナポレオンも愛読した19世紀の大ベストセラー。

作品

幼なじみの悲恋を描く!
シャトーブリアン、コクトーなど後の作家に大きな影響を与え、バルザック、フロベールの作中にも引用された19世紀フランスの大ベストセラー。「情報の過剰や不信の連鎖に疲弊している現代だからこそ、この王道ともいえる純愛物語がかえって新鮮に感じられるのではないだろうか」(解説より)


物語

インド洋に浮かぶ絶海の孤島で、美しい自然と慈母たちに囲まれ心優しく育った幼なじみのポールとヴィルジニー。思春期を迎え、互いに愛の感情が芽生えた矢先、二人は無情にも引き離されて......。19世紀フランスで一世を風靡し、かのナポレオンも愛読した、幼なじみの悲恋の物語。


[書評]
ジャック=アンリ・ベルナルダン・ド・サン=ピエール Jacques-Henri Bernardin de Saint-Pierre
[1737-1814]ル・アーヴルの中産階級の家庭に生まれる。国立土木学校を出て技術士官となり七年戦争などに従軍するが、同僚や上官と折り合いが悪く帰国。31歳のときにフランス島に赴任。そこからマダガスカルに渡って植民地を再建するという当初の任務を拒否してそのまま島に滞在し、島内旅行や植物学の研究に時間を費やした。1771年に帰国し、二年後に旅行記『フランス島への旅』を刊行。1783年から翌年にかけてし、自然界のすばらしさと神の摂理を説いた『自然の研究』を執筆・発表し、一躍文名を高めた。1788年、『自然の研究』第4巻に付した『ポールとヴィルジニー』が評判となり、翌年に単行本化されて一世を風靡した。これを愛読していたナポレオンに厚遇され、1806年にはレジオン・ドヌール勲章をうけている。
[訳者]鈴木雅生 Suzuki Masao
1971年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学、パリ第四大学博士。学習院大学文学部准教授。共著書に『フランス文化事典』、『フランス文化読本』。訳書に『地上の見知らぬ少年』(ル・クレジオ、第16回日仏翻訳文学賞)、『きびしい冬』(クノー)など。

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