『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(ケイン/池田真紀子 訳) - 光文社古典新訳文庫


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郵便配達は二度ベルを鳴らす

郵便配達は二度ベルを鳴らす

  • ケイン/池田真紀子 訳
  • 定価(本体880円+税)
  • ISBN:75295-8
  • 発売日:2014.7.10
  • 電子書籍あり

20世紀アメリカ犯罪小説の金字塔、待望の新訳。
セックス、完全犯罪、衝撃の結末......

作品

四度映画化されたことでも有名な本作は、これまでハードボイルドのジャンルに乱暴に押し込められていた。しかし現在では一人称の語りの迫力、その裏に秘めた繊細さや社会性が注目され、広く「ノワール」の傑作として再評価されている。いまこそ読者は主人公の心情をリアリティと共感をもって受け止められるのかもしれない。


物語

街道沿いのレストランで働き始めた俺は、ギリシャ人店主の美しい妻コーラにすっかり心を奪われてしまった。やがて、いい仲になった彼女と共謀して店主殺害を計画するが......緻密な小説構成の中に、非情な運命に搦めとられる男女の心情を描きこんだ名作(解説・諏訪部浩一)。


[書評]
    赤旗2014年8月24日
ジェイムズ・M・ケイン James M. Cain
[1892-1977]アメリカ・メリーランド州で教育者の父とオペラ歌手の母との間に生まれる。大学卒業後、ジャーナリストとして活躍し、「ニューヨーク・ワールド」紙の風刺的な社説などが人気となる。1930年、政治エッセイ『われらの政府』を出版。その後ハリウッドに転居して映画の脚本家を目指すも成功せず、以降は小説家として身を立てることになる。1933年発表の短篇「冷蔵庫の赤ん坊」が人気を博して映画化されたのち、1934年の初長篇『郵便配達は二度ベルを鳴らす』が大ベストセラーとなった。本作はカミュ『異邦人』にも影響を与えたとされる。その後も『殺人保険』『セレナーデ』『ミルドレッド・ピアース』など小説を発表し、多くの作品が映画化された。
[訳者]池田真紀子 Ikeda Makiko
英米文学翻訳家。訳書に『幼年期の終わり』(クラーク)、『ガラスの鍵』(ハメット)、『ウォッチメイカー』(ディーヴァー)、『死層』(コーンウェル)、『骨の祭壇』(カーター)、『カッコウの呼び声』(ガルブレイス)など多数。

《関連刊行本》
『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(ケイン/池田真紀子 訳)
『幼年期の終わり』(クラーク/池田真紀子 訳)
『ガラスの鍵』(ハメット/池田真紀子 訳)
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