『老人と海』(ヘミングウェイ/小川高義 訳) - 光文社古典新訳文庫


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老人と海

老人と海

  • ヘミングウェイ/小川高義 訳
  • 定価(本体600円+税)
  • ISBN:75299-6
  • 発売日:2014.9.11
  • 電子書籍あり

初訳から60年、原文に忠実な決定訳。
まったく新しい「老人」の誕生!

作品

数カ月続く不漁のために周囲から同情の視線を向けられながら、独りで舟を出し、獲物がかかるのを待つ老サンチャゴ。やがて巨大なカジキが仕掛けに食らいつき、三日にわたる壮絶な闘いが始まる......。決して屈服しない男の力強い姿と哀愁を描く、ヘミングウェイ文学の最高傑作。


物語

従来この作品は、一種の活劇のように捉えられてきた。老人は獲物と格闘し、船上で叫び、大声で罵る。しかし作品本来の姿は、老人の内面のドラマを淡々と描いた、極めて思索的なものだ。原文に忠実な翻訳で浮かび上がる老人のこれまでとは異なる魅力に読者は魅了されるだろう。


〈あとがきのあとがき〉「新しい「老人」の誕生」──『老人と海』の訳者・小川高義さんに聞く

アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway
[1899-1961] アメリカの小説家。第一次世界大戦に赤十字の募集に応じて従軍し、大怪我を負う。帰国後は新聞記者として精力的に活動。1924年にパリに移住し、フィッツジェラルド、ドス・パソスなど「ロスト・ジェネレーション」の作家たちと交流。スペイン内戦、第二次世界大戦でも従軍記者としてルポを書く一方、その経験を元に『武器よさらば』『誰がために鐘は鳴る』を書き上げた。戦後はキューバに渡り、1952年に発表した『老人と海』でピュリツァー賞を受賞、1954年にはノーベル賞を受賞した。その後もアフリカ旅行や、スペインへ闘牛観戦に出かけるが、心身の健康状態が悪化し、1961年に散弾銃で自殺。
[訳者]小川高義 
1956年生まれ。東京工業大学教授。著書に『翻訳の秘密』。訳書に『低地』(ラヒリ)、『さゆり』(ゴールデン)、『骨』(フェイ・ミエン・イン)、『永遠を背負う男』(ウィンターソン)、『灰の庭』(ボック)、『オリーヴ・キタリッジの生活』(ストラウト)、『緋文字』(ホーソーン)、『黒猫/モルグ街の殺人』(ポー)、『若者はみな悲しい』『グレート・ギャッツビー』(共にフィッツジェラルド)、『アウルクリーク橋の出来事/豹の眼』(ビアス)ほか多数。

《関連刊行本》
『黒猫/モルグ街の殺人』(ポー/小川高義 訳)
『若者はみな悲しい』(フィッツジェラルド/小川高義 訳)
『老人と海』(ヘミングウェイ/小川高義 訳)
『緋文字』(ホーソーン/小川高義 訳)
『武器よさらば(下)』(ヘミングウェイ/金原瑞人 訳)
『武器よさらば(上)』(ヘミングウェイ/金原瑞人 訳)
『グレート・ギャッツビー』(フィッツジェラルド/小川高義 訳)
『アッシャー家の崩壊/黄金虫』(ポー/小川高義 訳)
『アウルクリーク橋の出来事/豹の眼』(ビアス/小川高義 訳)
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