『虫めづる姫君 堤中納言物語』(作者未詳/蜂飼耳 訳) - 光文社古典新訳文庫


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虫めづる姫君 堤中納言物語

虫めづる姫君 堤中納言物語

  • 作者未詳/蜂飼耳 訳
  • 定価(本体860円+税)
  • ISBN:75318-4
  • 発売日:2015.9.9
  • 電子書籍あり

眉も剃らず、お歯黒もつけず 夢中になるのは虫ばかり あたしは元祖虫ガール
平安人の息遣いが蘇る11編

作品

風流な貴公子の失敗談、「花を手折る人(花桜折る中将)」。年ごろなのに夢中になるのは虫ばかりの姫、「あたしは虫が好き(虫めづる姫君)」。一人の男をめぐる二人の女の明暗をあぶり出す「黒い眉墨(はいずみ)」。......。無類の面白さと意外性が味わえる物語集。訳者による珠玉のエッセイを各編に収録。


内容

「人が生き、言葉が交わされる場ではいつも物語が生まれてきた。昔もいまも、人は物語を通して疑い、また納得してきたのだろう。 記憶を持ち、言葉を通して過去・現在・未来を持つということは、そういうことだ」(訳者)。


〈あとがきのあとがき〉ラストシーンから、近代文学とは違った物語発生の場を垣間見る ──『虫めづる姫君 堤中納言物語』の訳者・蜂飼耳さんに聞く

[書評]
  • 毎日新聞2015年10月11日/今週の本棚
  • 「どの一編も時代を超えて、異彩を放つ。心に強くひびく。...古典新訳の、あるべき姿を示す注目の一冊。」
[訳者]蜂飼耳 Hachikai Mimi
1974年神奈川県生まれ。詩人・作家。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。詩集『いまにもうるおっていく陣地』で第5回中原中也賞を受賞。詩のみならず、小説、エッセイ、絵本、書評などでも活躍する。他の著書に、詩集『食うものは食われる夜』(第56回芸術選奨文部科学大臣新人賞)『隠す葉』『現代詩文庫・蜂飼耳詩集』、小説『紅水晶』『転身』、文集『孔雀の羽の目がみてる』『空席日誌』『おいしそうな草』、絵本『うきわねこ』(絵/牧野千穂、第59回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞)などがある。
《関連刊行本》
『虫めづる姫君 堤中納言物語』(作者未詳/蜂飼耳 訳)
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