『失われた時を求めて5 第三篇「ゲルマントのほうⅠ」』(プルースト/高遠弘美 訳) - 光文社古典新訳文庫


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失われた時を求めて5

失われた時を求めて5 第三篇 「ゲルマントのほうⅠ」

  • プルースト/高遠弘美 訳
  • 定価(本体1,260円+税)
  • ISBN:75345-0
  • 発売日:2016.12.8
  • 電子書籍あり

個人全訳の決定版
「コンブレー」時代からの憧れ、ゲルマント公爵夫人。
その気品と威厳に、「私」の想いは燃え上がる。

作品

三十八歳年上のゲルマント公爵夫人に対する恋心が募るあまり、散歩する夫人を待ち伏せする......。十七歳の少年の片恋の相手としてはやはり不自然という印象は消えない。この「事実」は何を意味するか。......それは、この小説は十九世紀的な小説によくある「年代記」どおりには進行しない小説だということであり、作品の内的時間は融通無碍に伸び縮みする。(訳者)


物語

病気がちな祖母のため、ゲルマント家の館の一角に引っ越した語り手一家。新たな生活をはじめた「私」は、女主人であるゲルマント公爵夫人に憧れを募らせていく。サン・ルーとの友情や祖母への思いなど、濃密な人間関係が展開する第三篇「ゲルマントのほう」(一)を収録。〈全14巻〉

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プルースト「失われた時を求めて」の魅力
高遠弘美さん×古屋美登里さん
2012年3月7日(水)収録
YouTube[古典新訳文庫チャンネル]>>
マルセル・プルースト
[1871−1922]フランスの作家。パリ郊外オートゥイユで生まれる。9歳のとき喘息の発作を起こし、以来、生涯を通じて宿痾となる。十代は母親の愛情を一身に受けて育ち、パリ大学進学後は社交界に出入りするかたわら文学に励む。三〇代の初めに両親と死別、このころから本格的にエッセイやラスキンの翻訳を手がけるようになる。1912年、『失われた時を求めて』の原型ができあがり、1913年第一篇「スワン家のほうへ」を自費出版。その後もシリーズは続き、1922年第四篇「ソドムとゴモラII」が刊行されるが、気管支炎が悪化し、全七篇の刊行を見ることなく死去。最終巻は1927年になって刊行された。
[訳者]高遠弘美
1952年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。明治大学教授、フランス文学者。著書に『プルースト研究』『乳いろの花の庭から』。訳書に『消え去ったアルベルチーヌ』(プルースト)、『完全版突飛なるものの歴史』『悪食大全』『乳房の神話学』(以上ロミ)、『珍説愚説辞典』(カリエール&ベシュテル)、『完訳Oの物語』(P・レアージュ)など多数。編著に『矢野峰人選集』。共著多数。
《関連刊行本》
『失われた時を求めて5 第三篇「ゲルマントのほうⅠ」』(プルースト/高遠弘美 訳)
『失われた時を求めて4 第二篇「花咲く乙女たちのかげにⅡ」』(プルースト/高遠弘美 訳)
『失われた時を求めて3 第二篇「花咲く乙女たちのかげにI」』(プルースト/高遠弘美 訳)
『失われた時を求めて2 第一篇「スワン家のほうへII」』(プルースト/高遠弘美 訳)
『失われた時を求めて1 第一篇「スワン家のほうへI」』(プルースト/高遠弘美 訳)
『消え去ったアルベルチーヌ』(プルースト/高遠弘美 訳)
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