『ヴェネツィアに死す』(マン/岸 美光 訳) - 光文社古典新訳文庫


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ヴェネツィアに死す

ヴェネツィアに死す

  • マン/岸 美光 訳
  • 定価(本体640円+税)
  • ISBN:75124-1
  • 発売日:2007.3.13
  • 電子書籍あり

美しい少年への愛が、老作家を破滅させる。
マンの思索と物語性が生きた、衝撃の新訳。

作品

マンはここで、男女の性差を超え、人間の全体性の回復への予感を託して「美しい少年」という寓意のカードを引き抜いて見せたのです。(解説より)


物語

高名な老作家グスタフ・アッシェンバッハは、ミュンヘンからヴェネツィアに旅立つ。美しくも豪壮なリド島のホテルに滞在するうち、ポーランド人の家族に出会ったアッシェンバッハは、一家の美しい少年タッジオにつよく惹かれていく。おりしも当地にはコレラの嵐が吹き荒れて......。

トーマス・マン
[1875−1955] リューベックの富裕な家庭に生まれたドイツの作家。ヴァーグナー、ニーチェなどの影響を受ける。ミュンヘンに移住後、長編小説『ブデンブローク家の人々』を発表(1901年)、注目を浴びる。1929年、ノーベル文学賞受賞。1933年、旅行中にスイスで亡命生活に入り、ナチスに対してつねに反対の姿勢をつらぬく。作品に『トーニオ・クレーガー』『魔の山』『ヨセフとその兄弟たち』『ヴァイマルのロッテ』『ファウストゥス博士』、エッセイに『非政治的人間の考察』など。
[訳者]岸 美光
1948年埼玉県生まれ。翻訳業。元・東京都立大学教授。18世紀ドイツ文学専攻。主な訳書に『大きなケストナーの本』(ケストナー、リスト編、共訳)がある。
《関連刊行本》
『詐欺師フェーリクス・クルルの告白(下)』(マン/岸 美光 訳)
『詐欺師フェーリクス・クルルの告白(上)』(マン/岸 美光 訳)
『ヴェネツィアに死す』(マン/岸 美光 訳)
『だまされた女/すげかえられた首』(マン/岸 美光 訳)
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