『大尉の娘』(プーシキン/坂庭淳史 訳) - 光文社古典新訳文庫

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大尉の娘

大尉の娘

  • プーシキン/坂庭淳史 訳
  • 定価(本体920円+税)
  • ISBN:75398-6
  • 発売日:2019.4.11

"ロシア文学の父"プーシキンの代表作!
歴史的事件に巻き込まれる青年貴族の愛と冒険

物語

心ならずも地方連隊勤務となった青年グリニョーフは、要塞の司令官の娘マリヤと出会い、やがて相思相愛になる。しかし父親に反対されるなか、プガチョーフの反乱が起こり、マリヤも囚われ、グリニョーフも捕虜になってしまう......。みずみずしい新訳で甦るプーシキン晩年の傑作。


内容

特にこだわってみたのは、グリニョーフを「僕」で語らせたことだ。どこか「坊っちゃんらしさ」の抜けきらない彼のロシア語は若く、みずみずしい。もちろん年老いたグリニョーフの記した回想という設定はある(若い自分を相対化して語るグリニョーフも何度か登場してくる)けれど、「十七歳の心」を伝えたかった。(訳者)


解説

坂庭淳史


プーシキン
[1799-1837] ロシアの詩人、作家。ロシア近代文学の父と呼ばれるロシアの国民詩人。短詩作品、物語詩、劇詩、韻文小説、散文小説など多くの分野で名作を残す。貴族の家に生まれ、賭博、恋愛、決闘に彩られた奔放な生涯を送り、ついには美貌の妻をめぐり、フランス人将校と決闘の末、37歳で落命。後世の作家たちへ大きな影響を与え、今なおロシア人の魂のよりどころとなっている。代表作は『スペードのクイーン』『エヴゲーニー・オネーギン』『大尉の娘』など。
[訳者]坂庭淳史 Sakaniwa Atsushi
早稲田大学教授。ロシア文学者。著書に『プーシキンを読む  研究のファースト・ステップ』、『フョードル・チュッチェフ研究』、訳書に『雪が降る前に』(アルセーニ・タルコフスキー)、『廃墟のなかのロシア』(ソルジェニーツィン、共訳)がある。
《関連刊行本》
『大尉の娘』(プーシキン/坂庭淳史 訳)
『スペードのクイーン/ベールキン物語』(プーシキン/望月哲男 訳)
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