古典新訳文庫全作家の生きた時代を一覧にしました。(2011.07.20update/PDF1.9MB)
未成熟ゆえの、純粋でわがままで残酷な愛情。ときおり垣間見せる大人のような洞察力――。 少年の透徹した感性を、鋭利な文体で大胆に描く夭逝した天才作家ラディゲ、18歳の処女作。
第一次大戦下のフランス。パリの学校に通う15歳の「僕」は、ある日、19歳の美しい人妻マルトと出会う。二人は年齢の差を超えて愛し合い、マルトの新居でともに過ごすようになる。やがてマルトの妊娠が判明したことから、二人の愛は破滅に向かって進んでいく……。