• 作家生没年譜
  • 古典新訳文庫全作家の生きた時代を一覧にしました。(2011.07.20update/
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文庫ラインナップ
鹿と少年

鹿と少年(上)

ローリングズ/土屋京子 訳
定価(本体743円+税)

あの『仔鹿物語』が大人のための小説として甦る!

作品

「自然との苛酷な闘いは、人をここまで打ちのめし、変えてしまうのか、というきわめて重い問題がここにはある。自然との<共生>など、軽々しく持ち出せる問題ではない」(解説より)


物語

フロリダ半島の厳しい荒地を開墾するバクスター一家。少年ジョディもまた、両親を手伝いながら、大自然の中で暮らしていた。ある日、父親が殺した雌ジカが連れていた仔ジカを飼うことを許され、フラッグと名づける。ジョディはフラッグを友として楽しく過ごすのだった……。



鹿と少年

鹿と少年(下)

ローリングズ/土屋京子 訳
定価(本体762円+税)

自然と対峙し、人生の苦しみを知って少年は大人になっていく

作品

「たしかに、人生はいいものだ。すごくいいものだ。だが、楽ではない。人生は人間をぶちのめす。立ちあがると、またぶちのめす」(本文より) 大地に生き、自然と闘う人間の姿がここにある。


物語

厳しい自然と闘う父ペニーの姿を見て、ジョディは少しずつ成長していった。だが、あるときフラッグが問題を起こしてしまう。一家の作物を食い荒らし、生活を危機に追い込んだのだ。ペニーは、ある決断をジョディに迫る……。生きることの厳しさを描いたピュリッツァー賞受賞作。


マージョリー・キナン・ローリングズ
[1896−1953] アメリカの小説家。ワシントンDCに生まれ、子どものころから創作コンテストに度々入賞し才能を発揮する。大学を卒業後、新聞記者となるが、作家としては芽が出なかった。1928年、旅行でフロリダ半島の奥地を訪れ、原生林の残る自然に感動し、居を定める。以後はこの地方を舞台にした小説を生み出し、1938年の「The Yearling」(本書)がベストセラーとなり、ピュリッツァー賞を受賞する。他にも数々の長短編小説を発表するが、1953年に脳出血で死去。
[訳者]土屋京子
1956年生まれ。東京大学教養学部卒。翻訳家。訳書に『ワイルド・スワン』(ユン・チアン)、『マオ 誰も知らなかった毛沢東』(ユン・チアン、ジョン・ハリデイ)、『ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密』(ウェルズ)、『EQ〜こころの知能指数』(ゴールマン)、『ブルックフィールドの小さな家』(ウィルクス)、『匿名口座』(ライク)、『秘密の花園』(バーネット)ほか多数。