『愚者(あほ)が出てくる、城寨(おしろ)が見える』(マンシェット/中条省平 訳) - 光文社古典新訳文庫


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愚者が出てくる、城寨が見える

愚者 あほ が出てくる、 城寨 おしろ が見える

  • マンシェット/中条省平 訳
  • 定価(本体552円+税)
  • ISBN:75174-6
  • 発売日:2009.1.8
  • 電子書籍あり

クールな快楽と戦慄。暗黒小説の最高傑作!

作品

人間存在の脆弱さという主題や、緻密きわまる小説の構成、そして繊細かつスピーディでありながら、ときとして病的なまでに偏執的にたたみかけるのが、マンシェットの文体の魅力だ。(訳者)


内容

精神を病み入院していたジュリーは、企業家アルトグに雇われ、彼の甥であるペテールの世話係と なる。しかし身代金目当ての4人組のギャングにペテールともども誘拐されてしまう。ふたりはギャングのアジトから命からがら脱出。殺人と破壊の限りを尽くす、逃亡と追跡劇が始まる!

ジャン=パトリック・マンシェット
Jean-Patrick Manchette
[1942−1995] フランスの小説家。マルセイユ生まれ。パリ大学ソルボンヌ校在学中より左翼政治運動へ傾倒。その後、大学を中退し、様々な職業で生計を立てる。1971年、ガリマール社より共同執筆と単独執筆の犯罪小説が相次いで刊行され、小説家デビュー。1972年には本書が出版され、翌年の「フランス推理小説大賞」を受賞。一躍、フランス暗黒小説のリーダー的存在となる。主な著書に『殺しの挽歌』『殺戮の天使』『限りなき狙撃者』など。
[訳者]中条省平
1954年生まれ。学習院大学教授。仏文学研究のほか、映画・文学・マンガ・ジャズ評論など、多方面で旺盛な活動を展開している。主著に『小説家になる!』『反=近代文学史』『フランス映画史の誘惑』。訳書に『悪魔のような女たち』(ドールヴィイ)、『失われた時を求めて フランスコミック版』(プルースト)、『マダム・エドワルダ/目玉の話』(バタイユ)、『恐るべき子供たち』(コクトー、共訳)、『肉体の悪魔』(ラディゲ)、『愚者が出てくる、城寨が見える』(マンシェット)、『花のノートルダム』(ジュネ)ほか多数。
《関連刊行本》
『花のノートルダム』(ジュネ/中条省平 訳)
『肉体の悪魔』(ラディゲ/中条省平 訳)
『狭き門』(ジッド/中条省平・中条志穂 訳)
『愚者(あほ)が出てくる、城寨(おしろ)が見える』(マンシェット/中条省平 訳)
『恐るべき子供たち』(コクトー/中条省平・中条志穂 訳)
『マダム・エドワルダ/目玉の話』(バタイユ/中条省平 訳)
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