古典新訳文庫について
安達まみ Adachi Mami-『箱舟の航海日誌』
清心女子大学教授。著書に『くまのプーさん 英国文学の魅力』、共著に『<食>で読むイギリス小説――欲望の変容』など。訳書に『シェイクスピアを盗め!』シリーズ(ブラックウッド)、『オフィーリア』(トラフォード)、『野獣から美女へ――おとぎ話と語り手の文化史』(ウォーナー)ほか多数。
安西徹雄 Anzai Tetsuo -『リア王』『ジュリアス・シーザー』『ヴェニスの商人』『十二夜』『マクベス』『ハムレット Q1』
1933年生まれ。元上智大学名誉教授。また、「演劇集団〈円〉」を拠点に、シェイクスピアをはじめ、多くの芝居の翻訳・上演にたずさわった。2008年5月死去。著書に『彼方からの声』『シェイクスピア劇四〇〇年』ほか。訳書に『リア王』『ジュリアス・シーザー』『ヴェニスの商人』『十二夜』『マクベス』『ハムレット Q1』(シェイクスピア)、『シェイクスピアの謎を解く』(イアン・ウィルソン)ほか多数。
飯野友幸 Iino Tomoyuki-『おれにはアメリカの歌声が聴こえる―草の葉(抄)』
1955年生まれ。上智大学文学部教授。アメリカ文学専攻。著書に『ジョン・アッシュベリー――「可能性への賛歌」の詩』、訳書に『壁の文字――ポール・オースター全詩集』、『ブルース・ピープル』(ジョーンズ)などがある。
池 央耿 Ike Hiroaki -『クリスマス・キャロル』
1940年生まれ。翻訳家。訳書に『南仏プロヴァンスの12か月』(メイル)、『新・人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』(フルガム)、『アバラット』(バーカー)、『パイド・パイパー』(シュート)、『キーパー』(ピート)、『ガーネット傑作集』ほか多数。
池田真紀子 Ikeda Makiko -『幼年期の終わり』
上智大学法学部卒業。翻訳家。訳書に『ボーン・コレクター』『コフィン・ダンサー』など“リンカーン・ライム”シリーズ(ディーヴァー)、『トム・ゴードンに恋した少女』(キング)、『フロイトの函』(マドセン)、『ファイト・クラブ』(パラニューク)、『雨の掟』(アイスラー)ほか多数。
浦 雅春 Ura Masaharu -『鼻/外套/査察官』『ワーニャ伯父さん/三人姉妹』
1948年生まれ。東京大学教授。チェーホフを中心としたロシア文学、ロシア・アヴァンギャルド芸術の研究を手がける。著書『チェーホフ』ほか、『鼻/外套/査察官』(ゴーゴリ)、『メイエルホリド 演劇の革命』(E.ブローン、共訳)、『チェゲムのサンドロおじさん』(イスカンデル、共訳)などの訳書がある。
海老坂 武 Ebisaka Takeshi -『狂気の愛』
1934年東京生まれ。東京大学大学院博士課程修了。一橋大学、関西学院大学教授を歴任。フランス文学専攻。著書に『否認の言語へのノート』『パリ−ボナパルト街』『<戦後>が若かった頃』『かくも激しき希望の歳月』『思想の冬の時代に』『サルトル−「人間」の思想の可能性』『祖国より一人の友を』など多数。訳書に『番犬たち』(ニザン)、『サルトル 自身を語る』(サルトル)、『文学とは何か』『家の馬鹿息子1、2、3』(以上サルトル、共訳)など。
丘沢静也 Okazawa Shizuya -『飛ぶ教室』『変身/掟の前で 他2編』『寄宿生テルレスの混乱』『訴訟』
1947年生まれ。首都大学東京教授。著書に『マンネリズムのすすめ』『からだの教養』『コンテキスト感覚』など。訳書に『変身/掟の前で 他2編』(カフカ)、『飛ぶ教室』(ケストナー)、『寄宿生テルレスの混乱』(ムージル)、『数の悪魔』(エンツェンスベルガー)、『鏡のなかの鏡』(エンデ)、『反哲学的断章』(ヴィトゲンシュタイン)など。
小川高義 Ogawa Takayoshi -『黒猫/モルグ街の殺人』『若者はみな悲しい』『グレート・ギャッツビー』
1956年生まれ。東京工業大学教授。訳書に『停電の夜に』(ラヒリ)、『さゆり』(ゴールデン)、『また会う日まで』(アーヴィング)、『骨』(フェイ・ミエン・イン)、『永遠を背負う男』(ウィンターソン)、『調律師の恋』(メイスン)、『灰の庭』(ボック)、『黒猫/モルグ街の殺人』(ポー)ほか多数。
小尾芙佐 Obi Fusa -『ジェイン・エア』
1932年生まれ。津田塾大学英文科卒。翻訳家。訳書に『闇の左手』(ル・グィン)、『われはロボット』(アシモフ)、『アルジャーノンに花束を』(キイス)、『IT』(キング)、『消えた少年たち』(カード)、『竜の挑戦』(マキャフリ)、『夜中に犬に起こった奇妙な事件』(ハッドン)、『くらやみの速さはどれくらい』(ムーン)ほか多数。
大島かおり Oshima Kaori -『黄金の壺/マドモワゼル・ド・スキュデリ』
1931年生まれ。東京女子大卒。翻訳家。訳書に『モモ』(エンデ)、『天皇の逝く国で』(フィールド)、『アーレント=ヤスパース往復書簡』(アーレント、ヤスパース)、『理性ある人びと力ある言葉』(ハイン)など多数。
小野寺 健 Onodera Takeshi -『嵐が丘』
1931年生まれ。英文学者、翻訳家、横浜市立大学名誉教授。主な著書に『イギリス的人生』『英国的経験』『E.M.フォースターの姿勢』『心にのこる言葉』など。訳書に『碾臼』(ドラブル)、『大地』(バック)、『オーウェル評論集』、『20世紀イギリス短篇選』、『秋のホテル』(ブルックナー)、『回想のブライズヘッド』(ウォー)、『博物館の裏庭で』(アトキンソン)ほか多数。
金原瑞人 Kanehara Mizuhito -『プークが丘の妖精パック』『武器よさらば』
1954年生まれ。法政大学社会学部教授。翻訳のほか、エッセイ、評論など幅広く手がけている。訳書に『幸せな王子』(ワイルド)、『タイムマシン』(ウェルズ)、『青空のむこう』(シスラー)、『ブラッカムの爆撃機』(ウェストール)、『プークが丘の妖精パック』(キプリング、共訳)など多数。
亀山郁夫 Kameyama Ikuo -『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』
1949年生まれ。東京外国語大学長。ドストエフスキー関連の研究のほか、ソ連・スターリン体制下の政治と芸術の関係をめぐる多くの著作がある。著書に『磔のロシア』『熱狂とユーフォリア』『ドストエフスキー父殺しの文学』『「悪霊」神になりたかった男』『大審問官スターリン』『ドストエフスキー共苦する力』ほか多数。訳書に『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』(ドストエフスキー)ほか。
川村 湊 Kawamura Minato -『歎異抄』
1951年生まれ。文芸評論家。1982〜86年、韓国釜山の東亜大学で日本語・日本文学を教える。現在、法政大学国際文化学部教授。著書に『異郷の昭和文学』『戦後文学を問う』『海を渡った日本語』『満州崩壊』『風を読む 水に書く』『妓生(キーセン)』『補陀落』『闇の摩多羅神』『狼疾正伝』ほか多数。
岸 美光 Kishi Yoshiharu-『ヴェネツィアに死す』『だまされた女/すげかえられた首』
1948年埼玉県生まれ。翻訳業。元・東京都立大学教授。18世紀ドイツ文学専攻。主な訳書に『大きなケストナーの本』(ケストナー、リスト編、共訳)、『だまされた女/すげかえられた首』(マン)がある。
黒原敏行 Kurohara Toshiyuki-『闇の奥』
1957年生まれ。英米文学翻訳家。訳書に『すべての美しい馬』『越境』『ザ・ロード』(マッカーシー)、『黒い天使』(ウールリッチ)、『儚い光』(マイクルズ)、『ソフィー』(バート)、『コレクションズ』(フランゼン)、『ユダヤ警官同盟』(シェイボン)ほか多数。
坂本あおい Sakamoto Aoi-『新アラビア夜話』
東京生まれ。青山学院大学文学部卒業。翻訳家、主な訳書に『アイス・ストーム』(ムーディ)、『ねじの回転』(ジェイムズ、共に共訳)、『熱い指、冷たい唇』(アーサー)など。
三辺律子 Sambe Ritsuko -『プークが丘の妖精パック』
白百合女子大学大学院修了。翻訳家。訳書に『龍のすむ家』(ダレーシー)、『呪われた航海』(ローレン)、『だれも知らないサンタの秘密』(スノウ)、『心の宝箱にしまう15のファンタジー』(エイキン)など多数。
鹿田昌美 Shikata Masami -『そばかすの少年』
1970年生まれ。国際基督教大学卒。翻訳家。主な訳書に『ゴシップガール』シリーズ(セシリー・V・Z)、『ダークレディと呼ばれて 二重らせん発見とロザリンド・フランクリンの真実』(マドックス)、『豚が飛んだら』(シスマン)、ソウル・サーファー サメに片腕を奪われた13歳』(ハミルトン)、『大統領選挙とバニラウォッカ』(ゴア)。
志田 昇 Shida Noboru -『ニーチェからスターリンへ トロツキー人物論集【1900−1939】』
1950年生まれ。大学非常勤講師。共著に『美学理論の展望』など。訳書に『わが生涯(下)』(トロツキー)、『セクシャル・ハラスメント・オブ・ワーキング・ウィメン』(マッキノン、共訳)など。
関口英子 Sekiguchi Eiko -『猫とともに去りぬ』『神を見た犬』『天使の蝶』
埼玉県生まれ。旧大阪外国語大学イタリア語学科卒業。翻訳家。児童書から映画字幕までイタリア語の翻訳を幅広く手掛ける。主な訳書に『マルコとミルコの悪魔なんかこわくない!』(ジャンニ・ロダーリ)、『霧に消えた約束』(ジュゼッペ・ペデリアーリ)、『きっと天使だよ』(ミーノ・ミラーニ)などがある。
芹澤 恵 Serizawa Megumi -『1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編』
成蹊大学文学部卒業。英米文学翻訳家。訳書に、『夏草の記憶』(クック)、『愛しのクレメンタイン』(クラヴァン)、『夜のフロスト』(ウィングフィールド)、『裁きの街』(ピータースン)、『真夜中の青い彼方』(キング)などがある。
高遠弘美  Hiromi Takato -『消え去ったアルベルチーヌ』
1952年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。明治大学教授、フランス文学者。著書に『プルースト研究』『乳いろの花の庭から』。訳書に『突飛なるものの歴史』『悪食大全』『乳房の神話学』(以上ロミ)、『珍説愚説辞典』(カリエール&ベシュテル)など多数。
高野 優 Takano Yu -『八十日間世界一周』
フランス語翻訳家。高野優フランス語翻訳教室主催。 主な訳書に『ピラミッドの暗殺者』I−III(ジャック)、『アモス・ダラゴン』1−12(ペロー、監訳)、『自己評価の心理学』(アンドレ&ルロール)などがある。
谷川道子  Tanigawa Michiko -『母アンナの子連れ従軍記』
東京外国語大学教授。ブレヒトやハイナー・ミュラー、ピナ・バウシュを中心としたドイツ現代演劇が専門。著書に『娼婦と聖母を越えて――ブレヒトと女たちの共生』、『ドイツ現代演劇の構図』など。訳書に『汝、気にすることなかれ』(イェリネク)、『指令』(ハイナー・ミュラー)、『ピナ・バウシュ――怖がらずに踊ってごらん』(シュミット)、『ブレヒト作業日誌』(全2巻、共訳)他多数。
旦 敬介 Dan Keisuke -『知への賛歌 修道女フアナの手紙』
1959年東京生まれ。明治大学准教授、作家、翻訳家。主な著書に『逃亡篇』、『ようこそ、奴隷航路へ』、訳書に『幸福な無名時代』『愛その他の悪霊について』(共にガルシア・マルケス)、『戦いの後の光景』(ゴイティソーロ)、『無限の言語』(ボルヘス)、『11分間』(コエーリョ)、『世界終末戦争』(バルガス・リョサ)など多数。
中条省平 Chujo Shohei -『マダム・エドワルダ/目玉の話』『恐るべき子供たち』『肉体の悪魔』『愚者(あほ)が出てくる、城寨(おしろ)が見える』
1954年生まれ。学習院大学教授。仏文学研究のほか、映画・文学・マンガ・ジャズ評論など、多方面で旺盛な活動を展開している。主著に『小説家になる!』『反=近代文学史』『フランス映画の誘惑』。 訳書に『すべては消えゆく』(マンディアルグ)、『悪魔のような女たち』(ドールヴィイ)、『失われた時を求めて フランスコミック版』(プルースト)、『マダム・エドワルダ/目玉の話』(バタイユ)、『恐るべき子供たち』(コクトー、共訳)、『愚者(あほ)が出てくる、城寨(おしろ)が見える』(マンシェット)ほか多数。
中条志穂 Chujo Shiho -『恐るべき子供たち』
1970年生まれ。翻訳家。訳書に『ロベルト・スッコ』(フロマン)、『フェリーニ オン フェリーニ』(コスタンティーニ)、『アレクサンドリア』(ロンドー)、『四季の恋の物語』(ロメール、以上共訳)などがある。
土屋京子 Tuchiya Kyoko-『秘密の花園』
1956年生まれ。東京大学教養学部卒。翻訳家。訳書に『ワイルド・スワン』(ユン・チアン)、『マオ 誰も知らなかった毛沢東』(ユン・チアン、ジョン・ハリディ)、『ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密』(ウェルズ)、『EQ〜こころの知能指数』(ゴールマン)、『ブルックフィールドの小さな家』(ウィルクス)、『匿名口座』(ライク)ほか多数。
土屋政雄 Tuchiya Masao-『月と六ペンス』『ダロウェイ夫人』
翻訳家。訳書に『千の輝く太陽』(カーレド・ホッセイニ)、『コンゴ・ジャーニー』(レドモンド・オハンロン)、『エデンの東』(ジョン・スタインベック)、『日の名残り』『わたしを離さないで』『夜想曲集』(カズオ・イシグロ)、『日本文学の歴史 古代・中世篇』(ドナルド・キーン)、『イギリス人の患者』(マイケル・オンダーチェ)、『月と六ペンス』(サマセット・モーム)『ダロウェイ夫人』(バージニア・ウルフ)ほか多数。
角田安正 Tsunoda Yasumasa -『帝国主義論』『菊と刀』
1958年生まれ。防衛大学校教授。ロシア地域研究専攻。在ロシア日本国大使館 専門調査員を経て現職。訳書に『国家と革命』(レーニン)、『上からの革命−ソ連体制の終焉』(コッツほか)、『帝国主義論』(レーニン)、共訳書に『ゴルバチョフ・ファクター』(ブラウン)などがある。
永田千奈 Nagata China -『海に住む少女』
東京生まれ。翻訳家。早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒。主な訳書に『ある父親』(シビル・ラカン)、『それでも私は腐敗と闘う』(イングリッド・ベタンクール)、『サーカスの犬』(リュドヴィック・ルーボディ)
中山 元 Nakayama Gen -『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編』『幻想の未来/文化への不満』『人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス』『人間不平等起源論』『社会契約論/ジュネーヴ草稿』『善悪の彼岸』『道徳の系譜学』『純粋理性批判』
1949年生まれ。哲学者、翻訳家。主著に『思考のトポス』『フーコー入門』『はじめて読むフーコー』『思考の用語辞典』『賢者と羊飼い』『フーコー 生権力と統治性』『フーコー 思考の考古学』ほか。訳書に『自我論集』『エロス論集』『幻想の未来/文化への不満』『人はなぜ戦争をするのか』(以上、フロイト)、『パピエ・マシン(上・下)』(デリダ)、『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編』『純粋理性批判1』(カント)、『人間不平等起源論』『社会契約論/ジュネーヴ草稿』(共にルソー)、『職業としての政治 職業としての学問』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(共にウェーバー)、『善悪の彼岸』『道徳の系譜学』(共にニーチェ)ほか多数。
南條竹則 Nanjo Takenori -『新アラビア夜話』『木曜日だった男 一つの悪夢』『白魔』『天来の美酒/消えちゃった』『盗まれた細菌/初めての飛行機』
東京生まれ。小説『酒仙』で第5回ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞。著書に小説『満漢全席』『あくび猫』『りえちゃんとマーおじさん』、エッセイ『恐怖の黄金時代──英国怪奇小説の巨匠たち』『ドリトル先生の英国』、主な訳書にアンソロジー『怪談の悦び』、『ねじの回転』(ジェイムズ、共訳)、『アーネスト・ダウスン作品集』、『新アラビア夜話』(スティーヴンスン、共訳)、『木曜日だった男 一つの悪夢』(チェスタトン)『白魔』(マッケン)『天来の美酒/消えちゃった』(コッパード)など。
仁木めぐみ Niki Megumi -『ドリアン・グレイの肖像』
翻訳家。主な訳書に『ローマ人が歩いた地中海』(T・ペロテット)、『琥珀蒐集クラブ』(S・ベリー)、『ナイトクラブの罠』(H・ローウェル)、『悪魔のピクニック』(T・グレスゴー)など。
西永良成 Nishinaga Yoshinari -『椿姫』
1944年生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒業。現在、パリ国際大学都市・日本館館長。著書に『評伝アルベール・カミュ』『激情と神秘――ルネ・シャールの詩と思想』『ミラン・クンデラの思想』など。訳書に『生は彼方に』『別れのワルツ』『存在の耐えられない軽さ』(以上、クンデラ)、『ルネ・シャールの言葉』(シャール)など。
沼野恭子 Numano Kyoko -『初恋』
ロシア文学研究家・翻訳家。東京外国語大学教授。主著に『アヴァンギャルドな女たち―ロシアの女性文化』『世界の食文化〈19〉ロシア』『ロシア文学の食卓』、主訳書に『初恋』(トゥルゲーネフ)、『ペンギンの憂鬱』(クルコフ)、『それぞれの少女時代』(ウリツカヤ)、『墜ちた天使―アザゼル』(アクーニン)ほかがある。
野崎 歓 Nozaki Kan -『ちいさな王子』『赤と黒』
1959年生まれ。東京大学文学部准教授。フランス文学研究のほか、映画評論、文芸評論、エッセイなど幅広く手がけている。著書に『フランス小説の扉』『われわれはみな外国人である―翻訳文学という日本文学』ほか。訳書に『逃げる』(トゥーサン)、『ある秘密』(グランベール)、『幻滅』(バルザック、共訳)、『ちいさな王子』(サン=テグジュペリ)など多数。
長谷川 宏 Hasegawa Hiroshi -『芸術の体系』『経済学・哲学草稿』
1940年島根県生まれ。東京大学文学部哲学科博士課程単位取得退学。哲学者。著書に『高校生のための哲学入門』『新しいヘーゲル』『丸山真男をどう読むか』『いまこそ読みたい哲学の名著』『生活を哲学する』『ことばをめぐる哲学の冒険』など。主な訳書に『精神現象学』『歴史哲学講義』『法哲学講義』『美学講義』(以上、ヘーゲル)、『経験と判断』(フッサール)、『芸術の体系』(アラン)などがある。
深町眞理子 Fukamachi Mariko -『野性の呼び声』『白い牙』
1931年生まれ。英米文学翻訳家。訳書に、『ザ・スタンド』(キング)、『ルーンの杖秘録』シリーズ(ムアコック)、『光の王』(ゼラズニイ)、『渇きの海』(クラーク)、『親指のうずき』(クリスティー)、『くじ』(ジャクスン)、『アンネの日記 増補新訂版』(フランク)、『野性の呼び声』(ロンドン)ほか多数。著書に『翻訳者の仕事部屋』がある。
藤井省三 Fujii Shozo -『故郷/阿Q正伝』
1952年生まれ。東京大学教授。1991年魯迅研究により文学博士。著書に『魯迅事典』『魯迅「故郷」の読書史』。訳書に『魯迅全集・第12巻「訳文序跋集」』(共訳)、『酒国』(莫言)、 『神樹』(鄭義)、『夫殺し』(李昴)ほか多数。
二木麻里 Futaki Mari -『オンディーヌ』『夜間飛行』
上智大学外国語学部フランス語学科卒、東京大学大学院学際情報学府博士課程在。和光大学芸術学科非常勤講師。翻訳家。訳書に『死を生きながら イスラエル1993-2003』(グロスマン)、『ポパーとウィトゲンシュタインとのあいだで交わされた世上名高い一〇分間の大激論の謎』(エドモンズ&エーディナウ)、『オンディーヌ』(ジロドゥ)など多数。
松永美穂 Matsunaga Miho -『車輪の下で』
東京大学大学院人文社会研究科修士課程修了。早稲田大学教授。訳書に『朗読者』『逃げてゆく愛』(シュリンク)、『ワイキキ・ビーチ。』(シュトレールヴィッツ)、『リスとお月さま』(メッシェンモーザー)などがある。
宮下志朗 Miyashita Shiro -『グランド・ブルテーシュ奇譚』
1947年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。フランス文学者。ラブレー、モンテーニュ、ゾラ、バルザックなど、幅広いフランス文学を研究。著書に『読書の首都パリ』『本を読むデモクラシー−“読者大衆”の出現』など。訳書に『初期名作集−ゾラ。セレクション』、『ガルガンチュアとパンタグリュエル』(ラブレー)、『エセー』(モンテーニュ)、『金融小説名篇集−バルザック「人間喜劇」セレクション』ほか多数。
村上博基 Murakami Hiroki -『宝島』『ジーキル博士とハイド氏』
1936年生まれ。東京外国語大学独語科卒。英米文学翻訳家。訳書に『スマイリーと仲間たち』(ル・カレ)、『女王陛下のユリシーズ号』(マクリーン)、『瞬きよりも速く』(ブラッドベリ、共訳)、『レインボー・シックス』(クランシー)、『勇魚(いさな)』(ニコル)『宝島』(スティーヴンスン)ほか多数。
望月哲男 Mochizuki Tetsuo -『イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ』『アンナ・カレーニナ』
1951年生まれ。北海道大学教授。ロシア文化・文学専攻。著書に『ドストエフスキー・カフェ―現代ロシアの文学風景』、訳書に『ロマンI、II』(ソローキン)、『ドストエフスキーの詩学』(バフチン、共訳)、『自殺の文学史』(チハルチシヴィリ、共訳)、『アレクサンドルII世暗殺』(ラジンスキー、共訳)など。
森田成也 Morita Seiya-『レーニン』『永続革命論』『ニーチェからスターリンへ トロツキー人物論集【1900−1939】』
1965年生まれ。大学非常勤講師。主な著書に『資本主義と性差別』『資本と剰余価値の理論』『価値と剰余価値の理論』など。訳書は『新自由主義』(ハーヴェイ、共訳)、『わが生涯(上)』『レーニン』『永続革命論』(すべてトロツキー)など多数。
安岡治子 Yasuoka Haruko-『地下室の手記』『貧しき人々』
1956年生まれ。東京大学大学院教授。 主な訳書に『マリヤのための金』『マチョーラとの別れ』(ラスプーチン)、『酔どれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行』(エロフェーエフ)、『デルス・ウザラ』(アルセニエフ)、『地下室の手記』(ドストエフスキー)。共訳に『フョードロフ伝』(セミョーノヴァ)、『チェゲムのサンドロおじさん』(イスカンデル)。共著に『新版 ロシア文学案内』、『岩波講座 文学8・超越性の文学』などがある。
山岡洋一 Yamaoka Yoichi-『自由論』
1949年生まれ。翻訳家。訳書に、『ネオコンの論理』(R・ケーガン)、『バブルの歴史』(E・チャンセラー)、『アメリカへの警告』(J・ナイ)、『地政学で世界を読む』(Z・ブレジンスキー)、『ビジョナリーカンパニー特別編』((J・C・コリンズ)、『富の未来』(A・トフラー&H・トフラー)ほか多数。
渡辺政隆 Watanabe Masataka-『種の起源』
1955年生まれ。サイエンスライター、JSTエキスパート。専門は進化生物学、科学史、サイエンスコミュニケーション。著書に『DNAの謎に挑む』『一粒の柿の種』ほか。訳書に『「進化」大全』(ジンマー)、『シマウマの縞 蝶の模様』(キャロル)、『地球46億年全史』(フォーティー)、『眼の誕生』(パーカー)、『ワンダフル・ライフ』(グールド)ほか多数。
渡辺守章 Watanabe Moriaki-『シラノ・ド・ベルジュラック』
1933年生まれ。京都造形芸術大学教授。東京大学名誉教授。フランス文学・表象文化論を専攻。演出家。著書に『ポール・クローデル――劇的想像力の世界』『哲学の舞台』(フーコーとの共著)『演劇とは何か』など。訳書に『性の歴史 I ――知への意志』(フーコー)、『フェードル アンドロマック』、『ブリタニキュス ベレニス』(ともにラシーヌ)、『繻子の靴』(クローデル)、『女中たち』(ジュネ)など。