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『つまり、読書は冒険だ。 ──対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義5』、発売!

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東京大学の沼野充義教授(ロシア・ポーランド文学)と、現代の文学を担う作家・翻訳者・研究者たちとの対談をまとめた人気対談集「対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義」の第5弾が発売されました。第1弾が出たのは2012年、今回が最終巻になります。

今回のゲストは、海外でも人気の高い作家の川上弘美氏、作家・翻訳・文学研究と多彩な活躍をされる小野正嗣氏、日中比較文学研究の張競氏、短歌などの研究で著名なツベタナ・クリステワ氏。また、今回は東京大学現代文芸論研究室で海外文学を研究する日本人研究者、日本文学を研究する外国人研究者の面々に、それぞれの専門分野から世界文学の現場を紹介してもらいました。

いま文学に何ができるのか、なぜ文学が大事なのか──26回の対談を通して読むと、その答えが見えてきます! ぜひお読みください。

《目次》
  • はじめに──世界文学六カ条
  • 日本から世界へ
  • 「私と文学」なめらかで熱くて甘苦しくて
  • 川上弘美(小説家)×沼野充義+小澤 實(俳人)
  • 大学は生物学科。図書館で本を読み、研究室ではおでんを煮ていた/『季刊NW‐SF』という「場所」/溜まった十年間の澱のようなものが、書かせてくれた/異世界に遊ぶ翻訳文学の歓び/『真鶴』を読む/俳句を作る小説家/『伊勢物語』を翻訳して/『神様2011』の想像力/いまお薦めの本/質疑応答

  • 日本から世界へ
  • マグノリアの庭から――文学の未来はどうなるのか
  • 小野正嗣(小説家・フランス文学者)×沼野充義
  • 文学とは場所を作り、与え、受け入れてくれるもの/方言、標準語、登場人物のモデルの話など/小さな場所について/世界につながるクレオール文学/小さな島の小さな通りに住んでいる人たち/よその土地で自分の土地を発見する/五つの顔を持つ小説家/お薦めの本/質疑応答

  • 世界から日本へ
  • 世界文学としての東アジア文学――日中文学交流の現在
  • 張競(比較文学・文学史学者)×沼野充義
  • 明治までの日本文学は、中国語と日本語のバイリンガル社会だった/似ていることの「落とし穴」/80年代という曲がり角/「文体」という問題/翻訳が教えること―ハルキの英訳を中心に/最新日中・中日文学交流事情/食の薀蓄/現代中国文学の豊かさ―日本の随筆の素晴らしさと詩の中国語訳/もっと小説を!/中国人は日本人が嫌いか。日本人は中国人が嫌いか。

  • 世界から日本へ
  • 心づくしの日本語――短詩系文学を語る
  • ツベタナ・クリステワ(日本文学者)×沼野充義
  • 日本古典文学事始め/和歌の消長と行く末/「あいまいさ」の詩学/文学の現代性も「両義性」の中にこそある/俳句は和歌の極まりである/質疑応答/お薦めの本

  • シンポジウム
  • 世界文学と愉快な仲間たち――第一部 日本から世界へ
  • 柳原孝敦(スペイン文学)、阿部賢一(チェコ中欧文学)、亀田真澄(ロシア東欧文化研究)、奈倉有里(ロシア文学)[進行]沼野充義 
  • 「ラテンアメリカ文学」という広がりのあるジャンル/チェコ文学―一つの価値観が絶対ではない世界で生きていくための「術」/クロアチア・セルビア―大国に翻弄され続けた地域の「プロパガンダ」という物語/ロシア―スモーリヌイの建物の、突き当たりにある小さな部屋で聞かされたこと/質疑応答

  • シンポジウム
  • 世界文学と愉快な仲間たち――第二部 世界から日本へ
  • ライアン・モリソン(アメリカ)、ヴィヤチェスラヴ・スロヴェイ(ウクライナ)、邵丹(中国)、鄭重(中国)、ウッセン・ボタゴス(カザフスタン)、ソン・ヘジョン(韓国)、エルジビエタ・コロナ(ポーランド)[進行]沼野充義
  • 外国の日本文学研究者たちが与えてくれるもの/わけがわからないままどっぷり浸かった、日本版モダニストの石川淳/興味の焦点は言語と文学の間にあった/揚州の鑑真を偲ぶ庭園に日本を想い、京都に残る古き唐朝の息吹に感動した/「あ行」から始めた乱読が、「こ」まで来たところで小島信夫が見つかった/日本人の真似をしながら日本語を話すということから自分を解放できずにいます/着地するのではなくどこかに向かう気持ち、そしてその過程に存在することへの関心/完璧な瞬間の美に気づくことができたのは、俳句を読んでいたから

  • あとがき──二十六回の「対話」を終えて
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つまり、読書は冒険だ。
対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義5

  • 沼野充義/編著
  • 定価(本体1,900円+税)
  • ISBN:97882-2
  • 発売日:2017.03

《対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義 既刊》
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8歳から80歳までの世界文学入門
対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義4

  • 沼野充義/編著
  • 定価(本体1,800円+税)
  • ISBN:97882-2
  • 発売日:2016.08

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それでも世界は文学でできている
対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義3

  • 沼野充義/編著
  • 定価(本体1,700円+税)
  • 発売日:2015.03

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やっぱり世界は文学でできている
対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義2

  • 沼野充義/編著
  • 〈ゲスト〉亀山郁夫/野崎 歓/都甲幸治/綿矢りさ/楊逸/多和田葉子
  • 定価(本体1,800円+税)
  • ISBN:97759-7
  • 発売日:2013.11.15
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世界は文学でできている
対話で学ぶ<世界文学>連続講義

  • 沼野充義/編著
  • 〈ゲスト〉リービ英雄/平野啓一郎/ロバート キャンベル/飯野友幸/亀山郁夫
  • 定価(本体1,700円+税)
  • 発売日:2012.1.17

2017年3月21日 光文社古典新訳文庫編集部 |

対話による<世界文学入門>講義 ロジャー・パルバースさん×沼野充義さん「驚くべき日本語、素晴らしいロシア語(そして英語、ポーランド語も)―文化と翻訳と越境をめぐって―」

ロジャー・パルバースさんを迎えて 沼野充義教授との対話による<世界文学入門>講義 
「驚くべき日本語、素晴らしいロシア語(そして英語、ポーランド語も)
 ―文化と翻訳と越境をめぐって―」

東京大学文学部スラヴ語スラヴ文学・現代文芸論研究室での本講義は、大学院スラヴ文学演習の一環として行われるものですが、専門的関心をお持ちの方のご来聴を歓迎します。ただし、少人数のセミナー形式で行うため、満席の場合は立ち見をお願いすることもありますのであらかじめご諒承ください。(対話は日本語で行われます)

《日時》4月18日(金)午後4時40分~6時20分
《場所》東京大学本郷キャンパス文学部3号館7階スラヴ語スラヴ文学演習室
《マップ》本郷キャンパス文学部3号館
《アクセス》東京都文京区本郷7-3-1
地下鉄丸ノ内線・大江戸線「本郷3丁目」/南北線「東大前」などから徒歩10分
《問い合わせ先》東京大学文学部現代文芸論研究室 
電話・Fax:03-5841-7955/Email:genbun(@マーク)l.u-tokyo.ac.jp
《主催》東京大学文学部現代文芸論研究室・スラヴ語スラヴ文学研究室 光文社
《協力》一般財団法人出版文化産業振興財団(JPIC) 一般財団法人光文文化財団
[プロフィール]
ロジャー・パルバース(Roger Pulvers)
1944年 生まれ。アメリカ出身、現在オーストラリア在住の作家、劇作家、演出家。元東京工業大学教授、同大学世界文明センター長。英語を母語としながら、日本語、ロシア語、ポーランド語に通じ、それぞれの言語文化に関わる仕事を多面的かつエネルギッシュに展開してきた。著作も英語だけでなく、日本語でも行っている。映画『戦場のメリークリスマス』で助監督を務め、その後、演出家として演劇活動にも携わる。長篇小説や短篇集、戯曲、随筆集、翻訳などにわたり、日本語と英語で25冊の著書がある。2013年、宮澤賢治詩集の英訳で第19回野間文芸翻訳賞受賞。主な小説に『ウラシマ・タロウの死』『旅する帽子 小説ラフカディオ・ハーン』、『ライス』、自伝『アメリカ人をやめた私 視線は地平をこえて』、近著に『もし、日本という国がなかったら』、『賢治から、あなたへ 世界のすべてはつながっている』、『驚くべき日本語』など。
沼野充義(ぬまの みつよし)
1954年、東京都生まれ。文芸評論家。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授(現代文芸論・スラヴ語スラヴ文学研究室)。ロシア・ポーランド文学。著書に『屋根の上のバイリンガル』、『ユートピアへの手紙―世界文学からの20の声』、『W文学の世紀へ-境界を超える日本語文学』、『徹夜の塊 亡命文学論』(2002年サントリー学芸賞受賞)、『ユートピア文学論-徹夜の塊』(2003年読売文学賞受賞)、『世界は文学でできている-対話で学ぶ<世界文学>連続講義』(編著)、『世界文学から/世界文学へ 文芸時評の塊1933-2011』など。訳書にシンボルスカ『終わりと始まり』、レム『ソラリス』、ナボコフ『賜物』、チェーホフ『新訳 チェーホフ短篇集』など。

2014年4月11日 光文社古典新訳文庫編集部 |

『やっぱり世界は文学でできている ――対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義2』 東大・沼野教授の人気対談集、第2弾!

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文芸評論家としても有名な東大・沼野充義教授と、外国文学を日本に紹介している翻訳者・研究者たち、実際に創作者として活躍する作家たちとの対談を本にまとめました。今回は、「いま文学に何ができるのか」を共通のサブテーマとしながら、世界文学の現在がどういうものかを探っていきますが、そこから必然的に起こる映画や音楽などほかの芸術への脱線も楽しい内容になっています。文学者たちのリアルな声、思考、情熱が伝わってくる対談集です!

《目次》
  • はじめに 世界は言葉でできている
  • 翻訳家・外国文学者編
  • 1 あらためて考えるドストエフスキー
  • 東日本大震災と「世界文学」/亀山郁夫×沼野充義
  • 3・11と9・11の狭間で/分断できない連続性としてのノスタルジア/「タスカー」(Tocka)に含まれるロシア語のニュアンスについて/ドストエフスキーのノスタルジーとはどういうものだったか/「もののあはれ」と「アウラ」をつなぐもの/ストーカーとして盗んだ「もののあはれ」/震災後にどんな書き方が可能だったか/ ロシア文学の底力

  • 2 「美しいフランス語」の行方
  • フランス文学はどこから来て、どこへ行くのか/野崎 歓×沼野充義
  • エリートの海外文学だった日本の「フランス文学」/文学本来の楽しみとは/フランス文学の自信は揺らいでいるのか/人権宣言が「美しいフランス語」で書かれたフランス的な矛盾/フランス文学は特権的な外国文学だった/エトランジェの系譜/「美しいフランス語」の行方について/ 例外の系譜/フランス語の純正さと翻訳という問題について/強度のあるプルーストの文体が、ドイツ語に翻訳すると普通になってしまう/翻訳によって作られていく「世界文学」がある/映画と文学のあるべき関係について

  • 3 「世界文学」の始まりとしてのアメリカ
  • ポリフォニックな言語状況を生きる/都甲幸治×沼野充義
  • ショート・レクチャーPART1 明治時代の「世界文学」/ショート・レクチャーPART2 英語で書かれた「世界文学」/明治以来の日本と日本語の状況について/本当は日本にもある、ポリフォニックな言語状況/「世界文学」の問題とは、単なる言葉の問題ではない/ロサンゼルスは、メキシコ第二の都市である!?/都甲幸治と沼野充義が勧める、文学を楽しみ、「世界文学」を知るための各10冊/誤訳があったとしても、翻訳があればやっぱり幸いである/知らないことがダメなのではない、知っていると思うことが危険なのだ

  • 実作者編
  • 4 太宰とドストエフスキーに感じる同じもの
  • 「世界文学」はここにもある/綿矢りさ×沼野充義
  • 日本語で書かれた世界文学とは/太宰とドストに感じる同じもの/自然に動き出す人物、途中で固まるタイトル/「わさびが鼻にツンとくる」という表現にある難しさ/綿矢りさの読者層/綿矢流の小説作法について/激しいものをどのように書くか

  • 5 日本語で書く中国の心
  • アジア文学の世界性/楊逸×沼野充義
  • 微妙な異物としての日本語の魅力/世界文学への二つのルート/同じ漢字でも、これほど違う/日本語で書くことの楽しみ/私には聖域も聖人も必要がない/鍋を売って大学に行かせる/食と酒と文学の関係を比べると/翻訳を読んで知る、翻訳の限界と世界文学の力/楊逸が若い人に勧める日本文学の三冊/文学にはユーモアとアイロニーが要る

  • 6 母語の外に出る旅
  • 移動を繰り返しながら書くということ/多和田葉子×沼野充義
  • 「脱・境界」の現代的な意味/亡命者は、見えない「起源」と見えない「終末」の間で生きている/日本作家の日本文学への回帰のことなど/言葉の求心力と遠心力について/受け身であることが自由に書くことにつながった『雲をつかむ話』/自分から離れた自分の意識が、自分を見て笑っていることがある/多和田葉子の二つの書き方/翻訳してみてわかることなど/翻訳をするには時間とエネルギーが必要/ハムレットの海 Hamlet No Sea/アカデミズムに新しい風を吹き込む/考えていないような心の状態にもっていけたときが、書くことに一番集中できている

  • おわりに あえて文学を擁護する
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やっぱり世界は文学でできている
対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義2

  • 沼野充義/編著
  • 定価(本体1,800円+税)
  • ISBN:97759-7
  • 発売日:2013.11.15

2013年11月20日 光文社古典新訳文庫編集部 |

<新・世界文学入門>「沼野教授と読む世界の日本、日本の世界。」今年度のゲストは加賀乙彦さん、谷川俊太郎さん・田原さん、辻原登さん

〜10代から出会う翻訳文学案内〜
<新・世界文学入門>「沼野教授と読む世界の日本、日本の世界。」

若者たちに向けて<世界文学>の視点で新しい読書の提案を行う連続講座「沼野教授と読む世界の日本、日本の世界。」、今年度のゲストが決定しました。ホストをつとめていただく沼野充義さん(東京大学現代文芸論研究室教授)と対談ゲストが文学について様々な角度から語り合います。

第一回のゲストは加賀乙彦さん(作家)、第二回は谷川俊太郎さん(詩人)と田 原さん(詩人、翻訳家)、第三回は辻原登さん(作家) です。

若者だけでなく、10代に文学の魅力を伝えたいとお考えの方のご参加も歓迎です。
ご応募をお待ちしております。

●第1回
《日時》11月9日(土)13:30〜15:30
《会場》渋谷区・長井記念ホール[渋谷駅より徒歩5分/渋谷区渋谷2-12-15]
《ゲスト》加賀乙彦さん(作家)
●第2回
《日時》12月7日(土)15:30〜17:30
《会場》新宿区・安与ホール[新宿駅より徒歩1分/新宿区新宿3-37-11]
《ゲスト》谷川俊太郎さん(詩人)、田 原さん(詩人、翻訳家)
●第3回
《日時》2014年2月2日(日)14:00〜16:00
《会場》新宿区・安与ホール[新宿駅より徒歩1分/新宿区新宿3-37-11]
《ゲスト》辻原登さん(作家)
【申込方法】各回とも申込フォームよりお申込みください。先着順にて参加者募集中です。参加費無料。
一般財団法人 出版文化産業振興財団(JPIC)お申し込みフォーム
[プロフィール]
ホスト/沼野充義(ぬまの みつよし)さん
1954年、東京都生まれ。文芸評論家。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授(現代文芸論・スラヴ語スラヴ文学研究室)。ロシア・ポーランド文学。著書に『屋根の上のバイリンガル』、『ユートピアへの手紙―世界文学からの20の声』、『W文学の世紀へ-境界を超える日本語文学』、『徹夜の塊 亡命文学論』(2002年サントリー学芸賞受賞)、『ユートピア文学論-徹夜の塊』(2003年読売文学賞受賞)、『世界は文学でできている-対話で学ぶ<世界文学>連続講義』(編著)、『世界文学から/世界文学へ 文芸時評の塊1933-2011』など。訳書にシンボルスカ『終わりと始まり』、レム『ソラリス』、ナボコフ『賜物』、チェーホフ『新訳 チェーホフ短篇集』など
第1回ゲスト/加賀乙彦(かが おとひこ)さん
1929年、東京都生まれ。小説家、精神科医。東京医科歯科大学犯罪心理学研究室助教授、上智大学文学部教授などをへて、一九七九年から文筆に専念。主な作品に『フランドルの冬』(1968年、芸術選奨文部大臣新人賞)、『帰らざる夏』(1973年、谷崎潤一郎賞)、『宣告』(1979年、日本文学大賞)、『湿原』(一九八六年、大佛次郎賞)、『永遠の都』(1998年、芸術選奨文部大臣賞)、『雲の都』(2012年、毎日出版文化賞企画特別賞)、『加賀乙彦自伝』『ああ父よ ああ母よ』(共に2013年)などがある。1987年にカトリックの洗礼を受ける。2011年、文化功労者。
第2回ゲスト/谷川 俊太郎(たにかわ しゅんたろう)さん
1931年、東京生まれ。詩、翻訳、絵本、映像、演劇など、多様なジャンルで縦横に活躍してきた当代日本を代表する詩人の一人。主な詩集に、『二十億光年の孤独』(1952年)、『六十二のソネット』(1953年)、『落首九十九』(1964年)、『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』、『定義』(共に1975年)、『コカコーラ・レッスン』(1980年)、『わらべうた』正・続(1981、2年)、『メランコリーの川下り』 (1988年)、『世間知ラズ』(1993年)、『旅』(1995年)、『私』(2007年)、『自選 谷川俊太郎詩集』(2013年)ほか多数。
第2回ゲスト/田 原(でん げん、ティエン・ユアン)さん
1965年、中国河南省生まれ。詩人、翻訳家。現・城西国際大学客員教授。谷川俊太郎の研究家として知られ、その詩作品を中国語に翻訳して数多く紹介している。母語である中国語のほかに日本語による詩作も行い、2004年に日本語の第一詩集『そうして岸が誕生した』(思潮社)を刊行。2009年に四川大地震の悲しみなどを綴った第二詩集『石の記憶』(思潮社)で第六十回H氏賞を受賞。谷川作品のほか、田村隆一、辻井喬、北園克衛、白石かずこ、高橋睦郎などの作品も翻訳している。2011年、翻訳した中国語詩集により、北京大学主催の第三回「中坤詩歌賞」を受賞した。
第3回ゲスト/辻原 登(つじはら のぼる)さん
1945年、和歌山県生まれ。小説家。東海大学教授などをへて、現・神奈川近代文学館館長・理事長。1990年『村の名前』で芥川賞を受賞する。その後の主な作品に、『飛べ麒麟』(1999年、読売文学賞)、『遊動亭円木』(2000年、谷崎潤一郎賞)、『枯葉の中の青い炎』(2005年、川端康成文学賞)、『花はさくら木』(2006年、大佛次郎賞)、『許されざる者』(2010年、毎日芸術賞)、『闇の奥』(2011年、芸術選奨文部科学大臣賞)、『韃靼の馬』(2012年、司馬遼太郎賞)、『冬の旅』(2013年、伊藤整文学賞)など多数。2012年に紫綬褒章を受章している。
主催:一般財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)
協賛:株式会社光文社
協力:東京大学大学院「現代文芸論研究室」、一般財団法人光文文化財団
『世界は文学でできている----対話で学ぶ<世界文学>連続講義』
沼野充義 (編著) リービ英雄/平野啓一郎/ロバート キャンベル/飯野友幸/亀山郁夫
2012年1月17日発売
価格:1,785円(税込み)
■2009年〜2010年に開催した連続講座をまとめた書籍です

2013年10月15日 光文社古典新訳文庫編集部 |

沼野充義先生と多和田葉子さんが東大で対談

2月19日(火)に東大の法文二号館で沼野充義教授と作家の多和田葉子さんに「続・世界は文学でできている/母語の外に出る旅 進化する翻訳」というタイトルで対談をしていただきました(主催:出版文化産業振興財団(JPIC)、東京大学文学部現代文芸論研究室/協力:光文文化財団、光文社)。当日は雪まじりのお天気でしたが、大きな教室に100名を超える方々がお集まりくださいました。ありがとうございました。

沼野充義さん 多和田葉子さん 東京大学本郷キャンパス 法文2号館2階2番大教室で

昨年、当翻訳編集部より刊行しました沼野充義編著『世界は文学でできている』はゲストにリービ英雄さん、平野啓一郎さん、ロバート キャンベルさん、亀山郁夫さんらを迎え、日本文学を含む世界文学について縦横に語っていただき、読者からも大変な好評で迎えられました。「越境する文学」の最先端で活躍している文学者たちに沼野先生が鋭く切り込むという形のスリリングな対談ゆえに高い評価につながったのだと思います。今回の対談は今年刊行予定の第2弾に収録するために実現したものです。

ドイツに在住する多和田さんは今年の読売文学賞を『雲をつかむ話』で受賞、今回の来日は対談の前日に行われた授賞式に出席するためのものでしたが、その多忙な中をぬって対談に駆けつけていただきました。

日本語とドイツ語を使って創作するという、近現代の日本文学のなかでも例のない表現世界を確立されている多和田さんに、沼野先生からその文学観から、実際の創作の様々なエピソードまで、実に多様なテーマについて質問がありました。そのやり取りのなかに、まさに「世界が文学でできている」ことを証明するような見事な言葉の空間が現出する実感があり、会場は深い感動と静かな興奮に満たされました。

とくに多和田さんの「ハムレットの海」という自作の詩の朗読には魅せられました。日本語と英語の音をミックスさせた今まで誰も聞いたことのないような詩で、驚きと讃嘆が会場に広がっていくのが手にとるようにわかりました。初めて体験する詩の朗読がもたらす内的興奮に、われわれ編集部スタッフも思わず陶然としてしまったほどです。

自作の詩の朗読される多和田葉子さん

最後の質疑応答では、多和田さんの文学を研究している外国からの留学生たちが、素晴らしい日本語で、極めて本質的なことを質問したことが印象的でした。文学に国境はないと主張することは簡単ですが、それがやすやすと目前で達成されているのを見るのは、聴衆のみなさんもとても驚いたのではないでしょうか。少なくとも編集部は圧倒された思いがしました。

『続・世界は文学でできている』の刊行をどうぞお楽しみに。

『世界は文学でできている----対話で学ぶ<世界文学>連続講義』
沼野充義 (編著) リービ英雄/平野啓一郎/ロバート キャンベル/飯野友幸/亀山郁夫
2012年1月17日発売
価格:1,785円(税込み)

2013年3月 2日 光文社古典新訳文庫編集部 |

<新・世界文学入門>「沼野教授と読む世界の日本、日本の世界。」第1回のゲストは綿矢りささん

東京大学教授・沼野充義先生をホストに迎え、〈世界文学〉の視点で新しい読書の提案を行うトークイベント<新・世界文学入門>。2010年に開催し、大好評をいただきました。
今回は10代の若者たちを対象に、3回連続の講座を開催します。

村上春樹など、多くの日本人作家の作品が海外で読まれる一方、国内では古典の新訳をきっかけに、海外文学の新訳ブームが起きています。世界が均質化へ向かうグローバルな時代こそ人々は、〈いまだ言葉にならぬ壁〉を越えるために〈世界文学〉の新たな巻き返しを待っているのです。

今回もホストは国境を超える文学についても多くの著作を持つ、東京大学教授・沼野充義先生。
そして第1回の対談ゲストは小説家の綿矢りささん。見逃せない対談です!ぜひ、ご参加ください。

10代だけでなく、若者にオススメの本を知りたい大人の方のご参加も歓迎します。

~10代から出会う翻訳文学案内~
<新・世界文学入門> 「沼野教授と読む世界の日本、日本の世界。」 【第1回】~時代と恋愛―日本文学のいまを書く~
第1部 13:00〜13:20 ショートレクチャー/沼野充義さん
第2部 13:20〜15:00 対談/綿矢りささん、沼野充義さん

日時/2012年9月29日(土) 13:00~15:00
会場/光文社プレゼンテーションルーム(東京都文京区、地下鉄護国寺より徒歩5分)
ホスト/沼野充義さん(東京大学教授)
ゲスト/綿矢りささん(小説家)
参加費無料 要予約
参加予約はこちらのページからどうぞ。
郵送、FAXでのお申込みは、こちらのPDFをお使いください。

【主催】一般財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)
【協力】光文文化財団、光文社
[平成24年度 子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)助成活動]

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『世界は文学でできている
 ----対話で学ぶ<世界文学>連続講義

沼野充義 (編著)
リービ英雄/平野啓一郎/ロバート キャンベル/飯野友幸/亀山郁夫

2012年1月17日発売
価格:1,785円(税込み)

2012年8月30日 光文社古典新訳文庫編集部 |

『世界は文学でできている』刊行記念 沼野充義さん×野崎歓さん トークイベント--リブロ池袋

『世界は文学でできている----対話で学ぶ<世界文学>連続講義』刊行記念トークイベントがリブロ池袋でも開催されます。今回の対談ゲストは野崎歓さんです!
参加チケットはリブロ池袋本店書籍館地下1階リファレンスカウンターで配布中です。お電話でのチケットのご予約も可能です。(チケットはなくなり次第配布を終了)
また、リブロ池袋本店では「世界文学」関連フェアも開催中(Aゾーンで)!ぜひ足をお運びください。

『世界は文学でできている』刊行記念
沼野充義先生×野崎歓先生トークイベント~沼野教授と新しい「読み」の冒険にでかけよう!~

cover_sekai02.jpg『世界は文学でできている』は、東大・沼野教授が現代の文学を担う論客たちとの対談を通じて、なぜいま「世界文学」を読むべきなのか、そもそも「世界文学」とはなんなのか解き明かしていく「読み」の冒険の書。それ自身鋭い切り口のすぐれた論考であると同時に、いま読むべき本を教えてくれる「役に立つ」ブックガイドでもあります。
今回はその刊行記念として、東大のフランス文学者で翻訳者としても著名な野崎歓教授をゲストに迎え、本書での議論を軸に、お二人の熱い文学論を繰り広げてもらいます。前半は沼野先生によるレクチャー、後半が野崎先生との対談の内容になります。

■参加希望の方は、参加チケットをリブロ池袋本店書籍館地下1階リファレンスカウンターにて配布中(チケットがなくなり次第配布終了)。
■お電話でのチケットのご予約も可能です。

日時:4月7日(土) 午後2時~
会場:西武池袋本店別館9階池袋コミュニティ・カレッジ28番教室
定員:50名 (無料)
参加チケットお渡し場所:西武池袋本店書籍館地下1階リブロリファレンスカウンター
お問合せ:リブロ池袋本店 03-5949-2910
LIBRO ウェブサイト>> 

[書籍情報] 『世界は文学でできている----対話で学ぶ<世界文学>連続講義』沼野充義 (編著)

2012年3月22日 光文社古典新訳文庫編集部 |


光文社古典新訳文庫創刊10周年記念特設サイト ナルニア国 光文社古典新訳文庫読書エッセイコンクール2016 光文社ウェブサイト 光文社電子書籍

電子書店により、スケジュール・フェア価格等が異なる場合があります。詳細は各電子書店にお問い合せください。

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