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『人生の短さについて 他2篇』(セネカ/中澤 務 訳)

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人生の短さについて 他2篇

人生の短さについて 他2篇

  • セネカ/中澤 務 訳
  • 定価(本体900円+税)
  • ISBN:75350-4
  • 発売日:2017.3.9

過去と向き合い、現在(いま)に集中する。
2000年読み継がれてきた、よく生きるための処方箋
マインドフルネスの元祖

作品

人生は浪費すれば短いが、過ごし方しだいで長くなると説く表題作。逆境にある息子の不運を嘆き悲しむ母親を、みずからなぐさめ励ます「母ヘルウィアへのなぐさめ」。仕事や友人、財産との付き合い方をアドヴァイスする「心の安定について」。古代ローマの哲学者セネカが贈る"人生の処方箋"。


内容

二千年たった今でも、われわれは、あいかわらず多忙の中で生きています。もしかしたら、多忙による自己喪失の度合いは、現代のほうがはるかに大きいのかもしれません。セネカの考察は、このような現代のわれわれが、自分の本当の時間を取り戻すためにも、重要な手がかりを与えてくれるのではないでしょうか。(訳者)


セネカ
[1B.C.- 65A.D.] ローマ帝国の属州ヒスパニア・バエティカのコルドバに生まれる。子どものころから本格的に哲学を学び、その道に進もうとしたが、父に許されず断念。政治の道を目指しカリグラ帝時代に財務官として活躍する。カリグラ帝が暗殺されクラウディウスが皇帝に就くと、その妃メッサリナの画策により姦通罪に問われ、コルシカ島へ追放される。8年余りの追放生活ののちローマに戻り、ネロの教育係となる。ネロが皇帝に就任後は政治的補佐を務めるが、制御することができず辞表を出す。隠遁生活に入ってからは精力的な執筆活動をおこなった。その後、ネロ暗殺の陰謀が発覚。陰謀に加担した嫌疑で自殺を命じられ、みずから命を絶った。
[訳者]中澤 務 Nakazawa Tsutomu
1965年生まれ。関西大学文学部教授。古代ギリシャ哲学を中心に、哲学・倫理学の諸問題を幅広く研究する。著書に『ソクラテスとフィロソフィア』。共著に『技術と身体』『都市の風土学』『バイオエシックスの展望』。訳書に『詩編注解』(アウグスティヌス、共訳)、『プロタゴラス----あるソフィストとの対話』『饗宴』(プラトン)など。
《関連刊行本》
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2017年3月 9日 光文社古典新訳文庫編集部 |


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