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『秘密の花園』などをモチーフにした、丹後友香理カービング作品展
カービングは、ナイフなどで石鹸や果物などに装飾的な彫刻を施すタイの伝統工芸です。丹後友香理さんは、光文社古典新訳文庫『秘密の花園』などの文学作品をモチーフに、多くの作品を彫っていらっしゃるカービング作家です。
2018年3月3日~3月27日まで、文京シビックセンター地下1階アートウォールにて、丹後さんの作品が展示されています。お知らせを頂いたのでさっそく拝見しに行きました! お近くにお寄りの方はぜひ足を運んでみてください。
(地下鉄の後楽園駅あるいは春日駅のそれぞれ文京シビックセンター直結出口を出ると、地下2階の広い「区民ひろば」があり、それをぐるりと取り囲んで見下ろす地下1階の回廊に展示してあります)。






ワーズワースの詩に出てくる黄色いスイセンの花の再現。細い花弁の一本一本まで、彫り出されています。丹後さんは、文学作品に出てくる花の咲き方が知りたくて、昨年イギリスまで行かれて観察されたそうです!
今後の丹後さんの活躍にご注目ください。
2018年3月 9日 光文社古典新訳文庫編集部 | 個別ページ
『秘密の花園』(バーネット/土屋京子 訳)
荒れ果てた庭園に花が甦り、子供の傷ついた心は癒される
作品バーネットの文章はあくまでも淡々としていて、子供たちの不幸にことさら同情を寄せるふうな筆運びではない。「人間はそんなことでつぶされるほど弱くない」というメッセージを強く感じる。(訳者)
物語
インドで両親を亡くしたメアリは、英国ヨークシャーの大きな屋敷に住む叔父に引きとられ、そこで病弱な従兄弟のコリン、動物と話ができるディコンに出会う。3人は長いあいだ誰も足を踏み入れたことのなかった「秘密の庭」を見つけ、その再生に熱中していくのだった。
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《関連刊行本》
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2013年1月27日 光文社古典新訳文庫編集部 | 個別ページ