光文社古典新訳文庫: 検索結果


光文社古典新訳文庫で“紀伊國屋書店”タグの付いているブログ記事

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#26「プラトン『ソクラテスの弁明』とギリシャ哲学の知恵」納富信留さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で2月17日(金)開催

img_notomi-noburu_kinokuniya.jpg

不敬神の罪で告発され、死刑を言い渡されたソクラテスは、野外の法廷で聴衆に向けて自らの罪状について弁明を述べ、所信を力強く語ります。彼が示したのは、「知を愛し求める」あり方、すなわち哲学者として生きることこそが人間として生きることである、ということでした。そもそもソクラテスの裁判とは何だったのか。ソクラテスの生と死とは何だったのか。『ソクラテスの弁明』は、ソクラテスの弟子であったプラトンがその真実を「哲学」として後世に伝えた「対話篇」の代表作であり、2000年以上の時を超えて読み継がれてきた古典中の古典です。

今回のイベントでは国際プラトン学会の会長も務められた納富信留先生に、ソクラテスとはどういう哲学者だったのか、プラトン対話篇の魅力とは何かといったことを存分に語っていただきます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session) #26
「プラトン『ソクラテスの弁明』とギリシャ哲学の知恵」納富信留さんを迎えて
《日時》2017年2月17日(金)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》50名  ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
《参加費》無料
《参加方法》2017年2月6日(月)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:紀伊國屋書店新宿本店2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後、ご希望の方には納富信留さんの著書・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
詳しくは 紀伊國屋書店新宿本店ウェブサイトをご覧ください
[納富信留(のうとみ・のぶる)さんプロフィール]
1965年生まれ。東京大学教授。英国ケンブリッジ大学古典学部にてPh.D取得。西洋古代哲学・西洋古典学専攻。国際プラトン学会前会長。著書に『ソフィストと哲学者の間』、『ソフィストとは誰か?』、『プラトン 哲学者とは何か』、『哲学者の誕生』、『プラトン 理想国の現在』等がある。
ソクラテスの弁明

ソクラテスの弁明

  • プラトン/納富信留 訳
  • 定価(本体900円+税)
  • ISBN:75256-9
  • 発売日:2012.9.12
  • 電子書籍あり

2017年2月 6日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#25 「アチェベ『崩れゆく絆』と、豊穣なアフリカ文学の世界」粟飯原文子さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で1月27日(金)開催

img_aihara-ayako_kinokuniya.jpg

チヌア・アチェベ(1930―2013)は「アフリカ近代文学の父」と呼ばれるナイジェリアの小説家です。20世紀初頭から続くイギリスによる植民地支配の中で生まれたアチェベは、日常生活では現地の古い伝統や文化に触れながらも、ヨーロッパ型の教育を受けた知識人でした。ナイジェリア独立間近の1958年に刊行された『崩れゆく絆』は、現地の激変する社会の中で生きる人々の姿を描いた作品で、刊行されるやいなや世界中で称賛を浴び、現在全世界で1000万部売れていると言われています。しかし、アチェベ以前にもアフリカ文学は生まれつつあったにもかかわらず、本作がアフリカ近代文学の原点とされ、空前の大成功を収めたのはなぜなのでしょうか。

今回の読書会では、『崩れゆく絆』の翻訳者であり、アフリカ文学の専門家でもある粟飯原文子さんをお招きし、本作の翻訳にまつわる工夫や苦労、読みどころなどを語って頂くとともに、アフリカ文学誕生の経緯、変化、そして現在について、解説していただきます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session) #25
「アチェベ『崩れゆく絆』と、豊穣なアフリカ文学の世界」粟飯原文子さんを迎えて
《日時》2017年1月27日(金)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》50名  ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
《参加費》無料
《参加方法》2016年12月19日(月)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:紀伊國屋書店新宿本店2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後、ご希望の方には粟飯原文子さんの著書・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
詳しくは 紀伊國屋書店新宿本店ウェブサイトをご覧ください
[粟飯原文子(あいはら・あやこ)さんプロフィール]
法政大学国際文化学部教員。アフリカ文学専攻。文学作品のほか、アフリカの音楽や映画の研究も行う。訳書にヴィジャイ・プラシャド『褐色の世界史』、アルンダティ・ロイ『ゲリラと森を行く』がある。
崩れゆく絆

崩れゆく絆

  • アチェベ/粟飯原文子 訳
  • 定価(本体 1,120円+税)
  • ISBN:75282-8
  • 発売日:2013.12.5
  • 電子書籍あり

2016年12月19日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#24 「新訳『薔薇の奇跡』で読む、孤高の作家ジュネの魅力」宇野邦一さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で12月8日(木)開催

img_uno_20161208.jpg

20世紀前半のフランスで、少年時代から非行を繰り返して投獄され、監獄でコクトーに文才を見出された異色の作家ジュネ。今回新訳となった『薔薇の奇跡』は、ジュネ自身の体験を元に監獄での暴力と性、生と死を眩惑的なまでに描ききった驚異的な小説です。

本作は60年前に初めて日本語に翻訳され、以来多くの熱心な読者を獲得してきました。日本におけるジュネのイメージはこれら初期の翻訳によって形成されてきたわけですが、ジュネ研究の第一人者である宇野邦一氏による新訳『薔薇の奇跡』は、その後のジュネの生涯や作品の分析をもふまえた精密な読みによって、まったく新しい作品像、まったく新しい作家像を提示するものとなっています。いまの時代、ジュネは私たちに何を語りかけてくるのでしょうか。

また、抽象性が高く、混沌としたジュネの文章は、歴代の翻訳者たちを悩ませてもきました。そのような翻訳にまつわる工夫や苦労話も含め、ジュネの魅力を縦横に語っていただきます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session) #24
「新訳『薔薇の奇跡』で読む、孤高の作家ジュネの魅力」宇野邦一さんを迎えて
《日時》2016年12月8日(木)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》50名  ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
《参加費》無料
《参加方法》2016年11月23日(水)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:紀伊國屋書店新宿本店2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後、ご希望の方には宇野邦一さんの著書・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
詳しくは 紀伊國屋書店新宿本店ウェブサイトをご覧ください
[宇野邦一(うの・くにいち)さんプロフィール]
フランス文学者、批評家。1948年島根県生まれ。京都大学文学部仏文科卒業。パリ第8大学でジル・ドゥルーズの指導をうけ、アントナン・アルトーについての研究で1980年博士号取得。文学、思想のほか、演劇、ダンスなどについて幅広い批評活動を行う。著書に『意味の果てへの旅』『反歴史論』『ジャン・ジュネ―身振りと内在平面』『〈兆候〉の哲学―思想のモチーフ26』など多数。訳書に『フーコー』(ドゥルーズ)、『アンチ・オイディプス』(ドゥルーズ/ガタリ)、『判決』(ジュネ)など多数。
薔薇の奇跡

薔薇の奇跡

  • ジュネ/宇野邦一 訳
  • 定価(本体1,280円+税)
  • ISBN:75344-3
  • 発売日:2016.11.9

2016年11月23日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#23 「短篇の名手O・ヘンリーが描き出した、めくるめく物語世界」芹澤恵さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で11月10日(木)開催

img_serizawa_20161110.jpg

O・ヘンリーはアメリカを代表する短篇作家。人情味に溢れ、ひねりのきいた作品で知られ、テレビCMのモチーフや英語の教科書の教材として「賢者の贈り物」「最後の一葉」などの代表的作品に触れたことがある方も多いでしょう。光文社古典新訳文庫でも、2007年10月に刊行した短篇集『1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編』が、版を重ねてロングセラーとなっており、O・ヘンリーの人気のほどがうかがえます。

生涯数百もの短篇・掌篇を書いたとされるO・ヘンリーの短篇集を新たに編むにあたっては、その「切り口」がとても重要になってきます。今回の読書会では、『1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編』を翻訳された芹澤恵さんをお招きし、O・ヘンリー作品の魅力を俯瞰して頂きながら、どのような視点からこの作品集を編まれたのか、また個別の作品を訳す上でどのような工夫が試みられたのか、ということについて、たっぷりと語っていただきます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session) #23
「短篇の名手O・ヘンリーが描き出した、めくるめく物語世界」芹澤恵さんを迎えて
《日時》2016年11月10日(木)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》50名  ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
《参加費》無料
《参加方法》2016年10月15日(土)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:紀伊國屋書店新宿本店2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後、ご希望の方には芹澤恵さんの著書・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
詳しくは 紀伊國屋書店新宿本店ウェブサイトをご覧ください
[芹澤恵(せりざわ・めぐみ)さんプロフィール]
成蹊大学文学部卒業。英米文学翻訳家。訳書に、『傍迷惑な人々』(サーバー)、『地球の中心までトンネルを掘る』(ウィルソン)、『愛しのクレメンタイン』(クラヴァン)、『冬のフロスト』(ウィングフィールド)、『裁きの街』(ピータースン)、『真夜中の青い彼方』(キング)、『クラッシャーズ』(ヘインズ)などがある。
1ドルの価値/賢者の贈り物

1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編

  • O・ヘンリー/芹澤 恵 訳
  • 定価(本体720円+税)
  • ISBN:751415
  • 発売日:2007.10.11
  • 電子書籍あり

光文社電子書籍取り扱い書店一覧へ
電子書店により、スケジュール・フェア価格等が異なる場合があります。
詳細は各電子書店にお問い合せください。

2016年10月15日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#22 「新訳刊行開始!「ナルニア国物語」の魅力に迫る」土屋京子さんと松本朗さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で10月6日(木)開催

img_tsuchiya_kyoko.jpg

創刊10周年を迎えた光文社古典新訳文庫は、その記念作品の一つとして、C・S・ルイス「ナルニア国物語」の第1巻『魔術師のおい』を9月に刊行しました。

1950年にイギリスで刊行が始まった「ナルニア国物語」(全7巻)は、その魅力的な物語世界と細やかな人物造形で、子どもにも大人にも愛される冒険ファンタジーの古典です。

子どもだけでなく、大人が読んでも存分に楽しめる文章となることを目指した今回の新訳ですが、もうひとつ大きな特徴は、「物語を年代順に刊行」することです。

作者のC・S・ルイスは生前、書かれた順ではなく、ナルニア国での出来事の順に読書することを推奨していました。

今回は、新訳「ナルニア国物語」を翻訳された土屋京子さんをお迎えして、本書を訳すことになったきっかけや、本作に感じる魅力、翻訳にあたってのご苦労などを語っていただきます。

さらに、『魔術師のおい』に詳細な解説をお書きになった上智大学文学部教授の松本朗さんもゲストにお招きし、文学からみたナルニアについてお話いただきます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session) #22
「新訳刊行開始!「ナルニア国物語」の魅力に迫る」土屋京子さんと松本朗さんを迎えて
《日時》2016年10月6日(木)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》50名  ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
《参加費》無料
《参加方法》2016年9月11日(日)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:紀伊國屋書店新宿本店2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後、ご希望の方には土屋京子さんの訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
詳しくは 紀伊國屋書店新宿本店ウェブサイトをご覧ください
[土屋京子(つちや・きょうこ)さんプロフィール]
翻訳家。東京大学教養学部卒。訳書に『あしながおじさん』(ウェブスタ-)、『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』(トウェイン)、『秘密の花園』(バーネット)、『仔鹿物語』(ローリングズ、以上光文社古典新訳文庫)、『部屋』(ドナヒュー)、『ワイルド・スワン』(ユン・チアン)、『EQ~こころの知能指数』(ゴールマン)ほか多数。
[松本朗(まつもと・ほがら)さんプロフィール]
上智大学教授。ワシントン州立ワシントン大学、東京都立大学大学院に学び、防衛大学校講師を経て現職。共著に『ロンドン物語―メトロポリスを巡るイギリス文学の700年』『転回するモダン―イギリス戦間期の文化と文学』『ポスト・ヘリテージ映画―サッチャリズムの英国と帝国アメリカ』『終わらないフェミニズムー「働く」女たちの言葉と欲望』など。訳書にケナー『機械という名の詩神: メカニック・ミューズ』。
ナルニア国物語1 魔術師のおい

ナルニア国物語1 魔術師のおい

  • C・S・ルイス/土屋京子 訳
  • 定価(本体680円+税)
  • ISBN:75340-5
  • 発売日:2016.9.8
  • 電子書籍あり

光文社電子書籍取り扱い書店一覧へ
電子書店により、スケジュール・フェア価格等が異なる場合があります。
詳細は各電子書店にお問い合せください。

2016年9月11日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#21「ゾラとルーセル、フランス近代文学の魅力」國分俊宏さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で9月2日(金)開催

國分俊宏先生

紀伊國屋書店電子書店Kinoppyとのコラボレーション企画「Readers Club読書会(Readin Session)」、第21弾はゾラ短篇集『オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家』の訳者・國分俊宏さんをお迎えして開催します。

ゾラ短篇集『オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家』の鮮やかな新訳で読者を魅了した國分俊宏先生が、20世紀初頭に活躍した作家レーモン・ルーセルの伝説的作品『アフリカの印象』の新訳を手がけました。九州発の本作りを目指す熊本の出版社・伽鹿舎から、坂口恭平さんのドローイングに合わせての翻訳です。解説はいとうせいこうさんという豪華な布陣。言葉の魔術師と呼ばれ、ブルトンが絶賛し、フーコーが魅せられた謎の天才・ルーセルがアフリカを舞台に描いた奇想に満ちた一冊が、日本にふたたび蘇り、難解で知られる作品がぐっと読みやすくなりました。

ゾラ短篇集では、典型的な長篇作家として知られるゾラの知られざる短篇小説の世界を見事に切り取って一冊を編み、今回は20世紀後半になって再評価されつつあるルーセル作品を絵に合わせて抄訳するという意欲的な試みに挑戦した國分先生に、この2冊の新訳の楽しみ方、そして「読み」の機微に触れるお話、総じてフランス文学の魅力を縦横に語っていただきます。

今回は、この『アフリカの印象』を出版した伽鹿舎代表の加地葉さんを特別ゲストに迎え、本書の成り立ちや関わった方々とのお話も交えてのトークセッションとなります。

※会場では、普段は九州限定のため東京の書店では販売されていない伽鹿舎の『アフリカの印象』も特別に販売いたします。

伽鹿舎ウェブサイト
紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session) #20
「ゾラとルーセル、フランス近代文学の魅力」國分俊宏さんを迎えて
《日時》2016年9月2日(金)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》50名  ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
《参加費》無料
《参加方法》2016年8月14日(日)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:紀伊國屋書店新宿本店2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。
※19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
詳しくは 紀伊國屋書店新宿本店ウェブサイトをご覧ください
[國分俊宏(こくぶ・としひろ)さんプロフィール]
1967年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。パリ第3大学博士課程修了(文学博士)。青山学院大学国際政治経済学部教授。フランス文学専攻。訳書に『オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家』(ゾラ)、『抄訳アフリカの印象』(ルーセル)、『額の星 無数の太陽』(ルーセル、共訳)、『哲学者たちの動物園』(マッジョーリ)、『少女』(ヴィアゼムスキー)などがある。

2016年8月14日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#20「ダーウィン『種の起源』が遺したもの」渡辺政隆さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で8月23日(火)開催

img_watanabe-masataka01.jpg

紀伊國屋書店電子書店Kinoppyとのコラボレーション企画「Readers Club読書会(Readin Session)」、第20弾はダーウィン『種の起源』の訳者・渡辺政隆さんをお迎えして開催します。

「なぜかくも多様な生物がいるのか」。ダーウィンはひとつの結論にたどりついた。すべての生物は共通の祖先を持ち、少しずつ変化しながら枝分かれをしてきたのだ。つまり、「じつに単純なものからきわめて美しく、きわめてすばらしい生物種が際限なく発展し、なおも発展しつつある」のだ......

文学や哲学の本が多い光文社古典新訳文庫のなかにありながら、2009年の刊行以来、毎年のように増刷がかかるロングセラー、それがダーウィン『種の起源』です。いまや生命科学を学ぶ人には必読の書ですが、ダーウィンと本書の偉業は、まさしくその進化の研究を「科学」にしたことでした。また、『種の起源』はもともと専門的な学術書ではなく、一般読者向けに販売された本でした。ダーウィンは何を発見し、当時の人々に何を伝えたかったのでしょうか。

今回は、この『種の起源』を翻訳され、他にも進化にまつわる数多くの著作・翻訳のあるサイエンスライターであり、筑波大学教授の渡辺政隆さんをお迎えし、いまも読み継がれる『種の起源』の魅力や、ダーウィンが現代に遺したメッセージについて語って頂きます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session) #20
「ダーウィン『種の起源』が遺したもの」渡辺政隆さんを迎えて
《日時》2016年8月23日(火)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》50名  ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
《参加費》無料
《参加方法》2016年8月7日(日)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:紀伊國屋書店新宿本店2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には渡辺政隆さんの著書・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
詳しくは 紀伊國屋書店新宿本店ウェブサイトをご覧ください
[渡辺政隆さんプロフィール]
1955年生まれ。サイエンスライター、筑波大学教授/サイエンスコミュニケーター。専門は進化生物学、科学史、サイエンスコミュニケーション。著書に『ダーウィンの遺産』『DNAの謎に挑む』『一粒の柿の種』『ダーウィンの夢』ほか。訳書に『「進化」大全』(ジンマー)、『シマウマの縞、蝶の模様』(キャロル)、『生命46億年全史』(フォーティ)、『眼の誕生』(パーカー)、『ワンダフル・ライフ』(グールド)ほか多数。
種の起源(上)

種の起源(上)

  • ダーウィン/渡辺政隆 訳
  • 定価(本体840円+税)
  • ISBN:751903
  • 発売日:2009.9.8
種の起源(下)

種の起源(下)

  • ダーウィン/渡辺政隆 訳
  • 定価(本体840円+税)
  • ISBN:751962
  • 発売日:2009.12.8

2016年8月 7日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#19「『オペラ座の怪人』の"舞台裏"」平岡 敦さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で7月29日(金)開催

img_hiraoka_kinokuniya01.jpg

紀伊國屋書店電子書店Kinoppyとのコラボレーション企画「Readers Club読書会(Readin Session)」、第19弾はガストン・ルルー『オペラ座の怪人』の訳者・平岡 敦さんをお迎えして開催します。

異形の怪人エリックは、愛する歌姫クリスティーヌに秘密の特訓を施して鮮烈なデビューをさせる一方、邪魔者には残忍な手を使うことも厭わない。とうとうクリスティーヌを誘拐して、追っ手を逃れようとするが......

『オペラ座の怪人』はミュージカルや映画でご存じの方も多いと思いますが、ガストン・ルルーによる原作小説は、ノンフィクション風の構造の中に、ミステリー、怪奇、ユーモア、ロマンスの要素を見事に織り込んだ、「20世紀フランス大衆小説の大傑作」です。ちょっと大部な作品ですが、平岡敦さんの巧みな新訳は読者を飽きさせません。華やかなオペラ座の表舞台と、慌ただしい舞台裏、そして怪人の棲む秘密の地下構造まで、場面の空気の温度を肌で感じられるようであり、また登場人物の心情が行間から浸み出してくるようでもあります。平岡敦さんは、本作で、本年度の日仏翻訳文学賞を受賞されています。

この「怪作」を訳すうえでの苦労や工夫、そしてフランスの文学やミステリーの魅力について、平岡さんに縦横に語っていただきます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session)
「『オペラ座の怪人』の"舞台裏"」平岡 敦さんを迎えて
《日時》2016年7月29日(金)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》50名  ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
《参加費》無料
《参加方法》2016年6月28日(火)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:紀伊國屋書店新宿本店2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には平岡敦さんの著書・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
詳しくは 紀伊國屋書店新宿本店ウェブサイトをご覧ください
[平岡 敦さんプロフィール]
1955年生まれ。フランス文学者、翻訳家。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業。中央大学大学院フランス文学専攻修了。中央大学非常勤講師。2016年、ガストン・ルルー『オペラ座の怪人』(光文社古典新訳文庫)で第21回日仏翻訳文学賞を受賞。これまで純文学からミステリー、SF、児童文学まで、幅広いジャンルの作品を70作以上翻訳している。主な訳書に、ポール・アルテ『第四の扉』、モーリス・ルブラン『怪盗紳士ルパン』、ピエール・ルメートル『天国でまた会おう』、イレーヌ・ネミロフスキー『フランス組曲』(共訳)など。
オペラ座の怪人

オペラ座の怪人

  • ガストン・ルルー/平岡 敦 訳
  • 定価(本体 1,314円+税)
  • ISBN:75274-3
  • 発売日:2013.7.10

2016年6月28日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#18「『クレーヴの奥方』フランス心理小説の原点へ」永田千奈さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で6月23日(木)開催

img_nagatachina01.jpg

紀伊國屋書店電子書店Kinoppyとのコラボレーション企画「Readers Club読書会(Readin Session)」、第18弾はラファイエット夫人『クレーヴの奥方』』の訳者・永田千奈さんをお迎えして開催いたします。

登場人物の心理描写に重点を置く「心理小説」は、いわばフランスの恋愛小説の伝統。ラクロ『危険な関係』、コンスタン『アドルフ』、ラディゲ『ドルジェル伯の舞踏会』などが有名ですが、スタンダールやプルースト、ジッドなどの作品にもその伝統は受け継がれています。これら心理小説の嚆矢といえる作品こそ、宮廷に身を置くラファイエット夫人(1634-1693)が当初匿名で発表した小説『クレーヴの奥方』です。激しい恋愛感情に悩みながらも、自分の意志を貫き、誇り高く生きる女性の姿を生き生きと描いた本作は、洋の東西を問わず大きな影響を与え、何度も舞台化・映画化されています。いまもなお輝きを放つ本作の魅力について、フランス文学翻訳者の永田千奈さんにたっぷりと語っていただきます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session)
「『クレーヴの奥方』フランス心理小説の原点へ」永田千奈さんを迎えて
《日時》2016年6月23日(木)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》50名  ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
《参加費》無料
《参加方法》2016年6月4日(土)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:紀伊國屋書店新宿本店2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には永田千奈さんの翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
詳しくは 紀伊國屋書店新宿本店ウェブサイトをご覧ください
[永田千奈さんプロフィール]
東京生まれ。翻訳家。早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒。主な訳書に『海に住む少女』『ひとさらい』(シュペルヴィエル)、『女の一生』(モーパッサン)、『孤独な散歩者の夢想』(ルソー、以上、光文社古典新訳文庫)、『ある父親』(シビル・ラカン)、『それでも私は腐敗と闘う』(イングリッド・ベタンクール)、『サーカスの犬』(リュドヴィック・ルーボディ)、『印象派のミューズ』(ドミニク・ボナ)など。
クレーヴの奥方

クレーヴの奥方

  • ラファイエット夫人/永田千奈 訳
  • 定価(本体960円+税)
  • ISBN:75329-0
  • 発売日:2016.4.12
ひとさらい

ひとさらい

  • シュペルヴィエル/永田千奈 訳
  • 定価(本体920円+税)
  • ISBN:75280-4
  • 発売日:2013.11.8
孤独な散歩者の夢想

孤独な散歩者の夢想

  • ルソー/永田千奈 訳
  • 定価(本体990円+税)
  • ISBN:75257-6
  • 発売日:2012.9.12
女の一生

女の一生

  • モーパッサン/永田千奈 訳
  • 定価(本体838円+税)
  • ISBN:75226-2
  • 発売日:2011.3.10
海に住む少女

海に住む少女

  • シュペルヴィエル/永田千奈 訳
  • 定価(本体476円+税)
  • ISBN:75111-1
  • 発売日:2006.10.12

2016年6月 4日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#17「"言葉の魔術師"ナボコフの魅力を語る」貝澤哉さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で5月26日(木)開催

img_kaizawahajime_kinokuniya01.jpg

紀伊國屋書店電子書店Kinoppyとのコラボレーション企画「Readers Club読書会(Readin Session)」、第17弾はナボコフ『カメラ・オブスクーラ』『絶望』の訳者・貝澤哉さんをお迎えして開催いたします。

ナボコフ(1899-1977)は帝政ロシアに生まれ、亡命先のベルリンではロシア語で、そしてアメリカへ渡ったのちは英語で小説を書き続けました。

英語で書かれた『ロリータ』(1955)が大ベストセラーとなり国際的にも評価が高まりますが、じつはこの作品の原型とも言える作品がベルリン時代に書かれた『カメラ・オブスクーラ』なのです。また同じベルリン時代の作品『絶望』は、自分と瓜二つの男を身代わりに完全犯罪をもくろむという話です。2作とも細部の緻密な面白さが際立つ作品で、英語版との違いもロシア語原典からの新訳の魅力です。独特な比喩、色彩感豊かな描写と巧妙な仕掛けによるストーリー。今回はこの2作品を新訳された貝澤さんに"言葉の魔術師"ナボコフの魅力について、またロシア語と英語の作品とではどのような違いがあるのかなど、ナボコフの魅力を多角的に語っていただきます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session)
「"言葉の魔術師"ナボコフの魅力を語る」貝澤哉さんを迎えて
《日時》2016年5月26日(木)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》45名  ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
《参加費》無料
《参加方法》2016年4月29日(金)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:紀伊國屋書店新宿本店2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には貝澤哉さんの著書・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
詳しくは 紀伊國屋書店新宿本店ウェブサイトをご覧ください
[貝澤哉さんプロフィール]
ロシア文学者。早稲田大学文学学術院教授。著書に『引き裂かれた祝祭 バフチン・ナボコフ・ロシア文化』、訳書に『カメラ・オブスクーラ』『絶望』(ナボコフ)、『ナボコフ全短篇』(ナボコフ、共訳)、『アウェイ・ゲーム』(マリーニナ)、『全体主義芸術』(ゴロムシトク)などがある。現在、NHK Eテレ「テレビでロシア語」に講師として出演中。
カメラ・オブスクーラ

カメラ・オブスクーラ

  • ナボコフ/貝澤 哉 訳
  • 定価(本体895円+税)
  • ISBN:75236-1
  • 発売日:2011.9.13
絶望

絶望

  • ナボコフ/貝澤 哉 訳
  • 定価(本体1,040円+税)
  • ISBN:75279-8
  • 発売日:2013.10.8

2016年4月27日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#16「中国近代文学の父、魯迅の魅力に迫る」 藤井省三さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で4月8日(金)開催

img_fujii_kinokuniya02.jpg

紀伊國屋書店電子書店Kinoppyとのコラボレーション企画「Readers Club読書会(Readin Session)」、第16弾は魯迅『故郷/阿Q正伝』『酒楼にて/非攻』の訳者・藤井省三さんをお迎えして開催いたします。

魯迅(1881-1936)は中国の国民革命期を生きた作家。日本での留学を経て文化の改革の必要性に目覚め、帰国後に口語体と西洋文学の手法を導入して、中国に新しい文学をもたらしました。魯迅の作品はいまも日本で広く読まれ、教科書にも必ずといってよいほど登場します。魯迅は激動の時代に何を感じ取り、何を描き、現代の中国と日本の関係に何を遺したのでしょうか。

日本を代表する中国文学者、藤井省三さんを招き、魯迅文学の魅力をたっぷりと語っていただきます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session)
「中国近代文学の父、魯迅の魅力に迫る」藤井省三さんを迎えて
《日時》2016年4月8日(金)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》50名  ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
《参加費》無料
《参加方法》2016年3月16日(水)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:紀伊國屋書店新宿本店2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には藤井省三さんの著書・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
詳しくは 紀伊國屋書店新宿本店ウェブサイトをご覧ください
[藤井省三さんプロフィール]
1952年生まれ。東京大学文学部教授。1991年魯迅研究により文学博士。著書に『魯迅と日本文学――漱石・鷗外から清張・春樹まで』『魯迅辞典』『魯迅「故郷」の読書史』『村上春樹のなかの中国』など。訳書に『故郷/阿Q正伝』『酒楼にて/非攻』(魯迅)、『透明な人参 莫言珠玉集』『酒国』(莫言)、『神樹』(鄭義)、『夫殺し』(李昴)ほか多数。
故郷/阿Q正伝

故郷/阿Q正伝

  • 魯迅/藤井省三 訳
  • 定価(本体780円+税)
  • ISBN:75179-1
  • 発売日:2009.4.9
酒楼にて/非攻

酒楼にて/非攻

  • 魯迅/藤井省三 訳
  • 定価(本体743円+税)
  • ISBN:75215-6
  • 発売日:2010.10.13

2016年3月15日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#13「ハクスリー『すばらしい新世界』はいかに「すばらしい」か?」黒原敏行さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で12月21日(月)開催

紀伊國屋書店電子書店Kinoppyとのコラボレーション企画「Readers Club読書会(Readin Session)」、第13弾はハクスリー『すばらしい新世界』の訳者・黒原敏行さんをお迎えして開催します。

黒原敏行さん

西暦2540年。人間の工場生産と条件付け教育、フリーセックスの奨励、快楽薬の配給によって、人類は不満と無縁の安定社会を築いていた。だが、時代の異端児たちと未開社会から来たジョンは、世界に疑問を抱き始め......

驚くべき近未来とそこに生きる人々を描いたオルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』は、新訳発売以来、大変な人気を博し、版を重ねています。本書はSFの古典として知られていますが、世界が進む方向性を(80年前に書かれたとは思えないほど)的確に予測し、そこに潜む危険性を見事に提示している作品であり、まさにいま再び読まれるべき作品です。

また、ユーモアに満ちあふれる筆致、魅惑的な登場人物、そしてスタイリッシュでさえある社会情景の描写は、古典であることを忘れさせるほど現代的です。いまだに世界中で熱狂的なファンがいて、本作がたびたび引用されるのは、本書が鋭い洞察と批判精神に満ちているのみならず、胸躍るような読書体験を提供してきたからに他なりません。

今回の読書会では、本書を翻訳された黒原敏行さんに、この作品の読みどころや魅力、新訳における工夫や苦労といったことについて語って頂きます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session)
「ハクスリー『すばらしい新世界』はいかに「すばらしい」か?」黒原敏行さんを迎えて
《日時》2015年12月21日(月)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》45名  ※定員に達し次第、受付を終了
《参加費》無料
《参加方法》2015年11月29日(日)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:紀伊國屋書店新宿本店2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には黒原敏行さんの翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
 詳しくは 紀伊國屋書店新宿店ウェブサイトをご覧ください
[黒原敏行(Toshiyuki Kurohara)さんプロフィール]
1957年生まれ。英米文学翻訳家。訳書に『闇の奥』(コンラッド)、『すばらしい新世界』(ハクスリー)、『すべての美しい馬』『越境』『ザ・ロード』(以上マッカーシー)、『黒い天使』(ウールリッチ)、『儚い光』『冬の眠り』(共にマイクルズ)、『ソフィー』(バート)、『コレクションズ』(フランゼン)、『ユダヤ人警官同盟』(シェイボン)ほか多数。
すばらしい新世界

すばらしい新世界

  • オルダス・ハクスリー/黒原敏行 訳
  • 定価(本体1,048円+税)
  • ISBN:75272-9
  • 発売日:2013.6.12

2015年11月28日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会 ドストエフスキー『白痴』ついに刊行開始!亀山郁夫さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で11月26日(木)開催(※定員に達したため受付を終了いたしました)

紀伊國屋書店電子書店Kinoppyとのコラボレーション企画「Readers Club読書会(Readin Session)」、第12弾は、刊行がスタートしたドストエフスキー『白痴』の訳者・亀山郁夫さんをお迎えして開催します。


亀山郁夫さん

ドストエフスキーの5大長編小説の第四弾。『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『悪霊』に続いて、ついに『白痴』の刊行が始まりました。待望久しい亀山郁夫先生の新訳です。主人公ムイシキン公爵と恋敵のロゴージンの列車での出会いから、物語は始まります。絶世の美女、ナスターシャをめぐる恋のさや当てが、狂気に満ちた激しさで繰り広げられます。また「この世でもっとも美しい人」ムイシキン公爵がみずから目撃した死刑を語る場面も、ドストエフスキーの個人的な体験を彷彿とさせる緊迫感にあふれていて読みどころのひとつ。スピード感あふれる文体で、物語は進んでいきます。ドストエフスキーの長編小説のなかでは、異色とも言える恋愛を主題にしたこの小説の無類の面白さが、全篇に横溢しています。亀山訳ならではの、親しみやすさと人物描写の巧みさが読者をとらえて離しません。いつもながらの丁寧な解説も読み応え万点。

今回の読書会では、本書を翻訳された亀山先生をお迎えして、この作品の読みどころや魅力、これまでの長編の翻訳との関連、新訳における工夫や苦労といったことについて、縦横無尽に語って頂きます。

※『白痴 1』は11月11日(水)発売です。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session) #12
ドストエフスキー『白痴』ついに刊行開始!亀山郁夫さんを迎えて
img_book219.jpg
《日時》2015年11月26日(木)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》45名  ※定員に達し次第、受付を終了
《参加費》無料
《参加方法》紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を受付中です。お電話でのご予約も承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:紀伊國屋書店新宿本店2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には亀山先生の著作・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
 詳しくは 紀伊國屋書店新宿店ウェブサイトをご覧ください

2015年11月 9日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会「『虫めづる姫君 堤中納言物語』平安人の息遣い、物語文学の魅力」蜂飼耳さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で10月27日(火)開催

紀伊國屋書店電子書店Kinoppyとのコラボレーション企画「Readers Club読書会(Readin Session)」、第11弾は『虫めづる姫君 堤中納言物語』を訳された詩人・小説家の蜂飼耳さんをお迎えして開催します。

蜂飼耳さん

風流な貴公子の失敗談「花を手折る人(花桜折る中将)」。年ごろなのに眉も剃らず、お歯黒もつけず、夢中になるのは虫ばかりの「元祖虫ガール」姫を描く「あたしは虫が好き(虫めづる姫君)」。一人の男をめぐる二人の女の明暗をあぶり出す「黒い眉墨(はいずみ)」ほか11編。無類の面白さと意外性に富む『堤中納言物語』が、詩人・小説家で古典文学に造詣の深い蜂飼耳さんによる新訳で、現代の読み物として蘇りました。

恋や噂話や人々の感情の揺れを細やかに掬いとったユーモアと愛らしさのある語り。平安朝後期の物語文学の魅力をより深く感じ取っていただくために、各篇に蜂飼さんの書き下ろしエッセイが付いています。

今回の読書会では、本書を翻訳された詩人・小説家の蜂飼耳さんをお迎えして、本作の読みどころや魅力、日本文学史のなかでの他の物語文学との関連、新訳における工夫や苦労といったことについて、縦横無尽に語って頂きます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session)
「『虫めづる姫君 堤中納言物語』平安人の息遣い、物語文学の魅力」蜂飼耳さんを迎えて
《日時》2015年10月27日(火)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》45名  ※定員に達し次第、受付を終了
《参加費》無料
《参加方法》2015年10月7日(水)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:紀伊國屋書店新宿本店2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には蜂飼耳さんの著作・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
 詳しくは 紀伊國屋書店新宿店ウェブサイトをご覧ください
[蜂飼耳(Hachikai Mimi)さんプロフィール]
1974年神奈川県生まれ。詩人・作家。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。詩集『いまにもうるおっていく陣地』で第5回中原中也賞を受賞。詩のみならず、小説、エッセイ、絵本、書評などでも活躍する。他の著書に、詩集『食うものは食われる夜』(第56回芸術選奨文部科学大臣新人賞)『隠す葉』『現代詩文庫・蜂飼耳詩集』、小説『紅水晶』『転身』、文集『孔雀の羽の目がみてる』『空席日誌』『おいしそうな草』、絵本『うきわねこ』(絵/牧野千穂、第59回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞)などがある。
虫めづる姫君 堤中納言物語

虫めづる姫君 堤中納言物語

  • 作者未詳/蜂飼耳 訳
  • 定価(本体860円+税)
  • ISBN:75318-4
  • 発売日:2015.9.9

2015年10月 8日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会「メルヴィル『書記バートルビー/漂流船』、文豪の驚くべき企みを読み解く」牧野有通さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で9月29日(火)開催

紀伊國屋書店電子書店Kinoppyとのコラボレーション企画「Readers Club読書会(Readin Session)」、第10弾は9月9日発売の新刊メルヴィル『書記バートルビー/漂流船』の訳者・牧野有通さんをお迎えして開催します。

牧野有通さん

本作は『白鯨』で知られるアメリカ最大の文豪、メルヴィルの代表的中篇2つを収録したものです。「書記バートルビー」の舞台はウォール街。ある法律事務所に雇われた男バートルビーは、寡黙で仕事熱心ではあるものの、決まった仕事以外の用件を言いつけられると、「そうしない方がいいと思うのですが」と言い、頑なに拒絶する。その拒絶は次第にエスカレートし......悲劇的結末が胸を打つ傑作。いっぽう「漂流船」は、半ば遭難した奴隷運搬船の正体をめぐるサスペンスフルな作品。劇的な展開が楽しめます。

本作収録の2作は日本でも人気の高い作品ですが、本書の翻訳者である牧野有通さん(日本メルヴィル学会会長)によると、これらの作品にはメルヴィルの巧緻な仕掛けが幾重にも施され、これまで多くの読者を欺き続けてきたといいます。今回の読書会では、牧野さんをお迎えして、メルヴィルが本作に隠した真の意図について、また新訳における工夫、そしてメルヴィルとはいったいどういう作家なのかについて、たっぷりと語って頂きます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session)
「メルヴィル『書記バートルビー/漂流船』、文豪の驚くべき企みを読み解く」牧野有通さんを迎えて
《日時》2015年9月29日(火)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》45名  ※定員に達し次第、受付を終了
《参加費》無料
《参加方法》2015年8月30日(日)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には牧野先生の著作・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
 詳しくは 紀伊國屋書店新宿店ウェブサイトをご覧ください
[牧野有通(まきの・ありみち)さんプロフィール]
1943年生まれ。東京大学文学部、大学院修了。アメリカ・アイオワ大学修士。元明治大学文学部教授。現在日本メルヴィル学会会長。研究書に『世界を覆う白い幻影―メルヴィルとアメリカ・アイディオロジー』、編著に Melville and the Wall of the Modern Age。訳書に『フォークナー全集』第1巻、第25巻、第26巻(いずれも共訳)ほか。

2015年8月29日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会「サン=テグジュペリ『人間の大地』が教えてくれるもの」渋谷豊さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で8月21日(金)開催

紀伊國屋書店電子書店Kinoppyとのコラボレーション企画「Readers Club読書会(Readin Session)」、第9弾はサン=テグジュペリ『人間の大地』(2015年8月の新刊)の訳者・渋谷豊さんをお迎えして開催します。

img_shibuyayutaka01.jpg

世界的名作『ちいさな王子(星の王子さま)』、『夜間飛行』の著者であり、飛行機のパイロットとして長いキャリアを持つサン=テグジュペリ。本書『人間の大地』は、彼が郵便機パイロットとしての駆け出しの日々、勇敢な僚友たちのこと、アフリカや南米での人々との交流、『ちいさな王子』などの原型となった不時着体験などについて、時に臨場感豊かに、時に哲学的に綴った作品です。極限状態から見えてくる人間の気高さ、強さ、意志の力とはいかなるものか――挑戦を厭わない人々にとって道標となるのは間違いない大傑作です。

今回の読書会では、本書を翻訳されたフランス文学者の渋谷豊さんをお迎えして、本作の読みどころや魅力、他の作品との関連、サン=テグジュペリが伝えたかったことは何なのか、新訳における工夫や苦労といったことについて、縦横無尽に語って頂きます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session)
「サン=テグジュペリ『人間の大地』が教えてくれるもの」渋谷豊さんを迎えて
cover214_01.jpg
《日時》2015年8月21日(金)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》45名  ※定員に達し次第、受付を終了
《参加費》無料
《参加方法》2015年8月2日(日)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には渋谷先生の著作・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
 詳しくは 紀伊國屋書店新宿店ウェブサイトをご覧ください
[渋谷 豊(しぶや・ゆたか)さんプロフィール]
1968年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1995年から8年間のパリ滞在を経て、現在、信州大学人文学部准教授。パリ第四大学文学博士。訳書に『ぼくのともだち』、『きみのいもうと』(ボーヴ/日仏翻訳文学賞受賞)、『鶏のプラム煮』(サトラピ)、『母の家で過ごした三日間』(ヴェイエルガンス)など。

2015年8月 4日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会 「『居酒屋』『ナナ』だけじゃない! "短篇作家"ゾラの魅力に迫る」國分俊宏さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で 7月23日(木)に開催

紀伊國屋書店電子書店Kinoppyとコラボレーション企画「Readers Club読書会(Readin Session)」、第8弾はゾラ『オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家 ゾラ傑作短篇集』(2015年6月刊)の訳者・國分俊宏さんをお迎えして開催します。

img_kokubutoshihiro01.jpg

ゾラといえば、文学史的には『居酒屋』や『ナナ』に代表される長篇小説が有名で、町の貧困層を描く「社会派」という印象が強いのですが、この短篇集はそんなゾラ像とは正反対。

ちょっと怪奇小説っぽい設定の奥に深くて静かな感銘を受ける「オリヴィエ・ベカイユの死」や「呪われた家」、夫婦の複雑な関係性を一見突飛な物語の中に圧巻の筆力で描ききる「ナンタス」「スルディス夫人」、そして官能的で(というかよく読むと下ネタ満載で)強烈なオチのつく「シャーブル氏の貝」。どれも、ゾラってすごい短篇作家だ!と思わせる面白さです。しかも、「オリヴィエ・ベカイユの死」以外の4篇は、本邦初訳です!

今回の読書会では、翻訳者の國分俊宏さん(青山学院大学教授)をお迎えして、今回の短篇作品の選び方と読みどころ、新訳における工夫、そしてゾラとはいったいどういう作家なのかについて、縦横無尽に語って頂きます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session)
「『居酒屋』『ナナ』だけじゃない! "短篇作家"ゾラの魅力に迫る」國分俊宏さんを迎えて
《日時》2015年7月23日(木)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》45名  ※定員に達し次第、受付を終了
《参加費》無料
《参加方法》2015年7月5日(日)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
※サイン会はございません。
※19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
 詳しくは 紀伊國屋書店新宿店ウェブサイトをご覧ください
[國分俊宏(こくぶ・としひろ)さんプロフィール]
1967年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。パリ第3大学博士課程修了(文学博士)。青山学院大学国際政治経済学部教授。フランス文学専攻。訳書に『額の星 無数の太陽』(ルーセル、共訳)、『哲学者たちの動物園』(マッジョーリ)、『少女』(ヴィアゼムスキー)などがある。

2015年7月 6日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会 「『チャタレー夫人の恋人』の新しい読み方」木村政則さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で6月26日(金)開催

紀伊國屋書店電子書店Kinoppyとコラボレーション企画「Readers Club読書会(Readin Session)」、第7弾はロレンス『チャタレー夫人の恋人』(2014年9月刊)の訳者・木村政則さんをお迎えして開催します。

img_kimuramasanori01.jpg

上流階級の令夫人であるコニーは、戦争で下半身不随となった夫の世話をしながら、生きる喜びのない日々を送っていた。そんなとき、屋敷の森番メラーズに心奪われ、逢瀬を重ねることになるが......。

この作品ほど誤解と中傷にさらされてきた作品はありません。過激な性描写とそれが引き起こした裁判や発禁処分のみが話題にされ、ロレンスが描こうとした「生の喜び」というテーマは長い間忘れ去られてきました。しかし今回の木村政則さんの新訳を読むと、本作の登場人物たちの苦悩や絶望がきわめて現代的であること、彼らが今を生きる我々にとって隣人と呼べる存在であることがよくわかります。本作は地位や立場を超えた愛に希望を見つけようとする男女を描いた至高の恋愛小説であり、さまざまな意味で革命的な作品なのです。

今回の読書会では、翻訳者の木村政則さんをお迎えして、新訳における工夫や苦労、そして、この作品のまったく新しい読み方について語って頂きます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session)
「『チャタレー夫人の恋人』の新しい読み方」木村政則さんを迎えて
《日時》2015年6月26日(金)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》45名  ※定員に達し次第、受付を終了
《参加費》無料
《参加方法》2015年6月14日(日)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には木村先生の著作・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
 詳しくは 紀伊國屋書店新宿店ウェブサイトをご覧ください
[木村政則(きむら・まさのり)さんプロフィール]
1968年生まれ。筑波大学大学院博士課程単位取得退学。大学非常勤講師。専門は20世紀イギリス小説。著書に『20世紀末イギリス小説――アポカリプスに向かって』。訳書に『マウントドレイゴ卿/パーティの前に』(モーム、光文社古典新訳文庫)、『寝ても覚めても夢』『バン、バン! はい死んだ』(ミュリエル・スパーク、河出書房新社)がある。
チャタレー夫人の恋人

チャタレー夫人の恋人

  • D・H・ロレンス/木村政則 訳
  • 定価(本体1,700円+税)
  • ISBN:75297-2
  • 発売日:2014.9.11

2015年6月11日 光文社古典新訳文庫編集部 |

映画『雪の轍(わだち)』公開直前!沼野充義先生トークイベント、6月21日(日)紀伊國屋書店新宿南店で開催

6月27日(土)より公開となる第67回カンヌ国際映画祭パルム・ドール大賞受賞作品『雪の轍(わだち)』の公開を記念して、沼野充義先生のトークイベントが6月21日(日)紀伊國屋書店新宿南店で開催されます。

3時間16分の濃密な会話劇はトルコ・カッパドキアが舞台でありながらチェーホフの短編を発想源としており、他にもドストエフスキー、トルストイなどなど様々なロシア文学が色濃く反映されています。チェーホフを初めとする様々なロシア作家の翻訳を手がけるロシア文学者の沼野充義先生をお招きして劇中で描かれる文学ソースを読み解きつつ、映画のテーマに迫ります。ぜひ、ご参加ください。

映画『雪の轍(わだち)』公開記念 ロシア文学者・沼野充義氏トークイベント
沼野充義氏が読み解く『雪の轍(わだち)』で描かれるロシア文学
《日時》2015年6月21日(日) 開場14:30 開演15:00
《会場》紀伊國屋書店新宿南店6F イベントスペース《コミュニティガーデン》
《料金・定員》無料。先着35名。紀伊國屋書店新宿南店で予約受付中。
※オープンスペースですので立ち見でご観覧いただくことも可能です。
《予約・問い合わせ》紀伊國屋書店新宿南店6Fご予約電話番号:03-5361-3316(6階直通)
イベントの詳細は 紀伊國屋書店ウェブサイトをご覧ください
img_yuki-main01.jpg
映画『雪の轍(わだち)』6月27日(土)より、角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!
映画『雪の轍(わだち)』公式ウェブサイト

本イベントと映画公開に先がけて、6月13日(土)から紀伊國屋書店新宿南店4Fで、沼野充義先生が選んだ関連書籍フェアと映画のパネル展も行われます。ぜひ紀伊國屋書店新宿南店に足をお運びください。

■関連書籍フェアのブックリストの掲載をご快諾いただきました。こちらもぜひご活用ください!
(店頭で品切れの場合もありますので、在庫については紀伊國屋書店へお問い合わせください)

トルコ映画『雪の轍』から読書の環を広げるためのブックリスト/沼野充義選
チェーホフ
『新訳 チェーホフ短篇集』 沼野充義訳 集英社
『ワーニャ伯父さん/三人姉妹』 浦雅春訳/光文社古典新訳文庫
ドストエフスキー
『白痴』 望月哲男訳/河出文庫(全3巻)
『カラマーゾフの兄弟』 亀山郁夫訳/光文社古典新訳文庫(全5巻)
トルストイ
『トルストイ民話集 イワンのばか 他八編』 中村白葉訳/岩波文庫        
シェイクスピア
『リチャード三世』 松岡和子訳/ちくま文庫
『オセロー』 松岡和子訳、ちくま文庫
サルトル
『嘔吐 新訳』 鈴木道彦訳/人文書院
カミュ
『カリギュラ』 岩切正一郎訳/ハヤカワ演劇文庫
オルハン・パムク》
『雪』 宮下遼訳/ハヤカワepi文庫(上・下)
古川日出男
『馬たちよ、それでも光は無垢で』 新潮社
ヴァレリー・アファナシエフ
『音楽と文学の間』 平野 篤司、飯沼 隆一訳/論創社
【番外】
『カッパドキア――谷間の岩窟教会群が彩る』 萩野矢慶記/東方出版(映画の舞台となるカッパドキアの写真集)       

2015年6月10日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会 「ひと味違うドストエフスキー短篇小説の魅力!」安岡治子さんを迎えて

紀伊國屋書店電子書店Kinoppyとコラボレーション企画「Readers Club読書会(Readin Session)」、第6弾はドストエフスキー『白夜/おかしな人間の夢』(2015年4月刊)の訳者・安岡治子さんをお迎えして開催します。

img_yasuoka_haruko01.jpg

ドストエフスキーと言えば、『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』など、暗くて重い長篇小説があまりにも有名ですが、今回収録の作品は不思議にどれも切ないながらも、そこはかとなく明るさが感じられるものばかりです。

ペテルブルグの夜を舞台に、内気で空想家の青年と少女の出会いを描いた初期の傑作「白夜」。自殺を決意した男が夢から覚めた後、真理を発見し自殺をとりやめる幻想的な短篇「おかしな人間の夢」。ドストエフスキーの主要なテーマのほとんど完璧な百科事典」(ロシアの思想家・文芸批評家バフチン)とも言われている作品でもあります。また作者本人のお気に入りでクリスマスに子供たちに朗読していたという「キリストの樅の木祭りに召された少年」、ロシアの民衆への暖かい眼差しが心を打つ「百姓のマレイ」。長篇とは異なる短篇ならでの魅力の4作品について語っていただきます。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session)
「ひと味違うドストエフスキー短篇小説の魅力!」安岡治子さんを迎えて
《日時》2015年5月22日(金)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》45名  ※定員に達し次第、受付を終了
《参加費》無料
《参加方法》2015年4月29日(水)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には安岡先生の著作・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
 詳しくは 紀伊國屋書店新宿店ウェブサイトをご覧ください
[安岡治子さんプロフィール]
1956年生まれ。東京大学大学院教授。主な訳書に『地下室の手記』『貧しき人々』(ドストエフスキー)、『マリヤのための金』『マチョーラとの別れ』(ラスプーチン)、『酔どれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行』(エロフェーエフ)、『デルス・ウザラ』(アルセニエフ)、『地下室の手記』(ドストエフスキー)。共訳に『フョードロフ伝』(セミョーノヴァ)、『チェゲムのサンドロおじさん』(イスカンデル)。共著に『新版 ロシア文学案内』、『岩波講座 文学8・超越性の文学』などがある。
白夜/おかしな人間の夢

白夜/おかしな人間の夢

  • ドストエフスキー/安岡治子 訳
  • 定価(本体880円+税)
  • ISBN:75308-5
  • 発売日:2015.4.9

2015年4月27日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会 「怪奇幻想小説の魅力を語りつくす!」翻訳家・南條竹則さんを迎えて4月17日(金)紀伊国屋書店新宿本店で

紀伊國屋書店電子書店Kinoppyとコラボレーション企画「Readers Club読書会(Readin Session)」、第5弾は最新刊オブライエン『不思議屋/ダイヤモンドのレンズ』(2014年11月刊)の訳者・南條竹則さんをお迎えして開催します。

img_kinokuniya_nanjyo01.jpg

今回取り上げるのはオブライエンの『不思議屋/ダイヤモンドのレンズ』です。完全な顕微鏡を完成させた素人学者が、のぞいてみた水滴の中に完璧な美をもつ女性を見出す「ダイヤモンドのレンズ」。魅力的な人物と仕掛けに満ちたロボット物の古典として評価の高い「不思議屋」。独創的な才能を発揮したオブライエンの幻想、神秘、奇想に富む作品の中から、訳者南條さんの思い出深い、愛着ある作品ばかりで編んだ短篇集です。南條さんはコッパード、チェスタトン、ブラックウッド、マッケンなどの作品の新訳でも活躍されていますので、これらの作品の魅力も併せて翻訳の楽しみについて、後日談を交えて語っていただきます。どんな後日談が飛び出すか? さらに"現在進行形"の企画について"ここだけの話"が聞けるかも!?

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session)
「オブライエン『不思議屋/ダイヤモンドのレンズ』怪奇幻想小説の魅力を語りつくす!」
《日時》2015年4月17日(金)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》45名  ※定員に達し次第、受付を終了
《参加費》無料
《参加方法》2015年4月2日(木)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:2階直通 03-3354-5702 (10:00~21:00)
※紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には南條先生の著作・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
 詳しくは 紀伊國屋書店新宿店ウェブサイトをご覧ください
[南條竹則さんプロフィール]
東京都生まれ。小説『酒仙』で第5回日本ファンタジーノベル大賞最優秀賞受賞。主な著書に小説『満漢全席』『あくび猫』、エッセイ『恐怖の黄金時代――英国怪奇小説の巨匠たち』『ドリトル先生の英国』、主な訳書にアンソロジー『怪談の悦び』、『ねじの回転』(ジェイムズ、共訳)、『アーネスト・ダウスン作品集』、『新アラビア夜話』(スティーヴンスン、共訳)、『木曜日だった男 一つの夢』(チェスタトン)、『白魔』(マッケン)、『天来の美酒/消えちゃった』(コッパード)、『秘書綺譚』『人間和声』(ブラックウッド)、『完訳・エリア随筆Ⅰ・Ⅱ』(チャールズ・ラム)など。

2015年3月27日 光文社古典新訳文庫編集部 |

紀伊國屋書店KINOPPY&光文社古典新訳文庫読書会「リルケ『マルテの手記』の魅力を語る 」訳者・松永美穂先生を迎えて2月20日紀伊国屋書店新宿本店で

紀伊國屋書店電子書店KINOPPYとコラボレーション企画「Readers Club読書会(Readin Session)」、第三弾のゲストはリルケ『マルテの手記』の訳者・松永美穂さんです。

大都会パリをあてどなくさまよう青年マルテ。「見る」ことを学ぼうと、街路の風景やそこに暮らす人々を観察するうち、その思考は故郷での奇妙な出来事や、歴史的人物の人生の中を飛び回り......短い断章を積み重ねて描き出される詩人の苦悩と再生の物語。 ドイツ文学の傑作として親しまれつつも、あまりに繊細で詩的な描写が読む者を幻惑し、ときに難解さも感じさせる『マルテの手記』。今回の新訳によって、マルテの姿はより身近なもの、読者自身のものとなって、読めるようになりました。

本書を翻訳された松永美穂さんをお招きし、『マルテの手記』の魅力を縦横無尽に語っていただきます。

紀伊國屋書店KINOPPY&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session)
松永美穂さんをお迎えして「リルケ『マルテの手記』の魅力を語る」
《日時》2015年2月20日(金) 18:30開演 (18:15開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
《定員》45名様  ※定員に達し次第、受付を終了
《参加費》無料
《参加方法》2015年2月6日(金)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:2階直通 03-3354-5702
※紀伊國屋書店新宿本店の他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
※イベントは90分程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には松永美穂先生の著作・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
 詳しくは 紀伊國屋書店新宿店ウェブサイトをご覧ください
マルテの手記

マルテの手記

  • リルケ/松永美穂 訳
  • 定価(本体1,180円+税)
  • ISBN:75262-0
  • 発売日:2014.6.12

2015年2月10日 光文社古典新訳文庫編集部 |

野崎歓さん読書会レポート──ボリス・ヴィアン『うたかたの日々』
20世紀でもっとも悲痛な恋愛小説を読む 紀伊國屋書店新宿本店で

img_nozaki01_20141121.jpg
野崎 歓さん(右)と
進行の駒井稔(光文社古典新訳文庫編集長)

2014年11月21日、紀伊國屋書店新宿本店でボリス・ヴィアン『うたかたの日々』の読書会が行われました。ゲストにお迎えしたのは古典新訳文庫で本書を翻訳された野崎歓さんです。

翻訳編集部で目下見習い中のSが、今回の読書会の様子を、ほんの少しでもお伝えできればと思います。未熟者ではございますが、何卒よろしくお願いいたします。

まずは、野崎さんのご紹介から読書会は始まりました。10代の頃に出会った翻訳小説の数々、そこで育まれた野崎少年の世界文学への憧れと翻訳文学への情熱について話は進んでいきます。堀口大學の名訳で知られるジャン・コクトーの「私の耳は貝のから 海の響をなつかしむ」という有名な詩句を力をこめて諳んじるご様子から野崎さんの「翻訳」への並々ならぬ愛情と熱意が伝わってきます。

さて、いよいよ本題に入ります。20世紀で最も悲痛な恋愛小説とうたわれる『うたかたの日々』。内容を簡単にですがご紹介いたします。お金持ちの青年コランは美しいクロエと恋に落ち、結婚をします。しかし、クロエは肺の中に睡蓮が生長する奇妙な病気にかかってしまう...。圧倒的に現実離れした世界の中で描かれる愉快な青春の季節と、その果てに訪れる荒廃と喪失の奇妙な光景。また、作者ヴィアンの奔放にして自在である大胆な筆法も独特です。

その『うたかたの日々』の新訳の狙いについて今回はお話を伺いました。

この日配られた資料には『うたかたの日々』の新潮文庫(1970年訳)、ハヤカワ文庫(1979年訳)、そして野崎さんの翻訳による古典新訳文庫(2011年訳)の3冊から、同じ箇所を抜粋したものが並んでいます。自分のような器の小さい人間は「読み比べる」というと、優劣をつけるような、そんな印象をうっかり抱いてしまいますが、そういうことではないんですね。それではどういうことなのでしょう?

img_nozaki02_20141121.jpg

そもそも、新訳の目的というのは、何なのでしょう。なぜ時代の流れの中で「新訳」が必要とされるのでしょうか。言葉は日々、変化していきます。その中で「こんな言い方、昔はしたけれど、今は使わない」という表現の旧訳から、まさに「いま、息をしている言葉」へと作りなおしていく。そうすることで古典は現代作品として蘇ります。さらにインターネットの普及により、外国に関する膨大な知識や情報を得ることができるようになりました。こうしたテクノロジーのおかげで昔は理解できなかった物語の背景をなす事物の理解が進み、翻訳の質を飛躍的に向上させることが可能になりました。新訳はより正確に原作を再現できます。

野崎さんは食べ物についてもこんな例を挙げてくださいました。主人公の青年コランがヒロインのクロエに初めて会う場面です。

「コランはつばを飲み込んだ。熱々のベニエ(注:ニューオリンズ名物の四角いドーナツ)を頬張ったような気がした」(光文社古典新訳文庫)。

主人公のコランが友人に紹介してもらったクロエを前にしてどぎまぎするなんともいえない様子が伝わる場面です。このベニエですが、新潮文庫では「焦げた揚げ物」、ハヤカワ文庫では「熱い揚げ菓子」、そして古典新訳文庫では「熱々のベニエ(ニューオリンズ名物の四角いドーナツ)」となります。新潮文庫の訳が刊行された1970年から2011年の間に欧米文化が、特に欧米の食文化が日本に浸透していく過程が見えてくる面白さがありますね! 焦げた揚げ物? 揚げ菓子? と言われても、わかりませんが(焦げてたら美味しくないだろうなあ)、熱々のベニエ!といえば、はふはふしちゃう感じもぱっと思い浮かびます。実際、私もちょうど先日、林檎のベニエを作りました。2015年、ベニエは日本にも届いてきているのです。

そして、このニューオリンズ名物のベニエからこんなお話も。ヴィアンは当時、ジャズに深く傾倒したそうです。それゆえアメリカという国への憧れも強く、『うたかたの日々』もアメリカのニューオリンズで書いた設定になっています。ですからニューオリンズ名物のベニエがわざわざ顔を出してくるのですね。アメリカが大好きだからこその、このこだわりに、ヴィアンってなんだかかわいいなあと親しみのような感情が生まれ、『うたかたの日々』がまたちょっと好きになってしまいました。

資料を読み比べながら、やはり翻訳には新旧甲乙つけがたい魅力もあるんですよ、と野崎さんは教えてくださいました。

新潮文庫で「淡褐色のキャラマンコ羅紗の上着」と訳され、ハヤカワ文庫では「はしばみの実の色をした光沢のある布地でつくった上衣」、そして野崎さんの訳では「ヘーゼルナッツ色のサテンのジャケット」となります。「サテンのジャケット」ならば、すぐにぱっとわかりますが、唐突に「キャラマンコ羅紗」と言われても、なんともわかりません。しかし、この「キャラマンコ羅紗」、18世紀の有名な百科全書派ディドロが「私の古い部屋着への惜別」としてキャラマンコ羅紗の部屋着への思いを切々と綴ったものがあるのだそうです。ヴィアンはキャラマンコ羅紗からディドロの部屋着を示唆している可能性もあるのだとか。なんというフランス文化の奥深さでしょう。現代の日本の読者を意識したわかりやすさだけを追求すると「キャラマンコ」は難しい言葉ですが、こういう背景を知るとちょっと興味が湧いてきますね。ディドロを想定した可能性を活かすか否か、上着の表現ひとつをとっても異なる文化の異なる言葉の橋渡しである翻訳の面白さと難しさがわかります。

ベニエやキャラマンコ以外にも、たくさんの例を挙げながら『うたかたの日々』やボリス・ヴィアンの魅力、そして翻訳文学の面白さを野崎さんは教えてくださいました。その中でも「原作には終わりがあります。けれど、翻訳には終わりがありません」というお話が特に印象に残りました。原作は著者が書き終えてしまえばそれで終わりですが、翻訳は時代や翻訳家によっていかようにも変化し続けてゆくことができるのだということです。この先も、人々に愛される作品は様々な新訳が生まれてゆくことでしょう。新訳とはまさに、原文を読みなおし、先人の訳文を参照しながら、新たな解釈を加えてゆくこと。翻訳家とはこの世で最も精密に本を読むという人々なのかもしれません。翻訳者である野崎さんに導かれて『うたかたの日々』を読む。読書会に参加したことで、作品の新たな魅力を発見し、著者や作品への愛情を深めることができました。そして、翻訳文学の意義や面白さを再確認し、翻訳編集部にいることを嬉しく思った見習いSです。

今後も古典新訳文庫ではこのような読書会を開催していく予定です。この「本を読む」楽しさが広がる読書会、一人でも多くの方に体験して実感していただきたいと思っております。皆様のご参加お待ちしております。

うたかたの日々

うたかたの日々

  • ヴィアン/野崎 歓 訳
  • 定価(本体914円+税)
  • ISBN:75220-0
  • 発売日:2011.9.13

2015年1月19日 光文社古典新訳文庫編集部 |


【創刊11周年! 秋の古典新訳文庫フェア】ボイメン直筆サイン入り色紙プレゼント! 光文社古典新訳文庫創刊10周年記念特設サイト ナルニア国 光文社古典新訳文庫読書エッセイコンクール2016 光文社ウェブサイト 光文社電子書籍

電子書店により、スケジュール・フェア価格等が異なる場合があります。詳細は各電子書店にお問い合せください。

メールマガジン登録 光文社古典新訳文庫著者別刊行本リスト