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『戦う操縦士』(サン=テグジュペリ/鈴木雅生 訳)

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戦う操縦士

戦う操縦士

  • サン=テグジュペリ/鈴木雅生 訳
  • 定価(本体880円+税)
  • ISBN:75372-6
  • 発売日:2018.3.9

人は何のために生き、何のためになら死ねるのか?
決死の偵察飛行! 戦争体験を描いた自伝的小説

作品

サン=テグジュペリの< 人間主義ヒューマニズム>は、70年以上経った現在でも、いや、むしろ互いに互いを排斥し合う偏狭なナショナリズムが世界を覆おうとしている現在だからこそ、その力強さでわれわれの心を揺さぶらずにはいられない。(「解説」より)


物語

ドイツ軍の電撃的侵攻の前に敗走を重ね、機能不全に陥ったフランス軍。危険だがもはや無益な偵察飛行任務を命じられた「私」は、路上に溢れる避難民を眼下に目撃し、高空での肉体的苦痛や対空砲火に晒されるうち、人間と文明への《信条》を抱くに至る。著者の実体験に基づく小説。

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
[1900−1944]フランスの作家、飛行家。兵役で航空隊に志願、除隊後は民間航空業界に入る。26歳で作家デビューし、自らの飛行体験に基づく『南方郵便機』『人間の土地』などを発表した。1931年に発表した『夜間飛行』はアンドレ・ジッドに絶賛され、またフェミナ賞を受賞。また1942年の『戦う操縦士』は、ヒトラー『我が闘争』に対する「民主主義からの返答」として高く評価される。詩情あふれる『ちいさな王子』は、子どもから大人まで今も世界中で愛され続けている。
[訳者]鈴木雅生 Suzuki Masao
1971年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学、パリ第四大学博士。学習院大学文学部教授。共著書に『フランス文化事典』『フランス文化読本』。訳書に『ポールとヴィルジニー』(ベルナルダン・ド・サン=ピエール)、『地上の見知らぬ少年』(ル・クレジオ、第16回日仏翻訳文学賞)、『きびしい冬』(クノー)など。

《関連刊行本》
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2018年3月 9日 光文社古典新訳文庫編集部 |

『ポールとヴィルジニー』(ベルナルダン・ド・サン=ピエール/鈴木雅生 訳)

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ポールとヴィルジニー

ポールとヴィルジニー

  • ベルナルダン・ド・サン=ピエール/鈴木雅生 訳
  • 定価(本体900円+税)
  • ISBN:75294-1
  • 発売日:2014.7.10
  • 電子書籍あり

フランス人が熱狂した比類なき「純愛物語」!
あのナポレオンも愛読した19世紀の大ベストセラー。

作品

幼なじみの悲恋を描く!
シャトーブリアン、コクトーなど後の作家に大きな影響を与え、バルザック、フロベールの作中にも引用された19世紀フランスの大ベストセラー。「情報の過剰や不信の連鎖に疲弊している現代だからこそ、この王道ともいえる純愛物語がかえって新鮮に感じられるのではないだろうか」(解説より)


物語

インド洋に浮かぶ絶海の孤島で、美しい自然と慈母たちに囲まれ心優しく育った幼なじみのポールとヴィルジニー。思春期を迎え、互いに愛の感情が芽生えた矢先、二人は無情にも引き離されて......。19世紀フランスで一世を風靡し、かのナポレオンも愛読した、幼なじみの悲恋の物語。


[書評]
ジャック=アンリ・ベルナルダン・ド・サン=ピエール Jacques-Henri Bernardin de Saint-Pierre
[1737-1814]ル・アーヴルの中産階級の家庭に生まれる。国立土木学校を出て技術士官となり七年戦争などに従軍するが、同僚や上官と折り合いが悪く帰国。31歳のときにフランス島に赴任。そこからマダガスカルに渡って植民地を再建するという当初の任務を拒否してそのまま島に滞在し、島内旅行や植物学の研究に時間を費やした。1771年に帰国し、二年後に旅行記『フランス島への旅』を刊行。1783年から翌年にかけて、自然界のすばらしさと神の摂理を説いた『自然の研究』を執筆・発表し、一躍文名を高めた。1788年、『自然の研究』第4巻に付した『ポールとヴィルジニー』が評判となり、翌年に単行本化されて一世を風靡した。これを愛読していたナポレオンに厚遇され、1806年にはレジオン・ドヌール勲章をうけている。
[訳者]鈴木雅生 Suzuki Masao
1971年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学、パリ第四大学博士。学習院大学文学部准教授。共著書に『フランス文化事典』、『フランス文化読本』。訳書に『地上の見知らぬ少年』(ル・クレジオ、第16回日仏翻訳文学賞)、『きびしい冬』(クノー)など。

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2014年7月10日 光文社古典新訳文庫編集部 |


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