モリオ
荻上直子:著
2010年8月18日発売
価格:本体 1,300円+税
装画:Archer Prewitt
装丁:大島依提亜
「モリオ」――青年モリオは、母の形見の足踏みミシンを前に思い出していた。子どものころミシンの下に隠れるのが好きだったこと、ミシンを踏む母が大好きだったこと、そして姉のために母が作った花柄のスカートを穿きたかったことを……。
「エウとシャチョウ」――末期癌の猫シャチョウを飼う女医ヨーコと同棲することになった「僕」。日々、シャチョウの面倒をみているうちに、才能など何も無いと思っていた自分に、「猫と心を通わせる力」があることに気がつく……。
[著者]荻上直子(おぎがみ なおこ)
1972年生まれ。映画監督。千葉県出身。千葉大学工学部画像工学科卒業。1994年に渡米、南カリフォルニア大学大学院映画学科で映画製作を学ぶ。2000年帰国。『バーバー吉野』(2003年)でベルリン映画祭児童映画部門特別賞受賞。その他の劇場監督作品に『かもめ食堂』(2006年)、『めがね』(2007年)、テレビ脚本に『やっぱり猫が好き2005』(2005年)など。
2010年8月に最新映画『トイレット』公開。

「人生は退屈の繰り返しに耐え忍ぶことだと思う」そう信じて個人主義で生きてきたプラモデルオタクの青年レイ、引きこもりピアニストの兄モーリー、エアギターで自分のスピリットを表現しようとする大学生の妹リサ。バラバラに生きてきた3兄弟が、生前ハーフジャパニーズの母親が日本から呼びよせた“ばーちゃん”と一緒に暮らし交流していくなかで、次第に心の扉を開いていく……。『かもめ食堂』『めがね』の荻上直子監督が構想5年をかけて完成させた、北米東部に暮らす問題アリな家族の日々を描く最新映画。
8月28日(土)より全国ロードショー。
映画『トイレット』公式サイト>>