『ビリー・バッド』(メルヴィル/飯野友幸 訳) - カフェ光文社古典新訳文庫 Blog

カフェ光文社古典新訳文庫 Blog:毎月のトークイベント「カフェ光文社古典新訳文庫」のレポートなど
光文社古典新訳文庫からのお知らせを中心に、翻訳書籍についての
情報をお届けし、読書の楽しみをみなさんと分かち合う場です。


ホーム > 『ビリー・バッド』(メルヴィル/飯野友幸 訳)

ビリー・バッド

ビリー・バッド

  • メルヴィル/飯野友幸 訳
  • 定価(本体876円+税)
  • ISBN:75263-7
  • 発売日:2012.12.6

近代海洋文学の決定版!

『白鯨』ばかりがメルヴィルではない。文豪の遺作にして最大の問題作が、いま21世紀文学の扉を開ける。──巽孝之(慶應義塾大学文学部教授)

作品

18世紀末、商船から英国軍艦ベリポテント号に強制徴用された若きビリー・バッド。新米水兵ながら誰からも愛される存在だった彼を待ち受けていたのは、邪悪な謀略のような運命の罠だった......。アメリカ最大の作家メルヴィル(『白鯨』)の遺作にして最大の問題作が、鮮烈な新訳で甦る。解説は大塚寿郎さん(上智大学教授)


内容

メルヴィルのエッセンスが凝縮した、美しく、かつ残酷な物語である本書は、『白鯨』同様に海を舞台にした小説だ。緊張感みなぎるストーリー展開と哲学的な考察につらぬかれた、現代性のある傑作である。


ハーマン・メルヴィル
[1819-1891]アメリカの小説家。マンハッタンの商家に生まれる。銀行員、小学校教師などを経て、1841年に捕鯨船アクシュネット号に乗り込み、太平洋でも捕鯨に従事する。翌年にマルケサス諸島で船から逃亡し、タイピー渓谷に滞在。その後も捕鯨船や軍艦を乗り継ぎ、1844年に帰国。続く数年間に、船員時代の体験を元に小説『タイピー』『オムー』などを執筆。1851年には『白鯨』を発表し名声を博す。その後も『イズラエル・ポッター』『書記バートルビー』『ベニト・セレーノ』などを書き継ぐも生活に困り、1866年から20年ほどは税関に勤務する。1891年死去。遺稿『ビリー・バッド』は生誕100年を機に研究者によってまとめられ1924年に初めて刊行された。
[訳者]飯野友幸
1955年生まれ。上智大学文学部教授。アメリカ文学専攻。著書に『ジョン・アッシュベリー----「可能性への賛歌」の詩』、訳書に『おれにはアメリカの歌声が聴こえる--草の葉(抄)』(ホイットマン)、『壁の文字----ポール・オースター全詩集』、『ブルース・ピープル』(ジョーンズ)などがある。
  • Clip to Evernote
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


メニュー

新着情報

近刊

光文社古典新訳文庫感想文コンクール2012 pdf_title_blog03.gif