• 作家生没年譜
  • 古典新訳文庫全作家の生きた時代を一覧にしました。(2011.07.20update/
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人口論

人口論

マルサス/斉藤悦則 訳
定価(本体895円+税)

デフレ、少子高齢化、貧困・格差……「人口」から世界が見える。

作品

「大胆にして修辞的であり、華麗な言い回しと情緒に富んでいる」(ケインズ)、のちに大経済学者となるマルサスの意気盛んなメッセージを、クリアな訳文で届ける。
今もアクチュアルな「若々しい天才の作品」。


内容

「人口は等比級数的に増加するが、食糧は等差級数的に しか増えない。そして、人の性欲はなくならない。」シ ンプルな命題を提起し、人口と食糧のアンバランスが 生む問題に切り込んで、19世紀の進歩思想に大きな影 響を与えた本書は、現在の世界においてもますます輝き を増している。

解説

的場昭弘(神奈川大学経済学部教授)


マルサス
[1766−1834] 古典派経済学を代表するイギリスの経済学者。父はルソー、ヒュームと親交があり、その影響を受けて育つ。ケンブリッジ大学を卒業後研究員になり、のち牧師となる。32才の時に匿名で出した本書『人口論』(初版)は当時のイギリス社会に大きな衝撃を与えた。その後名前を明かしたうえで第2版を出し、約30年をかけて第6版までを刊行した。39才で新設の東インド会社付属学院の教授に就任、歴史、経済を教える。穀物の輸入自由化をめぐりリカードウとの論争が有名である。著書に『経済学原理』『経済学における諸定義』『価値尺度論』など。
[訳者]斉藤悦則
1947年生まれ。鹿児島県立短期大学教授。共編著に『ブルデュー社会学への挑戦』。訳書に『プルードンの社会学』(アンサール)。共訳書に『出る杭は打たれる』(レノレ)、『構成的権力』(ネグリ)、『システムの解体』(シャバンス)、『逆転の思考』(コリア)など。