『哲学書簡』(ヴォルテール/斉藤悦則 訳) - 光文社古典新訳文庫


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ヴォルテール

哲学書簡

  • ヴォルテール/斉藤悦則 訳
  • 定価(本体980円+税)
  • ISBN:75354-2
  • 発売日:2017.5.11

感性を磨こう 自分の頭で考えよう
詩人ヴォルテールがみんなに伝えたかったこと

作品

イギリスにおける信教の自由、議会政治を賛美し、ロックの思想、ニュートンの科学などの考察を書簡形式で綴ったヴォルテールの思想の原点。フランス社会の遅れを痛烈に批判し、発禁処分にされたことで大ベストセラーとなった。のちの啓蒙思想家たちに大きな影響を与えた初期の代表作。

<哲学する>ことは、詩作ばかりでなく音楽や演劇の練習・発表、さらにはスポーツの練習や試合にも似ていて、それはいとなむこと自体が楽しく、それをとおして自分が成長し、自分が生きている喜びをさらに深く味わうことにつながる。<哲学する>ことは誰にでもできることである。(訳者)


解説

斉藤悦則


ヴォルテール Voltaire
[1694-1778] フランスの思想家・作家。パリに生まれる。早くから創作を志し、処女作『エディップ(オイディプス)』(1718年)がコメディー・フランセーズで大成功を収める。決闘騒動でバスティーユに投獄された後、イギリスに亡命。この時の見聞をもとに当時のフランス社会を批判した『哲学書簡』(34年)を刊行するも、即発禁処分となる。「リスボン大震災に寄せる詩」へのルソーの痛烈な書簡は有名である。61年に起こったフランスのプロテスタントに対する冤罪事件(カラス事件)に憤慨し、『寛容論』を発表。劇作も多数発表する一方で、プロイセンのフリードリヒⅡ 世からの招聘をうけるなど、思想・信教・表現の自由や寛容を唱える知識人として、その影響力はヨーロッパ全域に及んだ。
[訳者]斉藤悦則
1947年生まれ。元鹿児島県立短期大学教員。共編著に『ブルデュー社会学への挑戦』。訳書に『カンディード』『寛容論』(ヴォルテール)、『人口論』(マルサス)、『自由論』(ミル)、『プルードンの社会学』(アンサール)、『貧困の哲学』(プルードン)。共訳書に『出る杭は打たれる』(レノレ)、『構成的権力』(ネグリ)、『システムの解体』(シャバンス)、『逆転の思考』(コリア)など。
《関連刊行本》
『自由論』(ミル/斉藤悦則 訳)
『寛容論』(ヴォルテール/斉藤悦則 訳)
『哲学書簡』(ヴォルテール/斉藤悦則 訳)
『人口論』(マルサス/斉藤悦則 訳)
『カンディード』(ヴォルテール/斉藤悦則 訳)
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