『ドルジェル伯の舞踏会』(ラディゲ/渋谷豊 訳) - 光文社古典新訳文庫

ホーム > 刊行本リスト > ドルジェル伯の舞踏会

ドルジェル伯の舞踏会

ドルジェル伯の舞踏会

  • ラディゲ/渋谷豊 訳
  • 定価(本体840円+税)
  • ISBN:75399-3
  • 発売日:2019.4.11

夭逝の天才が遺した、不滅の恋愛小説
作家自らが定めた"最終形"からの翻訳

物語

青年貴族のフランソワは、社交界の花形ドルジェル伯爵夫妻に気に入られ、彼らと頻繁に過ごすようになる。気さくだが軽薄な伯爵と、そんな夫を敬愛する貞淑な妻マオ。フランソワはマオへの恋慕を抑えきれず......それぞれの体面の下で激しく揺れ動く心の動きを繊細に描きとった、至高の恋愛小説。


内容

二十歳で早世したラディゲの遺作。実は、三島を唸らせた堀口大學の名訳をはじめ、既存の日本語訳はすべてラディゲの死後に友人のコクトーらが相当に修正を加えたテキストからの翻訳であった。今回の新訳は、作家の定めた最終形「批評校訂版」からの初の翻訳である。


解説

渋谷豊


レーモン・ラディゲ Raymond Radiguet
[1903−1923]フランスの詩人・小説家。風刺画家を父として、パリ郊外に生まれる。幼少期は成績優秀な生徒だったが、長じて、文学に傾倒。14歳で『肉体の悪魔』のモデルといわれる年上の女性と恋愛関係となり、欠席が増えて退学処分となる。退学後、詩人のジャコブやコクトーと出会い、処女長編小説の本作で文壇デビュー。ベストセラーとなる。その後もコクトーと旅をしながら『ドルジェル伯の舞踏会』を執筆するが、1923年、腸チフスにより20歳の若さで死去。
[訳者]渋谷豊 Shibuya Yutaka
1968年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1995年から8年間のパリ滞在を経て、現在、信州大学人文学部教授。パリ第四大学文学博士。訳書に『ぼくのともだち』『きみのいもうと』(ボーヴ/日仏翻訳文学賞受賞)、『鴨のプラム煮』(サトラピ)、『母の家で過ごした三日間』(ヴェイエルガンス)、『海底二万里』(ヴェルヌ)など。
《関連刊行本》
『肉体の悪魔』(ラディゲ/中条省平 訳)
『ドルジェル伯の舞踏会』(ラディゲ/渋谷豊 訳)
  • Clip to Evernote
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


光文社古典新訳文庫創刊10周年記念特設サイト ナルニア国 光文社ウェブサイト 光文社電子書籍

電子書店により、スケジュール・フェア価格等が異なる場合があります。詳細は各電子書店にお問い合せください。

メールマガジン登録 光文社古典新訳文庫著者別刊行本リスト