古典新訳文庫全作家の生きた時代を一覧にしました。(PDFファイル 290kb)
観客は、笑っているうちに、ぬきさしならないところへ連れていかれる。「真実という恐怖」をくるんでいた冗談の衣が、最後にざっと落ちたときの衝撃が、大詰めでは待ち受けているのである。
森のなかの湖畔近くで暮らす漁師の養女オンディーヌ。ある日、騎士ハンスと出会い、恋に落ちる。ハンスも美しい彼女に魅かれ、ともに城での生活を始める。ただ、彼女は人間ではなく、水の精だった――。「究極の愛」を描いたジロドゥ演劇の最高作。