『グランド・ブルテーシュ奇譚』(バルザック/宮下志朗 訳) - 光文社古典新訳文庫


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グランド・ブルテーシュ奇譚

グランド・ブルテーシュ奇譚

  • バルザック/宮下志朗 訳
  • 定価(本体680円+税)
  • ISBN:75186-9
  • 発売日:2009.9.8
  • 電子書籍あり

幻想的な味わいを持つ珠玉の短編集善人も、偽善者も、悪人もバルザックの描く人間がおもしろい

作品

90編あまりもの作品からなり、数千人の登場人物が織りなす「人間喜劇」。社会の絵巻物ともいえるこの壮大な物語群から、人間の心理を鋭く描いた短編4作を厳選、著者の批評家としての才能を示す評論1編も収録。


内容

妻の不貞に気づいた貴族の起こす猟奇的な事件を描いた表題作、黄金に取り憑かれた男の生涯を追う「ファチーノ・カーネ」、旅先で意気投合した男の遺品を恋人に届ける「ことづて」など、創作の才が横溢する短編集。ひとつひとつの物語が光源となって人間社会を照らし出す!


収録作品
  • グランド・ブルテーシュ奇譚
  • ことづて
  • ファチーノ・カーネ
  • マダム・フィルミアーニ
  • 書籍業の現状について
オノレ・ド・バルザック
[1799−1850] フランスの小説家。トゥール生まれ。8歳からの6年間、寄宿学校に入れられる。17歳で代訴人の事務所に見習いとして入り、パリ大学法学部に通う。このころから文学者を志し、20歳のころパリ市内の屋根裏部屋に住んで小説を執筆し始める。人間を観察し、その心理を精密に描きつつ、社会全体をも映し出す長短編小説を次々に生み出し、巨大な作品群によってフランス社会そのものを表す「人間喜劇」を形成していく。旺盛な執筆活動の他に、年上の貴婦人たちと数々の浮き名を流したことでも知られる。主な長編に『谷間の百合』『幻滅』『ゴリオ爺さん』など。
[訳者]宮下志朗
1947年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。フランス文学者。ラブレー、モンテーニュ、ゾラ、バルザックなど、幅広いフランス文学を研究。著書に『読書の首都パリ』『本を読むデモクラシー−"読者大衆"の出現』など。訳書に『初期名作集−ゾラ。セレクション』、『ガルガンチュアとパンタグリュエル』(ラブレー)、『エセー』(モンテーニュ)、『金融小説名篇集−バルザック「人間喜劇」セレクション』ほか多数。
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