アレクサンドル・デュマ Alexandre Dumas

  • 生年:1802年
  • 没年:1870年
19世紀フランスの代表的作家。パリ近郊に生まれ、劇作家になること を夢見てパリへ。シャルル・ノディエに才能を見出され、ユゴー、ミュッセらと交流。1829年に上演された散文劇『アンリ三世とその宮廷」などで人気を確立。その後小説 『三銃士』、『モンテ・クリスト伯(巌窟王)』、『王妃マルゴ』なども大成功を収め、生涯500を超える作品を送り出した。豪快なまでの浪費と放蕩、『料理大辞典』を著した美食家としても知られる。『椿姫』の作者となった息子がデュマ・フィス(息子デュマの意)と呼ばれるのに対し、デュマ・ペール(父デュマ、大デュマ)と呼ばれる。
 アレクサンドル・デュマ