ドイツ啓蒙主義を代表する劇作家・批評家・思想家。フランスの古典主義を脱し、シェイクスピアをドイツに根づかせるなどして、レッシング以降のドイツの演劇と文学の方向を決定した。美学論文 『ラオコーン」、喜劇『ミナ・フォン・バルンヘルム」、『ハンブルク演劇論』、悲劇『エミーリア・ガロッティ』など。劇詩『賢者ナータン」は、聖書を最終審とするルター正統派の牧師ゲツェとの宗教論争(フラグメント論争)が過熱して、宗教関係の出版を禁止されたので、レッシングが論争の続編として自分の思想を書き込んだ戯曲。
『賢者ナータン』 ( レッシング )
これから出る本(2023年4月・5月)
3月新刊『転落』(カミュ/前山悠 訳)を発売しました。
第五回須賀敦子翻訳賞、齋藤ゆかりさんがシローネ『フォンタマーラ』で受賞!
カミュ『転落』、前山悠さんによる「訳者まえがき」を発売前に全文公開!
【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#88 作者自身の“内的自画像”ともいえる、一人の青年が語る「偶然の家族」の物語 ドストエフスキー『未成年』の魅力 訳者・亀山郁夫さんを迎えて 3月24日(金)開催