ゴットホルト・エフライム・レッシング Gotthold Ephraim Lessing

  • 生年:1729年
  • 没年:1781年

ドイツ啓蒙主義を代表する劇作家・批評家・思想家。フランスの古典主義を脱し、シェイクスピアをドイツに根づかせるなどして、レッシング以降のドイツの演劇と文学の方向を決定した。美学論文 『ラオコーン」、喜劇『ミナ・フォン・バルンヘルム」、『ハンブルク演劇論』、悲劇『エミーリア・ガロッティ』など。劇詩『賢者ナータン」は、聖書を最終審とするルター正統派の牧師ゲツェとの宗教論争(フラグメント論争)が過熱して、宗教関係の出版を禁止されたので、レッシングが論争の続編として自分の思想を書き込んだ戯曲。

ゴットホルト・エフライム・レッシング