ホルヘ・マリオ・ペドロ・バルガス・ジョサ Jorge Mario Pedro Vargas Llosa

  • 生年:1936年

ペルーの小説家。1959年に短編集『ボスたち』でデビュー。長編デビュー作であり、10代のうち2年間を過ごしたレオンシオ・プラド軍人学校での経験をもとに書いた『街と犬たち』(1963)によってビブリオテカ・ブレベ賞を受賞し、その世界的成功がラテンアメリカ文学ブームの嚆矢となる。その後も精力的に作品を発表し続け、代表的な長編小説として『緑の家』(1966)、『ラ・カテドラルでの対話』(1969)、『世界終末戦争』(1981)、『チボの狂宴』(2000) があるほか、文学評論集として『ガルシア・マルケス』(1971)、『果てしなき饗宴』 (1975)や『嘘から出たまこと』(1990)、回想録・自伝『水を得た魚』(1993)なども執筆。近年も作品を発表し続けている。2010年にはノーベル文学賞を受賞。

ホルヘ・マリオ・ペドロ・バルガス・ジョサ