小説家。出身地のレンベルクは当時オーストリア帝国領で、現在はウクライナのリヴィウ。大学講師や文芸誌の編集をしながら小説を書き、中・東欧文学の旗手として注目された。1870年には奴隷契約を結んだ女性との交際経験をもとにした『毛皮を着たヴィーナス』を発表し、その後は作家業に専念。存命中の'86年に、精神医学者クラフト=エビングが著書『性的精神病理』のなかで「マゾヒズム」の項目を立てている。ほかの著書に『残酷な女たち』『魂を漁る女』など。
『毛皮を着たヴィーナス』 ( ザッハー=マゾッホ )
【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#91 稀代のプレイボーイ、世之介の飽くなき好色生活が大ベストセラーに! 『好色一代男』の訳者・中嶋隆さんを迎えて 6月28日(水)開催
これから出る本(2023年6月・7月)
5月新刊『ヴェーロチカ/六号室 チェーホフ傑作選』(チェーホフ/浦雅春 訳)を発売しました。
紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会 #90 【特別編】 面白い本の見つけ方──そして読み方──教えます 『編集者の読書論』著者・駒井稔さんを迎えて 5月31日(水)開催
『好色一代男』を面白く読むために! 廓の応用問題を(少し)公開!