2015.02.10

〜10代から出会う翻訳文学案内〜<新・世界文学入門>「沼野教授と読む世界の日本、日本の世界」series4 第四回のゲストは翻訳家の岸本佐知子さん

東京大学教授・沼野充義先生をホストとして、〈世界文学〉という新しい視点から読書の提案を行ってきた連続トーク・イベント<新・世界文学入門>。過去三回のシリーズは、一回目が『世界は文学でできている』、二回目は『やっぱり世界は文学でできている』(いずれも沼野充義編著、光文社刊)として書籍化されました。三回目はただいま準備が進んでいます。

四回目となる今シリーズは「文学のなかの子ども」をメイン・テーマとして行い、これまで池澤夏樹さん、小川洋子さん、青山 南さんをお迎えしました。第四回のゲストは岸本佐知子さんをお迎えして2月28日(土)に開催します。ぜひ足をお運びください。

〜10代から出会う翻訳文学案内〜
<新・世界文学入門>「沼野教授と読む世界の日本、日本の世界」series4 
第四回「文学のなかの子ども」Vol.3
  あなたの中の「子ども」に捧げる 子どもの文学の「気になる部分」
《ゲスト》岸本佐知子さん(翻訳家)
《ホスト》沼野充義さん(文芸評論家、翻訳家、東京大学教授)
《日時》 2月28日(土)14:00~16:00
《会場》新宿・安与ホール
【申込方法】参加費無料
下記ページからお申込みください。先着順にて参加者募集中です。
一般財団法人 出版文化産業振興財団(JPIC)お申し込みページ
【お問い合わせ】一般財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)
Email:info@jpic.or.jp TEL: 03-5211-7282(平日10:00〜17:00)
主催:一般財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)
協力:東京大学文学部現代文芸論研究室 一般財団法人光文文化財団
協賛:株式会社光文社
*子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)助成活動
[プロフィール]
ホスト/沼野充義さん
1954年生まれ。文芸評論家。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授(現代文芸論・スラヴ語スラヴ文学研究室)。専門はロシア・ポーランド文学。著書に『屋根の上のバイリンガル』、『W文学の世紀へ』、『徹夜の塊 亡命文学論』(サントリー学芸賞)、『ユートピア文学論』(読売文学賞)、『世界文学から/世界文学へ 文芸時評の塊1993-2011』『世界は文学でできている-対話で学ぶ<世界文学>連続講義』1〜2(編著)、訳書にシンボルスカ『終わりと始まり』、ブロツキイ『私人―ノーベル賞受賞講演』、レム『ソラリス』、ナボコフ『賜物』、チェーホフ『新訳 チェーホフ短篇集』、『かもめ』など。海外文学の紹介に加え、日本文学の海外への紹介にも積極的に取り組んでいる。
ゲスト/岸本佐知子さん
翻訳家、エッセイスト。著書に『気になる部分』、訳書にニコルソン・ベイカーの『もしもし』、ショーン・タンの『遠い町から来た話』、編訳に『恋愛小説家』など。

『世界は文学でできている 対話で学ぶ<世界文学>連続講義

  • 沼野充義 (編著) リービ英雄/平野啓一郎/ロバート キャンベル/
    飯野友幸/亀山郁夫
  • 定価(本体1,700円+税)
  • 発売日:2012.1.17
  • 電子書籍あり
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『やっぱり世界は文学でできている 対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義2

  • 沼野充義(編著) 亀山郁夫/野崎 歓/都甲幸治/綿矢りさ/
    楊逸/多和田葉子
  • 定価(本体1,800円+税)
  • 発売日:2013.11.15
  • 電子書籍あり