2020.02.01

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#61「世界中の女子に150年間愛読される名作、オルコット『若草物語』の魅力」訳者・麻生九美さんを迎えて

今月の紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会は大変残念ですが中止いたします。麻生九美さんの読書会は、あらたに日程を決めて開催しますので、どうぞよろしくお願いします。

麻生九美さん『若草物語』はメグ、ジョー、ベス、エイミーの、感性豊かで個性的な四姉妹と、南北戦争に従軍する父親に代わり家を守る堅実な母親との1年間の物語。隣家のローレンス氏や少年ローリーらとの交流を通して大人に近づいていく少女たちを描いた本書は、1868年に初版が刊行されるや瞬く間にベストセラーとなり、以来女性を中心に愛読されてきました。日本でも1906年に初めて翻訳され、以後これまで何度も翻訳されています。

また、映画化・ドラマ化・アニメ化などの例は数知れず、今年も、次女ジョーの視点から物語を描き直した映画『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/若草物語』がアカデミー賞にノミネートされるなど話題となっています。

この作品が150年以上もの長い間、世界中で愛されているのはどうしてなのでしょうか。今回の読書会では、本作を新訳された麻生九美さんをお招きし、著者ルイーザ・メイ・オルコットの人生も紹介していただきながら、本作の魅力や読みどころについてたっぷり語っていただきます。

(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session) #61
「世界中の女子に150年間愛読される名作、オルコット『若草物語』の魅力」 訳者・麻生九美さんを迎えて
《日時》2020年2月26日(水)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 9階イベントスペース
《定員》50名
《参加費》無料
《参加方法》2月1日(土)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:紀伊國屋書店新宿本店2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。
※19:30以降の入場はお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
詳しくは 紀伊國屋書店新宿本店ウェブサイトをご覧ください
[麻生九美さんプロフィール]
東京都生まれ。翻訳家。早稲田大学卒業。訳書に、『ナージャ わが道をゆく』(サレルノ=ソネンバーグ)、『ナマズ入江の大洪水』(バーマン)、『アベルの島』(スタイグ)、『永遠の少年少女――アンデルセンからハリー・ポッターまで』(ルーリー)、『フェルトリネッリ――イタリアの革命的出版社』(カルロ・フェルトリネッリ)、『パブリッシャー――出版に恋をした男』(マシュラー)など多数。
麻生九美さんのプロフィール詳細(古典新訳文庫での訳書一覧)