2020.04.15

これから出る本(2020年5月・6月)

《2020年5月刊》
『戦争と平和2』(トルストイ/望月哲男訳)

1805年アウステルリッツの会戦でフランス軍に敗れ、負傷し行方不明になっていたアンドレイが戻った夜、妻リーザは男子を出産するのだが……。一方、ピエールは妻エレーヌの不貞への疑念からドーロホフに決闘を申し込むのだった。(全6巻)

『みずうみ/三色すみれ/人形使いのポーレ』(シュトルム/松永美穂訳)

将来結婚するものと考えていた幼なじみとのはかない恋とその後日を回想する代表作(「みずうみ」)ほか、「三色すみれ」「人形使いのポーレ」を収録。若き日の甘く切ない経験を繊細な心理描写で綴ったシュトルムの傑作短編集。


《2020年6月刊》
『ほら吹き男爵の冒険』(ビュルガー/酒寄進一訳)

東西南北、海や地底、そして月世界にまでも……。かのミュンヒハウゼン男爵はいかにして、世界各地を旅し、八面六臂、英雄的な活躍をするに至ったのか。その奇妙奇天烈な体験が、彼自身の口から語られる! 有名なドレの挿画もすべて収録。

『消えた心臓/マグヌス伯爵 好古家の怪談集』(M・R・ジェイムズ/南條竹則訳)