2020.11.09

【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#62 「歳月を経るごとに初恋は鮮やかに蘇る。シュトルム『みずうみ/三色すみれ/人形使いのポーレ』の魅力」訳者・松永美穂さんを迎えて

松永美穂さん

あなたの初恋はどんな恋物語でしたか? 歳月を経るごとに鮮やかに蘇る、そんな初恋の後日を好対照に描いた「みずうみ」と「人形使いのポーレ」。「みずうみ」は、将来結婚するものと考えていた幼なじみとのかなわなかった恋とその後日を主人公が回想するシュトルムの代表作です。一方の「人形使いのポーレ」は、見習い先の親方が、少年の頃、旅芸人一座にいた少女との出会いと別れ、大人になってからの思いがけない再会と顛末を語る物語です。もう1作は継母と前妻の娘との心の揺れを描いた「三色すみれ」。今回の読書会では訳者の松永美穂さんをお招きし、繊細な心理描写と叙情あふれる繊細な作風で多くの読者の共感を得、ある世代からは絶大な、そして今も根強い人気を誇るシュトルムの3作品の魅力についてたっぷりと語っていただきます。

(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session) #62
「歳月を経るごとに初恋は鮮やかに蘇る。シュトルム『みずうみ/三色すみれ/人形使いのポーレ』の魅力」訳者・松永美穂さんを迎えて
『みずうみ/三色すみれ/人形使いのポーレ』(シュトルム/松永美穂訳)
《日時》2020年11月30日(月)18:30~20:00
《会場》Zoom(オンライン)※IDとパスワードを当日までにメールでご連絡します。
《参加費》無料
《参加方法》2020年11月9日(月)10:00~11月24日(火)23:59の間、紀伊國屋書店ウェブストアにて、参加お申し込みを承ります。応募人数が予定を超えた時点で締切とさせていただきますのでご了承くださいませ。 ※11月26日(木)以降、ご案内メールを配信いたします。
お申し込みについて、詳しくは 紀伊國屋書店ウェブサイトをご覧ください
[松永美穂さんプロフィール]
東京大学大学院人文社会研究科博士課程満期単位取得。早稲田大学教授。訳書に『車輪の下で』(ヘッセ)、『朗読者』『逃げてゆく愛』(シュリンク)、『マルカの長い旅』(プレスラー)、『リスとお月さま』(メッシェンモーザー)、『マグノリアの眠り』(バロンスキー)などがある。
松永美穂さんのプロフィール詳細(古典新訳文庫での訳書一覧)