2022.05.11

これから出る本(2022年6月・7月)

《2022年6月刊》
『街と犬たち』(バルガス・ジョサ/寺尾隆吉訳)

厳格な規律に支配されつつも不埒な行いが横行するレオンシオ・プラド軍人学校。試験問題盗難の発覚と密告が、寄宿生の少年たちのいびつな連帯に変化をもたらしていき......。ラテンアメリカ文学ブームの幕開けを告げた、著者の出世作。

『未成年2』(ドストエフスキー/亀山郁夫訳)

「ロスチャイルドになる」野望を抱くアルカージーだが、友人に託された手紙をめぐり、実父ヴェルシーロフや、カテリーナ・アフマーコワとの関係が微妙に変化していく。そしてルーレット賭博にのめり込んでいくさなか、ある事件が発生する......。

《7月刊》
『田舎医者/断食芸人/流刑地で』(カフカ/丘沢静也訳)

『アルハンブラ物語』(W・アーヴィング/齊藤昇訳)

《続刊》
『毛皮を着たヴィーナス』(マゾッホ/許 光俊 訳)

夢見がちな青年ゼヴェリンは美しい寡婦ヴァンダに魅了され、彼女に女王としての理想の女性像を求めていく。そして奴隷となる契約まで結び、彼女による残酷な扱いにその身を委ねていくが......。かの「マゾヒズム」の由来となった著者の代表作。