2023.04.04

「光文社古典新訳文庫ベスト・セレクション for Teens」好評発売中!

2022年9月には創刊16周年を迎えて“16歳”となった光文社古典新訳文庫。同年代の10代に向けてつくったのが、300を超えるラインナップの中からはじめて触れるにふさわしい名作を厳選した20冊収録のボックスセット「光文社古典新訳文庫ベスト・セレクション for Teens」です。

やりたいことのたくさんある10代ですが、本のある生活に親しみ、「名作を友に、名作とともに」成長していってほしいという願いを込めています。多様性と寛容さがますます求められている時代にあって、時空を超えて支持されてきた古典に出会い、その魅力を分かち合う新しい読者となってもらえるなら嬉しく思います。

中学生・高校生のご両親、祖父母様からの入学プレゼントにも最適。20冊がきっちり収まるセット用ボックスと特典小冊子付きです。小冊子には、セット収録作品の紹介や、16名の本とかかわる人たちにアンケートを実施し、古典との付き合い方(古典読書歴・これから読みたい古典など)を聞きました。読み応えたっぷりの読書ガイドです!

「光文社古典新訳文庫ベスト・セレクション for Teens」は 「kokodeブックス」 にて販売中です。

光文社古典新訳文庫 ベスト・セレクション for Teens

光文社古典新訳文庫 ベスト・セレクション for Teens

〈特典〉 セット用BOX 解説小冊子付(32P)
〈セット〉 18タイトル全20冊
〈定価〉 17,595円(本体15,995 円+税)
〈ISBN〉 978-4-334-75071-8
  kokodeブックス

光文社古典新訳文庫 ベスト・セレクション for Teens 解説小冊子

〈小冊子アンケート回答者〉

あさのあつこ(小説家)/伊東楓(元TBSアナウンサー、絵本作家)/小川洋子(小説家)/亀山郁夫(ロシア文学者)/斎藤幸平(経済思想家)/佐渡島庸平(コルク代表、編集者)/田中優子(法政大学総長)/谷川俊太郎(詩人)/中条省平(フランス文学者)/辻村深月(小説家)/辻山良雄(本屋Title店主)/出口治明(立命館アジア太平洋大学学長)/中島岳志(政治学者)/野崎歓(フランス文学者)/蜂飼耳(詩人、翻訳家)/松永美穂(ドイツ文学者) ※50音順、敬称略


〈収録作品〉
リア王『リア王』(シェイクスピア/安西徹雄訳)
車輪の下で 『車輪の下で』(ヘッセ/松永美穂訳)
ちいさな王子 『ちいさな王子』(サン=テグジュペリ/野崎歓訳)
飛ぶ教室 『飛ぶ教室』(ケストナー/丘沢静也訳)
黒猫/モルグ街の殺人 『黒猫/モルグ街の殺人』(ポー/小川高義訳)
ロビンソン・クルーソー 『ロビンソン・クルーソー』(デフォー/唐戸信嘉訳)
秘密の花園 『秘密の花園』(バーネット/土屋京子訳)
1ドルの価値/賢者の贈り物 他21篇 『1ドルの価値/賢者の贈り物 他21篇』(О・ヘンリー/芹澤恵訳)
若草物語 『若草物語』(オルコット/麻生九美訳)
崩れゆく絆 『崩れゆく絆』(アチェベ/粟飯原文子訳)
虫めづる姫君 堤中納言物語 『虫めづる姫君 堤中納言物語』(作者未詳/蜂飼耳訳)
変身/掟の前で 『変身/掟の前で』(カフカ/丘沢静也訳)
老人と海 『老人と海』(ヘミングウェイ/小川高義訳)
フランケンシュタイン 『フランケンシュタイン』(シェリー/小林章夫訳)
ヒューマン・コメディ 『ヒューマン・コメディ』(サローヤン/小川敏子訳)
オリエント急行殺人事件 『オリエント急行殺人事件』(アガサ・クリスティ/安原和見訳)
怪談 『怪談』(ラフカディオ・ハーン/南條竹則訳)
罪と罰 『罪と罰』〔全3巻〕(ドストエフスキー/亀山郁夫訳)