2024.02.19

【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#99 はかない今を恋に賭ける女たちの個性豊かな五つの物語。『好色五人女』のリアルが現代に刺さる⁉ 訳者・田中貴子さんを迎えて

『好色五人女』 井原西鶴/田中貴子訳駆け落ち、心中、不義密通……。瞬間的に燃え上がる恋には何かと世間の厄介ごとがつきまとうもので……。時は江戸時代。“お夏清十郎”や“八百屋お七”など、当時実際に起こった事件をモデルに西鶴が創り上げた極上のエンタメ小説五作、『好色五人女』を今回取り上げます。性愛と「義」をめぐる物語から、はかない今を恋に賭ける五人の女たちにリアルな姿が浮かびあがります。それぞれの女性たちの恋の結末は?

新訳するにあたり訳者の田中さんは、西鶴のスピーディでユーモラスな語りの面白みを反映させるべく、目の前で現代の噺家が落語の人情話を語っているような文体を選びました。想定した語り手は、「少し頑固で頭が固く、しかし好奇心旺盛で情にあついおじさん」。噺家の口調を駆使した臨場感たっぷりな新訳です。

今回の読書会では訳者の田中貴子さんをお迎えして、この「傑作恋愛短編集」である『好色五人女』の魅力と読みどころを、また訳文の工夫についても語っていただきます。

(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会 #99
はかない今を恋に賭ける女たちの個性豊かな五つの物語。『好色五人女』のリアルが現代に刺さる⁉ 訳者・田中貴子さんを迎えて
『好色五人女』 井原西鶴/田中貴子訳
《日時》2024年3月27日(水)19:00~20:30
《会場》Zoom(オンライン)
《参加費》無料
《参加方法》2024年2月19日(月)~2024年3月27日(水)19:00の間、紀伊國屋書店ウェブストアにて、参加お申し込みを承ります。 ※ご案内メールを当日までにメールでご連絡します。
お申し込みについて、詳しくは 紀伊國屋書店ウェブサイトをご覧ください
[田中貴子(たなか・たかこ)さんプロフィール]
1960年、京都府生まれ。日本文学研究者(中世)。甲南大学教授。1988年、広島大学大学院文学研究科修了。博士(日本文学)。著書に『「渓嵐拾葉集」の世界』『外法と愛法の世界』『日本〈聖女〉論序説 斎宮・女神・中将姫』『鏡花と怪異』『いちにち、古典 〈とき〉をめぐる日本文学誌』など多数。
田中貴子さんのプロフィール詳細(光文社古典新訳文庫での訳書一覧)
[駒井稔(こまい・みのる)さんプロフィール]
1956年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。’79年光文社入社。広告部勤務を経て、’81年「週刊宝石」創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。’97年に翻訳編集部に異動。2004 年に編集長。2年の準備期間を経て’06年9月に古典新訳文庫を創刊。10年にわたり編集長を務めた。著書に『いま、息をしている言葉で。――「光文社古典新訳文庫」誕生秘話』(而立書房)、『文学こそ最高の教養である』『編集者の読書論』(光文社新書)、『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』(書肆侃侃房)がある。