だらだら走り、のんびり泳ぐ。がんばらないスポーツを続けて30年。「結果ではなく,プロセスなのだ」。ちょっと気持ちのいい運動習慣病から贈られた、小さな幸せへのヒント。からだという「大きな理性」によって書かれた反哲学的エッセイです。
愚直な思いか?罠か?粋な駆け引きか?略奪愛、ダブル不倫、遠距離恋愛、援助交際。恋の渦中で身を焦がし、巧みに駆使したレトリックを分析、世界を揺るがせた恋文と名作誕生秘話。
中山元新訳の『資本論 第1巻』の第2分冊は、第3篇「絶対的増殖価値の生産」の第5章「労働過程と価値の増殖過程」から第9章「増殖価値率と増殖価値量」、第4篇「相対的増殖価値の生産」の第10章「相対的増殖価値という概念について」から第12章「分業とマニュファクチュア」までを収録。
中国返還前の香港を舞台に、虚実ないまぜの歴史と地理を織りあげることで「もう一つの香港」を創出する長篇「地図集」のほか、ボルヘスやカルヴィーノの衣鉢を継ぐ作家のオリジナル作品集。
13歳の少年が死と向き合い、真実の愛を手に入れるまでを描いた、イギリス発のベストセラー小説。