2013.03.26
武田千香さん、松永美穂さん、森田成也さんの新刊のお知らせ
ブラジル最大の文豪マシャード・ジ・アシスの最高傑作『ブラス・クーバスの死後の回想』を読む──。批評家スーザン・ソンタグが「19世紀の主要な作家の一人であり、ラテンアメリカ最高の作家だ」と評したブラジルの文豪マシャード・ジ・アシス。著者は、彼の最高傑作『ブラス・クーバスの死後の回想』を独自の視点で縦横に読み解き、ブラジル世界の本質を探究する。物語世界の細部に目を凝らしながら、西洋にして、非・西洋でもある「ブラジル」を、人・社会・文化という観点から考察する独創的な一書。
シーズンオフのリゾート地で出会った男女。人里離れた場所に住む人気女性作家とのその夫。連れ立って音楽フェスティバルに出かける父と息子。死を意識し始めた老女と、かつての恋人―。ふとしたはずみに小さな嘘が明らかになるとき、秘められた思いがあふれ出し、人と人との関係ががらりと様相を変える。ベストセラー『朗読者』の著者による10年ぶりの短篇集。
なぜグローバル資本主義は経済危機から逃れられないのか? この資本の動きの〈謎〉を説き明かし、恐慌研究に歴史的一頁を加えた世界的ベストセラー!世界の経済書ベスト5(2011年度Guardian紙)。12カ国で翻訳刊行。