2026.03.06

【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#119 ワイルドの最高傑作&大ヒット喜劇『まじめが肝心/レイディ・ウィンダミアの扇』の、ここが“笑いどころ”! 訳者・河合祥一郎さんを迎えて

河合祥一郎さん
河合祥一郎さん

作者のオスカー・ワイルドは、童話「幸福な王子」や長編小説『ドリアン・グレイの肖像』、フランス語で書いた世紀末耽美主義の傑作戯曲『サロメ』など、さまざまなジャンルで名作を残しましたが、キャリアの最終段階で成功の絶頂期にあったのが喜劇作家としての活躍でした。今回取り上げるのは、その彼の傑作喜劇2作品です。

二人の仲の良い紳士がお互いに牽制し合いながら、それぞれの恋を進展させようとするが、あるところから辻褄が合わずに……(「まじめが肝心」)。夫の不倫を疑う妻に対し、夫が妻の誕生日祝いの舞踏会にその相手と疑われている女性を招待しようとして……(「レイディ・ウィンダミアの扇」)。2作品とも話のこじれ具合とオチが素晴らしい傑作ですが、とくに「まじめが肝心」は、洒落ていてノンセンス、気取っていてユーモアに富んでいて、これぞイギリス喜劇といえる、いまも大人気の作品です。新訳では本邦初のノーカット「完全版四幕もの」として訳出し、さらにワイルド自身の加筆修正が見えるレイアウトと訳注で、テキレジも味わえるようになっています。

今回は、翻訳だけでなく演出もされるなど演劇シーンで活躍される河合祥一郎さんをお迎えして、ワイルド喜劇の魅力、その笑いの魅力について存分に語っていただきます。

(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#119
ワイルドの最高傑作&大ヒット喜劇『まじめが肝心/レイディ・ウィンダミアの扇』の、ここが“笑いどころ”!
訳者・河合祥一郎さんを迎えて
『まじめが肝心/レイディ・ウィンダミアの扇』ワイルド/河合祥一郎訳
《日時》2026年3月24日(火)19:00~20:30
《会場》Zoom(オンライン)
《参加費》無料
《参加方法》2026年3月6日(金)~2026年3月24日(火)19:00の間、紀伊國屋書店ウェブストアにて、参加お申し込みを承ります。
お申し込みについて、詳しくは 紀伊國屋書店ウェブサイトをご覧ください
[河合祥一郎(かわい・しょういちろう)さんプロフィール]
東京大学教授。著書に『ハムレットは太っていた!』『シェイクスピアの正体』ほか多数。主な訳書に『ハムレット』(シェイクスピア)ほか、『不思議の国のアリス』(キャロル)、『オイディプス王』(ソポクレス)、『人間のしがらみ』(モーム)、『新訳 サロメ』『新訳 ドリアン・グレイの肖像』(ワイルド)などがある。
河合祥一郎さんのプロフィール詳細(光文社古典新訳文庫での訳書一覧)
[駒井稔(こまい・みのる)さんプロフィール]
1956年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。’79年光文社入社。広告部勤務を経て、’81年「週刊宝石」創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。’97年に翻訳編集部に異動。2004 年に編集長。2年の準備期間を経て’06年9月に古典新訳文庫を創刊。10年にわたり編集長を務めた。著書に『いま、息をしている言葉で。――「光文社古典新訳文庫」誕生秘話』(而立書房)、『文学こそ最高の教養である』『編集者の読書論』(光文社新書)、『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』(書肆侃侃房)がある。