チェコのプラハ生まれ。父母はユダヤ人。法学博士号を取得後、労働者傷害保険協会に勤め、サラリーマン生活を送りながら執筆を続ける。生前はほとんど無名で、出版された作品もごくわずか。その作品は、何が書かれているか細部はクリアだが、全体としてどういう意味なのか、さまざまな解釈を呼ぶ。1917年に結核と診断され、’24年死去。作品の大部分は、死後、親友マックス・ブロートの編集によって出版され、世界的な評価を得る。代表作としては短編『判決』『変身』、未完の小説 『訴訟』『城』など。
『田舎医者/断食芸人/流刑地で』 ( カフカ )
『訴訟』 ( カフカ )
『変身/掟の前で 他2編』 ( カフカ )
これから出る本(2023年4月・5月)
3月新刊『転落』(カミュ/前山悠 訳)を発売しました。
第五回須賀敦子翻訳賞、齋藤ゆかりさんがシローネ『フォンタマーラ』で受賞!
カミュ『転落』、前山悠さんによる「訳者まえがき」を発売前に全文公開!
【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#88 作者自身の“内的自画像”ともいえる、一人の青年が語る「偶然の家族」の物語 ドストエフスキー『未成年』の魅力 訳者・亀山郁夫さんを迎えて 3月24日(金)開催