2022.05.09

【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#79 なぜ人は感情の犠牲となりながら生きるのか?モーム『人間のしがらみ』に描かれる人生の“真実” 訳者・河合祥一郎さんを迎えて

河合祥一郎さん

光文社古典新訳文庫から2月に刊行した『人間のしがらみ』はこれまで『人間の絆』と訳されてきた英国の文豪サマセット・モームによる自伝的長編小説です。ご覧になればわかる通り、タイトルまで“新訳”をした本作。「絆」から「しがらみ」へと変わると、随分印象が違ってくるのではないでしょうか。

『人間のしがらみ』の主人公フィリップは、幼くして両親を亡くし、伯父伯母夫婦のもとに預けられます。外国生活に憧れてハイデルベルクへ、芸術家になることを夢見てパリへと留学したり、就職するべくロンドンへ戻ってきたりと、理想と現実の狭間をもがき進むフィリップ。様々な出会いがあり、そしてその出会いに翻弄されていきます。自分を愛してくれない人への執着をはじめとして、フィリップが理性的に行動することのできない様はまさに「しがらみ」に陥っている状態。そんなフィリップがままならない人生のなかで見つけた“真実”とは……?

今回の読書会では、『人間のしがらみ』の新訳を手掛けられた河合祥一郎さんをお迎えし、モームが「しがらみ」を通して描こうとしたこと、またモームの創作者としての技量の高さなど、この作品の魅力を語って頂きます。

(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)

 

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会 #79
なぜ人は感情の犠牲となりながら生きるのか?モーム『人間のしがらみ』に描かれる人生の“真実” 
訳者・河合祥一郎さんを迎えて
『人間のしがらみ(上)』モーム/河合祥一郎『人間のしがらみ(下)』モーム/河合祥一郎《日時》2022年5月24日(火)18:30~20:00
《会場》Zoom(オンライン)
《参加費》無料
《参加方法》2022年5月9日(月)~5月24日(火)18:30の間、紀伊國屋書店ウェブストアにて、参加お申し込みを承ります。応募人数が予定を超えた時点で締切とさせていただきますのでご了承くださいませ。 ※ご案内メールを当日までにメールでご連絡します。メール配信日:5月17日・24日の2回
お申し込みについて、詳しくは 紀伊國屋書店ウェブサイトをご覧ください
[河合祥一郎(かわい・しょういちろう)さんプロフィール]
1960年生まれ。東京大学教授。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。著書に『ハムレットは太っていた!』(第23回 サントリー学芸賞受賞)『シェイクスピアの正体』ほか多数。主な訳書に『ハムレット』(シェイクスピア)ほか、『不思議の国のアリス』(キャロル)、『新訳ナルニア国物語』シリーズ(C・S・ルイス)、『オイディプス王』(ソポクレス)などがある。
河合祥一郎さんのプロフィール詳細(光文社古典新訳文庫での訳書一覧)
[駒井稔(こまい・みのる)さんプロフィール]
1956年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。’79年光文社入社。広告部勤務を経て、’81 年「週刊宝石」創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。’97 年に翻訳編集部に異動。2004 年に編集長。2 年の準備期間を経て’06 年9 月に古典新訳文庫を創刊。10 年にわたり編集長を務めた。著書に『いま、息をしている言葉で。――「光文社古典新訳文庫」誕生秘話』(而立書房)、『文学こそ最高の教養である』(光文社新書)、『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』(書肆侃侃房)がある。