『寄宿生テルレスの混乱』(ムージル/丘沢静也 訳) - 光文社古典新訳文庫


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寄宿生テルレスの混乱

寄宿生テルレスの混乱

  • ムージル/丘沢静也 訳
  • 定価(本体705円+税)
  • ISBN:75165-4
  • 発売日:2008.9.9
  • 電子書籍あり

いじめ、同性愛、語りえないこと 少年たちは、未知の国を体験する

作品

知性はどうやってサディズムに転じるのか。 耽美主義はどうやってテロに転じるのか。 無意識の大陸を発見した「第二のコロンブス」ムージルが、クールに描いたボーイズラブの古典。(訳者)


物語

お金を盗んだ美少年バジーニが、同級生に罰としていじめられている。傍観していたテルレスは、ある日突然、性的衝動に襲われる......。寄宿学校を舞台に、言葉ではうまく表わしきれない思春期の少年たちの、心理と意識の揺れを描いた、『特性のない男』ムージルの処女作。


ローベルト・ムージル
[1880-1942] オーストリアに生まれる。親の希望で士官になるつもりだったが、エンジニアになり、シュトゥットガルト工科大学の助手時代に処女作『寄宿生テルレスの混乱』を書きはじめる。哲学や実験心理学などを勉強し、司書や編集者として働き、第一次大戦に召集された後、本格的な作家活動に入る。後半生は、生活に困窮しながらも、20世紀文学の記念碑と呼ばれている、未完の大作『特性のない男』の完成に精力を傾けた。亡命先のスイスで、脳卒中のため死去。
[訳者]丘沢静也
1947年生まれ。ドイツ文学者。首都大学東京名誉教授。著書に『マンネリズムのすすめ』『からだの教養』『コンテキスト感覚』など。訳書に『変身/掟の前で 他2編』『訴訟』(カフカ)、『飛ぶ教室』(ケストナー)、『寄宿生テルレスの混乱』(ムージル)、『数の悪魔』(エンツェンスベルガー)、『鏡のなかの鏡』(エンデ)、『反哲学的断章』(ヴィトゲンシュタイン)など。
《関連刊行本》
『飛ぶ教室』(ケストナー/丘沢静也 訳)
『論理哲学論考』(ヴィトゲンシュタイン 丘沢静也/訳)
『訴訟』(カフカ/丘沢静也 訳)
『暦物語』(ブレヒト/丘沢静也 訳)
『寄宿生テルレスの混乱』(ムージル/丘沢静也 訳)
『変身/掟の前で 他2編』(カフカ/丘沢静也 訳)
『ツァラトゥストラ(下)』(ニーチェ/丘沢静也 訳)
『ツァラトゥストラ(上)』(ニーチェ/丘沢静也 訳)
『この人を見よ』(ニーチェ/丘沢静也 訳)
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