『白魔』(マッケン/南條竹則 訳) - 光文社古典新訳文庫


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白魔

白魔 びゃくま

  • マッケン/南條竹則 訳
  • 定価(本体629円+税)
  • ISBN:75176-0
  • 発売日:2009.2.10
  • 電子書籍あり

「白い人が、微笑みながらやって来る......」妖魔(あやかし)の森がささやき、少女を魔へ誘う

作品

ウェールズの田舎の風光や民間伝承を背景とした、魔女小説の傑作「白魔」。故郷の森を思い出し、"実在"の世界に目覚めてゆく過程を描いた「生活のかけら」。幻想怪奇小説の大家マッケンが描く幻視の世界!


内容

緑色の手帳に残された少女の手記。彼女は迷い込んだ森のなかで「白い人」に魅せられ、導かれて......。(「白魔」)平凡な毎日を送るロンドンの銀行員にウェールズの田舎の記憶が甦り、やがて"本当の自分"に覚醒していく。(「生活のかけら」)魔の世界を幻視する、珠玉の幻想怪奇短編!

収録作品
  • 白魔
  • 生活のかけら
  • 『翡翠の飾り』より
  • 薔薇園 ※
  • 妖術 ※
  • 儀式 ※
  • ※は本邦初訳
アーサー・マッケン Arthur Machen
[1863−1947] イギリスの小説家。ウェールズの田舎の村で牧師の家に生まれる。医師の試験を受けるが失敗。18歳で文筆家を志しロンドンへ上京、家庭教師や出版社の仕事をしながら貧しい生活を送る。妻となるアメリア・ホッグと出会い、その紹介でオカルト研究家のA・E・ウェイトなどと知り合う。このころから代表作となる小説を執筆し始めるが、文壇からは酷評を受ける。1899年、アメリアが亡くなると絶望から黒魔術や劇団活動へ傾倒していく。1920年代にアメリカから再評価の気運が高まるが、1947年に亡くなるまでのほとんどの人生を不遇のうちに送った。主な作品に『パンの大神』『三人の詐欺師』『夢の丘』など。
[訳者]南條竹則
東京生まれ。小説『酒仙』で第5回ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞。著書に小説『満漢全席』『あくび猫』『りえちゃんとマーおじさん』、エッセイ『恐怖の黄金時代──英国怪奇小説の巨匠たち』『ドリトル先生の英国』、主な訳書にアンソロジー『怪談の悦び』、『ねじの回転』(ジェイムズ、共訳)、『アーネスト・ダウスン作品集』、『新アラビア夜話』(スティーヴンスン、共訳)、『木曜日だった男 一つの悪夢』(チェスタトン)など。
《関連刊行本》
『秘書綺譚 ブラックウッド幻想怪奇傑作集』(ブラックウッド/南條竹則 訳)
『盗まれた細菌/初めての飛行機』(ウェルズ/南條竹則 訳)
『白魔』(マッケン/南條竹則 訳)
『木曜日だった男 一つの悪夢』(チェスタトン/南條竹則 訳)
『新アラビア夜話』(スティーヴンスン/南條竹則・坂本あおい 訳)
『天来の美酒/消えちゃった』(コッパード/南條竹則 訳)
『人間和声』(ブラックウッド/南條竹則 訳)
『不思議屋/ダイヤモンドのレンズ』(オブライエン/南條竹則 訳)
『ケンジントン公園のピーター・パン』(バリー/南條竹則 訳)
『カンタヴィルの幽霊/スフィンクス』(ワイルド/南條竹則 訳)
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