
| 物語 |
|---|
| プラトン、カント、コント、ヘーゲル、デカルトなど、自らがかかわりをもったさまざまな思想を懐疑し、点検し、省察するとともに、恩師との出会いから第一次大戦での従軍体験、自身の宗教観までを振り返りながら、自由に考えることの重要さと魅力を綴った思想的自伝。人名索引付き。 |
| 内容 |
|---|
| 曖昧な世界のゆたかさに引かれながら、そこに真実らしきものが見えてくると、そこに踏みとどまるのではなく、真実は極端なものだとおのれに言いきかせるようにして前へと思考の歩みを進める。思考の自由をつらぬき、決断の人、意志の人として現実を自由に生きたアランは、自由な人として生涯を生きぬこうとしたのだった。(訳者) |
| 目次 |
|---|
| 『わが思想の歩み』 |
| 子ども時代 |
| 青年時代 |
| ラニョー |
| 高等師範学校 |
| ロリアン |
| 政治 |
| 抽象的思考 |
| ルーアン |
| パリ |
| プラトン |
| カント |
| オーギュスト・コント |
| 薄暗がりのなかで |
| 信仰 |
| 自由 |
| 戦争 |
| 軍隊 |
| 芸術 |
| 帰還 |
| 詩人たち |
| 聴講者たち |
| 観念と年齢 |
| ヘーゲル |
| ヘーゲルとアムラン |
| もう一度ヘーゲル |
| デカルト |
| 唯物論 |
| 度量の大きさ |
| 感情 |
| 人間嫌いの拒否 |
| 神々のほうへ |
| 物語 |
| さまざまな宗教 |
| 解説 長谷川宏 |
| 年譜 |
| 訳者あとがき |
| 人名索引 |
| アラン Alain |
|---|
| [ 1868 - 1951 ] フランスの思想家。フランス各地の公立高等中学校で教師生活を送るかたわら、執筆活動を続ける。1903年、新聞で「プロポ」と題する短文の連載を始める。その後、この短文形式がの自由で柔軟な思想を表現する最適な形となった。1914年、46歳で第一次大戦に志願兵として従軍し、苛酷な戦場で『芸術の体系』を書く。1951年5月、文学国民大賞を受賞。同年6月、パリ西郊ヴェジネの自宅で死去。主な著書に『幸福論』『教育論』『文学についてのプロポ』『芸術二〇講』などがある。 |
| [訳者] 長谷川 宏 Hasegawa Hiroshi |
|---|
| 1940年島根県生まれ。東京大学文学部哲学科博士課程単位取得退学。哲学者。著書に『高校生のための哲学入門』『新しいヘーゲル』『丸山真男をどう読むか』『いまこそ読みたい哲学の名著』『生活を哲学する』『ことばをめぐる哲学の冒険』など。主な訳書に『精神現象学』『歴史哲学講義』『法哲学講義』『美学講義』(以上、ヘーゲル)、『経験と判断』(フッサール)、『芸術の体系』(アラン)などがある。 |